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二次創作
立原の妹、猟犬に溺愛されます。

#12

十話

小声でやり取りをする。

●●「こっちですね」

私たちは今、[漢字]4[/漢字][ふりがな]・[/ふりがな]人で行動している。

鉄腸さんの提案で、先日協力捜査を提案した武装探偵社の人が、二人来ているのだ。

此の人は太宰さんで、確か此の白髪の青年が中島敦さん。

道造「倉庫の傍から聞いてみるか?」

●●「そうですね」

私が言い終えるのとほとんど同時にスーツ姿の男が現れ、、4人は息を殺す。
今は夕方だが、曇っていて暗い。だから聴覚や嗅覚が利くのだ。
今来た男は心音が早く、荒い。急いできたのだろう。

だとしたら[打消し]      [/打消し]

●●「[小文字]取引相手はもう来ている[/小文字]」

太宰「え?」

●●「今来た男は心音が早い。余程急いでいないとあんな事にはならない。だから、相手を待たせていると云う事」

敦「し、心音?」

道造「●●は暗い場所や明るすぎる場所で目が見えにくくなる弱視で、目が見えにくい時は他の五感がよく働くんだ」

敦「そうなんですね…!」


??「[小文字]Oletko vihdoin tullut?[/小文字]」

??「[小文字]hyvin pahoillani,,[/小文字]」

??「[小文字]Ei, se on kunnossa. Olet yhteistyökumppanimme.[/小文字]」


●●「! 今走ってきた男、奴等の協力者…条野さんが云うには元犯罪者の…!矢張同じ者が手引きをしていたのですね…」

太宰「前にも彼の男を見かけたのかい?」

●●「ええ、初めて取引の場を見た時に居たのも同じ男です」


??「[小文字]Ja Kaoru Shinozaki, missä on paras paikka hyökätä?[/小文字]」

(其れで、篠崎薫君、攻撃するのに最適なのは何処だい?)


●●「! 篠崎薫と云う人なんですね…!?」

3人「!?」


??「[小文字]Entä ottaisit panttivankeja paikassa, jossa ihmiset kokoontuvat ja neuvoisit heitä jättämään Yokohaman?[/小文字]」

(人が沢山居る所へ行き人質を取って、横浜を空け渡せと云うのは如何でしょう?)

??「[小文字]Missä on paljon ihmisiä?[/小文字]」

(人が沢山居るのは何処だい?)

??「[小文字]Paikka, jossa on eniten ihmisiä... on koulu?[/小文字]」

(…学校、でしょうか?)

??「[小文字]Koulu! Panttivankeja on varmasti paljon![/小文字]」

(学校!人質が沢山居るはずだ!)

●●「[小文字]…どの学校か云いなさい…ッ![/小文字]」


??「[小文字]Missä on suurin koulu?[/小文字]」

(一番大きな学校は?)

??「[小文字]…Luulen, että se on ensimmäinen kauppapaikka.[/小文字]」

(一番初めの取引場所かと)


●●(! 私が潜入に行っている学校!きっと彼処だ!)ジャリッ

足を動かしたとき、砂や小石が音を立てた。

●●「! しまったッ!」

3人「!!」

??「ん?不要な虫が居るようだね?」

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2024/07/24 13:06

翡翠 ID:≫4pMLygatNXo7c
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