花龍列車
『 ……。 』
こっちに五人ってことは青い人だけ単独行動してるのか…。
怪しいからそっち行くか…。
??「 はっはっはっwwww 」
うん。うるさいから早く離れよう。
『 なにか金平藤の情報ありました? 』
????「 いや特にないな…。 」
????「 ただ占い師が名の高い建物に居るみたいなことは聞いたぞ。 」
『 じゃあその人に聞いたらわかりますかね? 』
????「 俺はそういうの信じてないが、情報があるなら聞きに行ってみるか。 」
駅の民「 ここでよく写生をしているんだ。良かったら君を描かせてくれないかな? 」
『 いや〜…忙しいのでちょっと…。 』
駅の民「 それは残念! 」
あっ、いつの間にか先に進んでる!
『 あの〜 』
????「 ん?なんだ? 」
『 いや、名前聞いてなかったなって思いましたので。 』
????「 あぁ俺は 」
kn「 きんときっつう者だ。 」
『 琴と言います。 』
案外、悪い人じゃないかも…?口は悪いけど…。
kn「 背が高ぇ建物? 」
kn「 お前じゃねぇだろうな流石に。 」
『 奥に高い塔たくさんありますよ? 』
駅の民「 おい。 」
kn「 あん? 」
駅の民「 お前さんらと一緒にいたあの金髪のヤツの手を見たか? 」
『 見てないけど…。 』
駅の民「 節くれだった指に、短い爪、分厚そうな手の皮…。 」
駅の民「 …ありゃ、どう見ても[太字]職人の手[/太字]だな。 」
kn「 黄色いやつ…あぁ…。 」
『 きりやんさんのことですね。 」
kn「 職人ねぇ。 」
kn「 何の職人さんなんだろうな。 」
後で聞いてみるか。
kn「 背の高いっつうとあれか? 」
『 そうですね…。 』
駅の民「 占い師の婆さんなら、この駅で一番高いところに建っている塔の家に住んでるわよ。 」
駅の民「 一度くらいワタシも占って欲しいわ…。だってかなり”当たる”と噂だもの。 」
駅の民「 お言葉を享受して、人生を好転させたいわ。 」
kn「 占いねぇ? 」
ん?きんときさんが何か持ってる…?
『 それ何ですか? 』
kn「 さっきの爺さんに貰ったやつだな。 」
kn「 見てみるか? 」
『 はい。 』
渡された葉っぱの形をしたものはこう記してあった。
[明朝体][中央寄せ]〜 言の葉 〜[/中央寄せ][/明朝体]
[明朝体][中央寄せ]同じ乗客の中にいる金髪の男は生前、何かの職人だった。[/中央寄せ]
[/明朝体]
…生前………?
kn「 てか…。 」
考え事をしているときんときさんが口を開いた。
kn「 ここの駅の奴らが俺等の情報を持ってるってことだよな。 」
『 情報っていうか、外見とかで決めてる気もしますけどね…。 』
『 きりやんさんの手のこともお爺さんの勘違いかもしれないですし…。 』
kn「 それもそうか。 」
kn「 にしてもでけぇ木だな。 」
『 樹齢が長いみたいなこと言ってましたよ。 』
kn「 何百年も経ってないと無理だろあのデカさは。 」
続く
こっちに五人ってことは青い人だけ単独行動してるのか…。
怪しいからそっち行くか…。
??「 はっはっはっwwww 」
うん。うるさいから早く離れよう。
『 なにか金平藤の情報ありました? 』
????「 いや特にないな…。 」
????「 ただ占い師が名の高い建物に居るみたいなことは聞いたぞ。 」
『 じゃあその人に聞いたらわかりますかね? 』
????「 俺はそういうの信じてないが、情報があるなら聞きに行ってみるか。 」
駅の民「 ここでよく写生をしているんだ。良かったら君を描かせてくれないかな? 」
『 いや〜…忙しいのでちょっと…。 』
駅の民「 それは残念! 」
あっ、いつの間にか先に進んでる!
『 あの〜 』
????「 ん?なんだ? 」
『 いや、名前聞いてなかったなって思いましたので。 』
????「 あぁ俺は 」
kn「 きんときっつう者だ。 」
『 琴と言います。 』
案外、悪い人じゃないかも…?口は悪いけど…。
kn「 背が高ぇ建物? 」
kn「 お前じゃねぇだろうな流石に。 」
『 奥に高い塔たくさんありますよ? 』
駅の民「 おい。 」
kn「 あん? 」
駅の民「 お前さんらと一緒にいたあの金髪のヤツの手を見たか? 」
『 見てないけど…。 』
駅の民「 節くれだった指に、短い爪、分厚そうな手の皮…。 」
駅の民「 …ありゃ、どう見ても[太字]職人の手[/太字]だな。 」
kn「 黄色いやつ…あぁ…。 」
『 きりやんさんのことですね。 」
kn「 職人ねぇ。 」
kn「 何の職人さんなんだろうな。 」
後で聞いてみるか。
kn「 背の高いっつうとあれか? 」
『 そうですね…。 』
駅の民「 占い師の婆さんなら、この駅で一番高いところに建っている塔の家に住んでるわよ。 」
駅の民「 一度くらいワタシも占って欲しいわ…。だってかなり”当たる”と噂だもの。 」
駅の民「 お言葉を享受して、人生を好転させたいわ。 」
kn「 占いねぇ? 」
ん?きんときさんが何か持ってる…?
『 それ何ですか? 』
kn「 さっきの爺さんに貰ったやつだな。 」
kn「 見てみるか? 」
『 はい。 』
渡された葉っぱの形をしたものはこう記してあった。
[明朝体][中央寄せ]〜 言の葉 〜[/中央寄せ][/明朝体]
[明朝体][中央寄せ]同じ乗客の中にいる金髪の男は生前、何かの職人だった。[/中央寄せ]
[/明朝体]
…生前………?
kn「 てか…。 」
考え事をしているときんときさんが口を開いた。
kn「 ここの駅の奴らが俺等の情報を持ってるってことだよな。 」
『 情報っていうか、外見とかで決めてる気もしますけどね…。 』
『 きりやんさんの手のこともお爺さんの勘違いかもしれないですし…。 』
kn「 それもそうか。 」
kn「 にしてもでけぇ木だな。 」
『 樹齢が長いみたいなこと言ってましたよ。 』
kn「 何百年も経ってないと無理だろあのデカさは。 」
続く
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