二次創作
先生、助けに来たで
「どうするッ?!この学校、鍵がバラバラのところに保管してあるから、屋上の鍵を見つけられるかどうか怪しいで…」
ウツの慌てたその言葉に、大丈夫と返せる者はいなかった。全員が不安げな顔をし、絶望していた。…が、"彼"は違った。
「できるできないなんて話してる時間が無駄や。はよ探しに行こうや!こんなところで立ち止まってても何か状況が変わるんか?」
「"ゾム"…」
「なんや?それとも、こんなところで諦めるほどオレ達の決意は弱かったんか?」
「っ!!…そんなわけないに決まっとるやろ!!はよ行こうや!!な、みんな!」
コネシマがゾムに応える。他の全員も、力強く頷いた。
「せやなぁ…3チームくらいに分かれて探索せんか?そのほうが効率がえぇやろ」
「おっ!ロボロ、それえぇな!そうしようや!!」
こうして一同はチームを作ることにした。出来たチームは、ゾム&トントン、ウツ&コネシマ、ロボロ&絵斗の3チームだ。
「よっしゃ!それじゃあ午前2時に、ここに集合な!よし、行くで!」
ウツの言葉を合図に、それぞれのチームは探索を始めた。
〈ゾム&トントンチーム〉
「…あ、トントン!"放送室の鍵"が木箱の中に入っとる!!」
「お、でかしたゾム!早速行こうや」
彼らが嬉々と廊下に出た、その途端。
「ゾム〜〜〜トント〜ン??お前らまだ帰ってなかったのかァ〜〜?!」
「うわっ、猿ゥが来たで!ゾム、はよ逃げようや!!」
「放送室が近くにあるからそこに逃げようぜ!!」
彼らは全力で走る。が、相手は大人。みるみるうちに距離が縮まっていく。
「トントン!なんかハンター逃◯中みたいやな!!」
「んなこと言っとる場合か!!」
なんて気の抜けた会話をしていると、"放送室"という字が目に飛び込んでくる。
「ここやゾム!!」
「あいよ!!」
[大文字]ガチャリッ バタンッ!![/大文字] …[小文字]カチャリッ[/小文字]
「よし、閉めたで!」
「絶対開けんなよゾム…」
「さすがに開けんて…」
息を潜め、ただひたすらに気配を消す。…どのくらい経っただろうか?数分かもしれないし、数十秒かもしれない。しかし、かれらにとっては何十分もその場にいたように感じられた。
やがて、足音もドアを開ける音も聞こえなくなった。そっとドアを開ける。…猿山の姿はなかった。
「「…はあぁぁぁぁぁ…」」
二人は大きく息をつく。どっと疲れが押し寄せた。
「…他の奴らは大丈夫なんやろか…」
「心配してる暇はないでゾム、はよ探索せんとな」
「…せやな」
再び、彼らは歩き出した。
続く…
ウツの慌てたその言葉に、大丈夫と返せる者はいなかった。全員が不安げな顔をし、絶望していた。…が、"彼"は違った。
「できるできないなんて話してる時間が無駄や。はよ探しに行こうや!こんなところで立ち止まってても何か状況が変わるんか?」
「"ゾム"…」
「なんや?それとも、こんなところで諦めるほどオレ達の決意は弱かったんか?」
「っ!!…そんなわけないに決まっとるやろ!!はよ行こうや!!な、みんな!」
コネシマがゾムに応える。他の全員も、力強く頷いた。
「せやなぁ…3チームくらいに分かれて探索せんか?そのほうが効率がえぇやろ」
「おっ!ロボロ、それえぇな!そうしようや!!」
こうして一同はチームを作ることにした。出来たチームは、ゾム&トントン、ウツ&コネシマ、ロボロ&絵斗の3チームだ。
「よっしゃ!それじゃあ午前2時に、ここに集合な!よし、行くで!」
ウツの言葉を合図に、それぞれのチームは探索を始めた。
〈ゾム&トントンチーム〉
「…あ、トントン!"放送室の鍵"が木箱の中に入っとる!!」
「お、でかしたゾム!早速行こうや」
彼らが嬉々と廊下に出た、その途端。
「ゾム〜〜〜トント〜ン??お前らまだ帰ってなかったのかァ〜〜?!」
「うわっ、猿ゥが来たで!ゾム、はよ逃げようや!!」
「放送室が近くにあるからそこに逃げようぜ!!」
彼らは全力で走る。が、相手は大人。みるみるうちに距離が縮まっていく。
「トントン!なんかハンター逃◯中みたいやな!!」
「んなこと言っとる場合か!!」
なんて気の抜けた会話をしていると、"放送室"という字が目に飛び込んでくる。
「ここやゾム!!」
「あいよ!!」
[大文字]ガチャリッ バタンッ!![/大文字] …[小文字]カチャリッ[/小文字]
「よし、閉めたで!」
「絶対開けんなよゾム…」
「さすがに開けんて…」
息を潜め、ただひたすらに気配を消す。…どのくらい経っただろうか?数分かもしれないし、数十秒かもしれない。しかし、かれらにとっては何十分もその場にいたように感じられた。
やがて、足音もドアを開ける音も聞こえなくなった。そっとドアを開ける。…猿山の姿はなかった。
「「…はあぁぁぁぁぁ…」」
二人は大きく息をつく。どっと疲れが押し寄せた。
「…他の奴らは大丈夫なんやろか…」
「心配してる暇はないでゾム、はよ探索せんとな」
「…せやな」
再び、彼らは歩き出した。
続く…