立原の妹、猟犬に溺愛されます。
●●「…ってことがあって…」
先ほど見たこと聞いたことを其の儘輝子さんに伝えた。
輝子「ほう?…其奴の顏は見たか?」
●●「いえ、私たち2人とも目が見えませんでしたので」
輝子「そうか」
鉄腸「其奴らが話していたのはフィンランド語で間違いないのだな?」
●●「ええ、しっかり聞きましたもの」
と其処へ、黙って考えるような表情をしていた条野さんが云った。
条野「…彼の声…聞いた事が有る気がします。然も、元犯罪者で釈放された身だったような」
道造「え?」
●●「外国人…かも知れない者の協力者になったと云う事でしょうか?彼らは『物事は計画通りに』とか云ってましたし、あからさまに何か企てているようでしたけど」
輝子「そうじゃのう…」
●●「輝子さんが『学校裏が怪しい』とか云ってるのホントだったんですね」
輝子「…●●お主信じてなかったのか」
●●「[小文字]すみません[/小文字]」
鉄腸「そう云えば」
皆が鉄腸さんに注目する。
鉄腸「探偵社も同じ事項を追っていると聞いた気がするぞ」
●●「其の情報何処から仕入れてくるんですか」
道造「探偵社が?」
●●「兄さま無視ですか」
輝子「うーむ…探偵社、か。…」
輝子さんは考え込むような表情になった。
●●「…じゃあ今回は協力しては如何です?探偵社と」
輝子「協力、とな。まあ其れもひとつの案じゃのぅ。よし、●●。頼みに行ってくれ!お主の発案じゃ!」
●●「はぇ!?わ、私ですか!?」
条野「●●が行くのが妥当じゃないでしょうか。行ってきなさい、副隊長の命令ですし。其れに●●、貴方まだ探偵社の人と会ったことはないのでしょう?」
●●「…そうですね、行ってみます。では今からでも」
輝子「うむ、善かろう」
鉄腸「俺も一緒に行ってくる。●●ひとりじゃ危ないかもしれぬのでな」
条野「何を云ってるんですか、[漢字]貴[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]方[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]が[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]危険なのですよ。茹で卵を殻ごと食べるような方ですしね」
鉄腸「?」
●●「じょ、条野さんそんなこと云わずに、、ね?鉄腸さんは純粋な戦闘能力だけでは軍一なのですから、居てくれれば安心ですよ?」
条野「まあそうですが…●●、気を付けてくださいね」
●●「有難う御座います。では兄さま、輝子さん、行ってきますね」
道造「おう、気を付けて行ってこいよ」
輝子「そうじゃ!気を付けるのじゃぞ!」
●●「はーい」
先ほど見たこと聞いたことを其の儘輝子さんに伝えた。
輝子「ほう?…其奴の顏は見たか?」
●●「いえ、私たち2人とも目が見えませんでしたので」
輝子「そうか」
鉄腸「其奴らが話していたのはフィンランド語で間違いないのだな?」
●●「ええ、しっかり聞きましたもの」
と其処へ、黙って考えるような表情をしていた条野さんが云った。
条野「…彼の声…聞いた事が有る気がします。然も、元犯罪者で釈放された身だったような」
道造「え?」
●●「外国人…かも知れない者の協力者になったと云う事でしょうか?彼らは『物事は計画通りに』とか云ってましたし、あからさまに何か企てているようでしたけど」
輝子「そうじゃのう…」
●●「輝子さんが『学校裏が怪しい』とか云ってるのホントだったんですね」
輝子「…●●お主信じてなかったのか」
●●「[小文字]すみません[/小文字]」
鉄腸「そう云えば」
皆が鉄腸さんに注目する。
鉄腸「探偵社も同じ事項を追っていると聞いた気がするぞ」
●●「其の情報何処から仕入れてくるんですか」
道造「探偵社が?」
●●「兄さま無視ですか」
輝子「うーむ…探偵社、か。…」
輝子さんは考え込むような表情になった。
●●「…じゃあ今回は協力しては如何です?探偵社と」
輝子「協力、とな。まあ其れもひとつの案じゃのぅ。よし、●●。頼みに行ってくれ!お主の発案じゃ!」
●●「はぇ!?わ、私ですか!?」
条野「●●が行くのが妥当じゃないでしょうか。行ってきなさい、副隊長の命令ですし。其れに●●、貴方まだ探偵社の人と会ったことはないのでしょう?」
●●「…そうですね、行ってみます。では今からでも」
輝子「うむ、善かろう」
鉄腸「俺も一緒に行ってくる。●●ひとりじゃ危ないかもしれぬのでな」
条野「何を云ってるんですか、[漢字]貴[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]方[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな][漢字]が[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]危険なのですよ。茹で卵を殻ごと食べるような方ですしね」
鉄腸「?」
●●「じょ、条野さんそんなこと云わずに、、ね?鉄腸さんは純粋な戦闘能力だけでは軍一なのですから、居てくれれば安心ですよ?」
条野「まあそうですが…●●、気を付けてくださいね」
●●「有難う御座います。では兄さま、輝子さん、行ってきますね」
道造「おう、気を付けて行ってこいよ」
輝子「そうじゃ!気を付けるのじゃぞ!」
●●「はーい」
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