釈迦「…いつから居たの。」
和歩「そこの、眼鏡の人が生きている頃から。」
釈迦「そうだったかー…。よく叫ばなかったね。」
さっきの尖った関西弁が嘘のように
シャカ夫さんはいつものようにニヤッと笑って言った。


釈迦「…でも知ったまま生きて帰せないよなぁ」
しれっと恐ろしいことを言うシャカ夫さん。
釈迦「じゃあ…一個提案。あまりやりたくなかったんだけどね。」
和歩「な、何すか。」


釈迦「…俺のとこの殺し屋集団に入る？」
和歩「え…」
釈迦「いや、これしかできないの今。じゃなきゃ殺さないといけなくなるから。」
マジかー…
千春さんに目薬刺したり栃木に連れられたり、俺どんだけ振り回されるんだろ。
釈迦「意外と知ってる人いるよ。なんなら全員知ってる人。」
和歩「…じゃあ…まあ、入ります。」


釈迦「ただいま。情報吐いてくれなかった。」
鹿野「お帰りなさい…え。」
和歩「え？何で鹿野くんが」
浅沼「まっ何でこんなところに！」
和歩「あさぬまさん！？」
石田「何でいるんですか！？」
吉田「ちょっと待って。シャカ夫さん説明していただいていいですか？」


浅沼「ーなるほど。OKです。」
羽吹「じゃあ…これからよろしくね」
釈迦「ごめんね和歩くん…」
和歩「い、いや大丈夫です。」
正直全然大丈夫じゃないんだけど…。
俺、これからどうなるんだろう。