ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ(台車)
池田「ほいナイフ」
和歩「ナイフなんですかこれ？」
鹿野「それ結構重いやつ…」
だろうね。台車で運んでるんだから。
ちょっと持ってみるか。
ヒョイッ
和歩「…そこそこ軽くないですか？」
鹿野(化け物だ…)
池田(化け物だ。)
caramel(こういうタイプの…化けm)
今誰か居なかった…？


池田「ま、まあとりあえず。それにする？」
和歩「はい。扱いやすいので。」
浅沼「決まったー？」
和歩「決まりました。これにします」
浅沼「ヘァッマジでそれにするの！？」
和歩「？はい」
結局これになった。そんなに重いかな…？


釈迦「…じゃあ次。次が最難関かもね」
和歩「改めてこうなると怖いですね…。」
目の前には、死体がある。
あの日のメガネをかけた死体が。
釈迦「“人を殺せるか。”とりあえず死体で試してもらう。」
[斜体]おい。情報。吐いてもらってもええ？
なあ。
吐け言うてんねん。[/斜体]
あの日のシャカ夫さんが脳裏によぎる。


和歩「…っ。」
ザシュッ
釈迦「…こんなに早いと思わなかったよ、合格。」
30分ぐらいかかると思ってた、とどこか諦めがかかった声でシャカ夫さんは言った。
和歩「で、でも俺生きている人殺せる自信が…」
釈迦「慣れていくしかないと思うよ。」
和歩「…っだけど」
釈迦「俺は人殺すのが上手じゃないから潜入班なんだよ。和歩くんなら…うまくやっていけるさ」
シャカ夫さんは俺に向かって微笑んで、調合室へと戻っていった。