立原の妹、猟犬に溺愛されます。
●●「此処ですね…[漢字]叩音[/漢字][ふりがな]ノック[/ふりがな]しますよ?」
鉄腸「ああ」
コンコン、と二回ノックした。
??「はい、ご依頼ですか?」
という声と共に、少し目の垂れた茶髪の青年が戸を開けた。
●●「こんにちは。最近の事件?には未だなってないんですけど、少し話したい事が有りまして」
??「その服…猟犬の方ですか?どうぞお入りください」
●●「有難う御座います、失礼いたします」
鉄腸「失礼する」
茶髪の青年は私たち2人を探偵社の中に通し、どうぞ掛けて下さい、と椅子を示した。
●●「あの、貴方は…?」
??「ああ、ボクは谷崎です」
●●「あ、私は立原●●です…谷崎さん、実は近頃の学校裏での出来事についてなのですが」
谷崎「!、ご存じなンですね」
●●「ええ、声を聞きましたから。それで、その[打消し] [/打消し]」
??「お、谷崎君依頼かい?何についてかな?」
いきなり出てきた其の人は私の言葉を遮る様に谷崎さんに話し掛けた。
谷崎「だ、太宰さん、猟犬の方です」
谷崎さんの説明(←「猟犬の方です」)を受け、太宰さんが此方をちらりと見、私の手を握った。
●●「は?」
太宰「軍服を着せるなんて勿体ない程に、否、軍服ですら着こなす美しいお嬢さん、私と心中でもしませんか?丁度其処に善い川が…」
??「太宰!心中を申し込んでいる暇があれば仕事をしろ!」
という声と共に、眼鏡をかけた男性が太宰さんを殴る「スパアンッ!」と云う音が鳴り響いた。
太宰「痛いじゃないか、国木田君!」
国木田「『痛いじゃないか』ではない!!どれだけ俺の理想を…」
太宰「ハイハイ、で何の依頼かな?」
国木田「話を聞け!」
●●「[小文字]条野さんがいなくて良かったですね[/小文字]」
鉄腸「[小文字]ああ、そうだな[/小文字]」
●●「嗚呼、私たちの依頼…?というのは、近頃学校の裏路地で何やら取引をしている連中のことで、、、探偵社の方々も同じことについて捜査していると鉄腸さんが。其れで、今回の件は猟犬と探偵社で協力するのはどうかと思いまして」
太宰「猟犬と協力、か。谷崎君はどう思う?」
谷崎「ボクは善いンじゃないかと…」
太宰「ふむ…猟犬は何処迄の情報を持っているんだい?」
●●「未だ少ししか。彼らがフィンランド語で取引をしていたということ、其の取引場所が学校の裏路地だということ、日本人且つ元犯罪者の可能性の高い人物が協力者であるということくらいです」
谷崎「もうそンなに…」
太宰「そうか…よし、社長に聞いてみるよ、●●ちゃん」
●●「な、なんで名前を…」
太宰「二人の会話が聞こえてきた物でね」
其の後社長の福沢さんに許可を戴いたらしく、此の二組織は協力して捜査を行うこととなった。
まあ、何だかんだで協力依頼成立…かな。
鉄腸「ああ」
コンコン、と二回ノックした。
??「はい、ご依頼ですか?」
という声と共に、少し目の垂れた茶髪の青年が戸を開けた。
●●「こんにちは。最近の事件?には未だなってないんですけど、少し話したい事が有りまして」
??「その服…猟犬の方ですか?どうぞお入りください」
●●「有難う御座います、失礼いたします」
鉄腸「失礼する」
茶髪の青年は私たち2人を探偵社の中に通し、どうぞ掛けて下さい、と椅子を示した。
●●「あの、貴方は…?」
??「ああ、ボクは谷崎です」
●●「あ、私は立原●●です…谷崎さん、実は近頃の学校裏での出来事についてなのですが」
谷崎「!、ご存じなンですね」
●●「ええ、声を聞きましたから。それで、その[打消し] [/打消し]」
??「お、谷崎君依頼かい?何についてかな?」
いきなり出てきた其の人は私の言葉を遮る様に谷崎さんに話し掛けた。
谷崎「だ、太宰さん、猟犬の方です」
谷崎さんの説明(←「猟犬の方です」)を受け、太宰さんが此方をちらりと見、私の手を握った。
●●「は?」
太宰「軍服を着せるなんて勿体ない程に、否、軍服ですら着こなす美しいお嬢さん、私と心中でもしませんか?丁度其処に善い川が…」
??「太宰!心中を申し込んでいる暇があれば仕事をしろ!」
という声と共に、眼鏡をかけた男性が太宰さんを殴る「スパアンッ!」と云う音が鳴り響いた。
太宰「痛いじゃないか、国木田君!」
国木田「『痛いじゃないか』ではない!!どれだけ俺の理想を…」
太宰「ハイハイ、で何の依頼かな?」
国木田「話を聞け!」
●●「[小文字]条野さんがいなくて良かったですね[/小文字]」
鉄腸「[小文字]ああ、そうだな[/小文字]」
●●「嗚呼、私たちの依頼…?というのは、近頃学校の裏路地で何やら取引をしている連中のことで、、、探偵社の方々も同じことについて捜査していると鉄腸さんが。其れで、今回の件は猟犬と探偵社で協力するのはどうかと思いまして」
太宰「猟犬と協力、か。谷崎君はどう思う?」
谷崎「ボクは善いンじゃないかと…」
太宰「ふむ…猟犬は何処迄の情報を持っているんだい?」
●●「未だ少ししか。彼らがフィンランド語で取引をしていたということ、其の取引場所が学校の裏路地だということ、日本人且つ元犯罪者の可能性の高い人物が協力者であるということくらいです」
谷崎「もうそンなに…」
太宰「そうか…よし、社長に聞いてみるよ、●●ちゃん」
●●「な、なんで名前を…」
太宰「二人の会話が聞こえてきた物でね」
其の後社長の福沢さんに許可を戴いたらしく、此の二組織は協力して捜査を行うこととなった。
まあ、何だかんだで協力依頼成立…かな。
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