●●「…と云う訳でイェーイ！！夏休み！」

道造「随分いきなりだな、、」

●●「作者がサボってるんです。『早くないよ！現実ではもう直ぐ夏休みだよ！』とか云って逃げていきました」←

輝子「作者に拷問でもするべきかのう」←

条野「二人ともメタ発言はやめなさい」←

●●「まあ何でも善いんです。取り敢えず猟犬の私に休みなんて物は存在しませんから」

道造「悲しいことを云うな！！[小文字]現実だけど！[/小文字]」

輝子「仕事が厭なら儂の人形に…」

●●「其の方が厭です！」(即答)

条野「はぁ…では私と外へ行きますか？五月蝿くて疲れましたので」

●●「はい！そうしたいです！」


と云う成り行きで条野さんと外へ出た。

●●「うわっ！明るくて殆ど見えない…聴覚や嗅覚がよく働きます」

条野「そうですか…気を付けてくださいね」

●●「有難う御座います」

ん？コソコソと話す声がする。聞いたことのある声だ。

条野さんも気が付いているようだ。

条野「学校裏の路地ですね」

●●「ええ、行きましょう。直ぐ近くですから」

条野「はあぁぁぁぁ、息抜きにと外へ出て来たのに変なのに出くわすとは如何云った悪運でしょうか…」

●●はクスッと笑い、行きましょう、と駆け出した。

走り出してすぐ、声のした場所にたどり着いた。まだ声がする。

？？[小文字]「Menevätkö asiat suunnitelmien mukaan?」[/小文字]

？？[小文字]「Voi tietysti.」[/小文字]

？？[小文字]「Minun on kiire. Meidän on saatava se valmiiksi ennen kuin suunnitelmamme selviää.」[/小文字]

条野「[小文字]フィンランド語ですか[/小文字]」

●●「ええ、確かに聞き取りました。声は小さかったけど、幸い今日は耳がよく利く。彼らは恐らく斯う云っていました」

「物事は計画通りに進んでいるか？」
「ああ、勿論」
「急がなくては。俺たちの計画がバレるまでに済ませなければならない」