二次創作
先生、助けに来たで
あの日から2週間が経った。彼らは平穏な日常を過ごしている。…"ただ一人"を除いて。
「[小文字]ねぇ、"猿山先生"まだ見つかってないんだって[/小文字]」
「[小文字]どうしちゃったんだろうね?心配だなぁ…[/小文字]」
「…」
ここは、6年1組。そのクラスの一員である"ゾム"は、フッと視線を下に反らした。
とある光景がフラッシュバックする。ともに笑いあったあの時、そして…"彼"を封印した、あの時。じわじわと胸が締め付けられるような感覚がする。
(先生…オレ…)
「…い、お〜…、お〜い!」
「…え」
「大丈夫かゾム??ずっとボーッとしとるで?」
「…"コネシマ"」
気がつくと、彼が心配そうにゾムの顔を覗き込んでいた。コネシマの存在を認識すると同時に、ゾムの口から言葉が零れ落ちる。
「なぁ、コネシマ…オレ達がしたことは正しかったんかな」
「…」
コネシマの表情が変わる。ゾムの心に、返事が聞きたいような、聞きたくないような、ぐちゃぐちゃの感情が入り交じった。遅れて、こんなことを聞いてしまった罪悪感が湧いてくる。忘れてくれや、と言おうとした、その時。
「お前はどう思うんや」
[漢字]全く別の方向から[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・[/ふりがな]声が飛んでくる。やや高めの、ハリのある声。
「…"ロボロ"」
「なぁ、ゾム…もし間違ってたん言うんやったら、正しに行かなあかんよな?」
「でも、どうやって…」
ゾムの言葉に、ロボロはニヤッと笑う。
「決まってるやろ。"猿山を助けに行く"んや」
「!!」
ドクンッ…と鼓動が大きく波打つ。一筋の光が、彼の心を照らした気がした。
「…そんなん行くしかないよな!オレ達で猿ゥを助けるんや!!」
「おうおういつもの調子に戻ったなゾム!!もちろんオレも行くぜ!!」
ゾムとコネシマの力強い返事に、ロボロは満足そうに頷く。
「よし、そんじゃ他のやつも聞いてくるわ」
というや否や、あっという間に"トントン"と"ウツ"を捕まえてきてしまった。…二人も、決意が固まったようだ。
「もちろんオレも行くで。絶対先生助けような」
「何やねん●●ちゃんとの約束キャンセルせなあかんやんけ…もっと早く言ってほしいわぁ…そのかわり絶対助けような!」
「なぁお前ら、今夜の零時集合でもえぇか?」
ロボロの提案に異論を唱えるものはいなかった。今夜、猿山を助けに行く。それが彼らの胸を高鳴らせた。時は、あっという間に流れていく…
―午前 零時―
「全員集まったか?…それじゃあ行くぜ!」
トントンが放課後に鍵を開けておいた窓を、ゾムががガラリと開く。全員の表情が引き締まった。
(ここまでは完璧や…待ってろ猿ゥ!!)
窓際に手をかけ、侵入しようとした時だった。
「[大文字]何をしているんだ君たち!![/大文字]」
「?!」
続く…
「[小文字]ねぇ、"猿山先生"まだ見つかってないんだって[/小文字]」
「[小文字]どうしちゃったんだろうね?心配だなぁ…[/小文字]」
「…」
ここは、6年1組。そのクラスの一員である"ゾム"は、フッと視線を下に反らした。
とある光景がフラッシュバックする。ともに笑いあったあの時、そして…"彼"を封印した、あの時。じわじわと胸が締め付けられるような感覚がする。
(先生…オレ…)
「…い、お〜…、お〜い!」
「…え」
「大丈夫かゾム??ずっとボーッとしとるで?」
「…"コネシマ"」
気がつくと、彼が心配そうにゾムの顔を覗き込んでいた。コネシマの存在を認識すると同時に、ゾムの口から言葉が零れ落ちる。
「なぁ、コネシマ…オレ達がしたことは正しかったんかな」
「…」
コネシマの表情が変わる。ゾムの心に、返事が聞きたいような、聞きたくないような、ぐちゃぐちゃの感情が入り交じった。遅れて、こんなことを聞いてしまった罪悪感が湧いてくる。忘れてくれや、と言おうとした、その時。
「お前はどう思うんや」
[漢字]全く別の方向から[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・[/ふりがな]声が飛んでくる。やや高めの、ハリのある声。
「…"ロボロ"」
「なぁ、ゾム…もし間違ってたん言うんやったら、正しに行かなあかんよな?」
「でも、どうやって…」
ゾムの言葉に、ロボロはニヤッと笑う。
「決まってるやろ。"猿山を助けに行く"んや」
「!!」
ドクンッ…と鼓動が大きく波打つ。一筋の光が、彼の心を照らした気がした。
「…そんなん行くしかないよな!オレ達で猿ゥを助けるんや!!」
「おうおういつもの調子に戻ったなゾム!!もちろんオレも行くぜ!!」
ゾムとコネシマの力強い返事に、ロボロは満足そうに頷く。
「よし、そんじゃ他のやつも聞いてくるわ」
というや否や、あっという間に"トントン"と"ウツ"を捕まえてきてしまった。…二人も、決意が固まったようだ。
「もちろんオレも行くで。絶対先生助けような」
「何やねん●●ちゃんとの約束キャンセルせなあかんやんけ…もっと早く言ってほしいわぁ…そのかわり絶対助けような!」
「なぁお前ら、今夜の零時集合でもえぇか?」
ロボロの提案に異論を唱えるものはいなかった。今夜、猿山を助けに行く。それが彼らの胸を高鳴らせた。時は、あっという間に流れていく…
―午前 零時―
「全員集まったか?…それじゃあ行くぜ!」
トントンが放課後に鍵を開けておいた窓を、ゾムががガラリと開く。全員の表情が引き締まった。
(ここまでは完璧や…待ってろ猿ゥ!!)
窓際に手をかけ、侵入しようとした時だった。
「[大文字]何をしているんだ君たち!![/大文字]」
「?!」
続く…