私のミライ
「未来…ってこわいなぁ…何起きるかわからないもん…」
「お姉ちゃんは怖がりなんだから!」
私・花一涼華(はないちすずか)は妹・花一由香(はないちゆか)と何時も通り
話していた。
(きっと死ぬんだろうなぁ…)
『ねぇ君、』
「きゃっ!」
学校からの帰り道、いきなり声をかけられてびっくりしていると突然目の前が
真っ暗になった。
『ねぇ君、ミライを知りたいかい?』
当たり前だ。
『教えてあげるよ』
『君はもう死んでいる』
「は?」
『あ、えぇっと1秒後に死ぬ』
(そんな訳ない、きっと嘘ついてるんだ!)
『じゃあな』
「ちょっと待って!まだ未来をしれてない!!!」
そう叫んだ瞬間横からトラックが突っ込んできた。
「きゃーーー!!!」
『だから言ったんだ。君はもう死んでいる、と』
『まぁでもギリギリ死ななかったね』
『死んでいたら辛くて寂しいミライも消えていたのに』
ん?ここは…?これは…誰???
「きゃっ!!!」
女性の声でハッと起きた。
「あれ?病院???」
「痛っ」
「あら、起きたのね」
「心配したのよ」
やっとそこにいたのがお母さん(花一クリス(はないちくりす))だと気づく。
「お母さん…」
(本当は…本当はそんなこと思ってないくせに…)
「ねぇ、お母さん」
「なあに?」
「なんでそんなに無理して嘘つくの?」
「は?」
「嘘なんてついてないわよ!貴方のことを世界で一番心配してあげてるのに!なんでそんなことしか考えられないの?」
「嘘つくのが楽しいかな?人の気持も考えられないただの婆婆だろ?」
「なによ!親にむかってババアとは!嘘なんてついたことないわ!ちゃんとあんたみたいに人の気持ちも考えてるし!」
「誰が親だって?私実際ただの捨てられた凡人ですけど」
「違うわ!あたしがうんだのよ!痛い思いまでしてね!」
「貴方がうんだのはこのお方なのでは?」
涼華がそう言った瞬間お母さんの顔色が変わった。
それは友達(?)の久留米アリス(くるめありす(元の名前は花一アリス(はな
いちありす)))だ。
「久留米さんのお母さん」
「も、もしかしてクリスママ…?」
「あ、アリス」
「ほら、やっぱり」
『あ〜ぁ…言おうとしたミライとられちゃった…』
『まぁいいや…』
「あはは」
「ん?」
涼華が横を見るとアリスが笑っていた。
「涼華ちゃんのおかげで元気出たよ!」
「え?そうなんだ…そうならよかったね」
「涼華ちゃんって結構可愛いね」
「え?にゃっ?」
「猫みたい!あ、私猫好きなんだ!」
「え?そうなの?私も!」
「やった〜!仲間だ〜!」
放課後、アリスと涼華で楽しくおしゃべりをしていると久留米愛美(くるめあ
み)がいた。
「なんであたしのアリスと喋ってんの?クソ陰キャが」
「なに!私の猫…ぁ、涼華ちゃんに触んないでよ!」
「アリスちゃん…今、猫って言わなかった?」
「き、気のせいでしょ…」
「ありがと」
「え?」
愛美がイライラしている。
「もう!あんたみてるとほんとイライラする!アリスから離れてよ!」
そう言って涼華を叩いた。
「私の涼華ちゃんに手を出さないで!愛美がいけないのよ!何時もあんたは!
やっちゃいけないこととやっていいことの区別がつかないの!?」
「はぁ?何いってんの?馬鹿なの?なにこんな奴の味方すんの?気持ち悪い!ア
リス!貴方まで汚れてしまうでしょ!」
ここは私に任せて逃げて!とでも言うように涼華に合図をした。
「今日は有難う!」
「別にいいよ。助けてもらったお礼だから」
「あぁ、お母さんの話ね」
涼華はアリスから別れた後、公園へむかっていた。ミライを知るために…
「お姉ちゃんは怖がりなんだから!」
私・花一涼華(はないちすずか)は妹・花一由香(はないちゆか)と何時も通り
話していた。
(きっと死ぬんだろうなぁ…)
『ねぇ君、』
「きゃっ!」
学校からの帰り道、いきなり声をかけられてびっくりしていると突然目の前が
真っ暗になった。
『ねぇ君、ミライを知りたいかい?』
当たり前だ。
『教えてあげるよ』
『君はもう死んでいる』
「は?」
『あ、えぇっと1秒後に死ぬ』
(そんな訳ない、きっと嘘ついてるんだ!)
『じゃあな』
「ちょっと待って!まだ未来をしれてない!!!」
そう叫んだ瞬間横からトラックが突っ込んできた。
「きゃーーー!!!」
『だから言ったんだ。君はもう死んでいる、と』
『まぁでもギリギリ死ななかったね』
『死んでいたら辛くて寂しいミライも消えていたのに』
ん?ここは…?これは…誰???
「きゃっ!!!」
女性の声でハッと起きた。
「あれ?病院???」
「痛っ」
「あら、起きたのね」
「心配したのよ」
やっとそこにいたのがお母さん(花一クリス(はないちくりす))だと気づく。
「お母さん…」
(本当は…本当はそんなこと思ってないくせに…)
「ねぇ、お母さん」
「なあに?」
「なんでそんなに無理して嘘つくの?」
「は?」
「嘘なんてついてないわよ!貴方のことを世界で一番心配してあげてるのに!なんでそんなことしか考えられないの?」
「嘘つくのが楽しいかな?人の気持も考えられないただの婆婆だろ?」
「なによ!親にむかってババアとは!嘘なんてついたことないわ!ちゃんとあんたみたいに人の気持ちも考えてるし!」
「誰が親だって?私実際ただの捨てられた凡人ですけど」
「違うわ!あたしがうんだのよ!痛い思いまでしてね!」
「貴方がうんだのはこのお方なのでは?」
涼華がそう言った瞬間お母さんの顔色が変わった。
それは友達(?)の久留米アリス(くるめありす(元の名前は花一アリス(はな
いちありす)))だ。
「久留米さんのお母さん」
「も、もしかしてクリスママ…?」
「あ、アリス」
「ほら、やっぱり」
『あ〜ぁ…言おうとしたミライとられちゃった…』
『まぁいいや…』
「あはは」
「ん?」
涼華が横を見るとアリスが笑っていた。
「涼華ちゃんのおかげで元気出たよ!」
「え?そうなんだ…そうならよかったね」
「涼華ちゃんって結構可愛いね」
「え?にゃっ?」
「猫みたい!あ、私猫好きなんだ!」
「え?そうなの?私も!」
「やった〜!仲間だ〜!」
放課後、アリスと涼華で楽しくおしゃべりをしていると久留米愛美(くるめあ
み)がいた。
「なんであたしのアリスと喋ってんの?クソ陰キャが」
「なに!私の猫…ぁ、涼華ちゃんに触んないでよ!」
「アリスちゃん…今、猫って言わなかった?」
「き、気のせいでしょ…」
「ありがと」
「え?」
愛美がイライラしている。
「もう!あんたみてるとほんとイライラする!アリスから離れてよ!」
そう言って涼華を叩いた。
「私の涼華ちゃんに手を出さないで!愛美がいけないのよ!何時もあんたは!
やっちゃいけないこととやっていいことの区別がつかないの!?」
「はぁ?何いってんの?馬鹿なの?なにこんな奴の味方すんの?気持ち悪い!ア
リス!貴方まで汚れてしまうでしょ!」
ここは私に任せて逃げて!とでも言うように涼華に合図をした。
「今日は有難う!」
「別にいいよ。助けてもらったお礼だから」
「あぁ、お母さんの話ね」
涼華はアリスから別れた後、公園へむかっていた。ミライを知るために…
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