二次創作
先生、助けに来たで
―五年一組の教室にて―
「"ショッピ"君、"チーノ"、おはよ〜!」
一人の男の子が元気に教室へ入ってくる。ショッピとチーノと呼ばれた二人の男の子が顔を上げた。
「おはざ〜す」
「"シャオさん"おはよ〜」
シャオさんと呼ばれた彼―…シャオロンは、ずいずいと二人に近寄る。
「なぁなぁ、猿山先生、今日復帰したよな!結局なんで行方不明になっていたんやろ?」
「あぁ、それなんすけど…」
「おっ、ショッピ君なんか知っとんの??」
興味津々にシャオロンが目を光らせる。チーノも若干興味があるようだ。
「これは近所の大学生の"エミさん"から(脅して)聞いた話なんすけど…」
はg…金髪の青年の姿を思い浮かべながら、ショッピは話を続ける。
「…なんか、"零陀神社"の七不思議が関係してるらしくて…」
「あぁ、オレ知っとるわ。誰か一人と引き換えに何でも願いを叶えてくれるあれやろ!」
チーノが口を挟む。ショッピは頷いた。
「チーノの言う通りや。で、エミさんの話によると…ワイの"クソ先輩"がお祈りして、友達が犠牲になったらしいんすよ。それを猿山先生が助けて代わりに"鬼"になったとかなんとか…」
「怖っ?!オレ絶対お祈りしにいかんわ…」
シャオロンがブルリと震える。その様子を見たチーノとショッピは、顔を見合わせにやりと笑った。
「良いんですかシャオさん?"何でも"願いが叶うって…」
「なんやチーノ…オレは絶対に行かへんからな?!」
頑固拒否するシャオロン。そこへショッピが口を挟む。
「でも、あの神社…
[大文字]取り壊される[/大文字] らしいっすよ」
しぃん…と沈黙が広がった。少しして、シャオロンが口を開く。
「…ショッピ君、それどういうことや?」
「なんか、"グルなんちゃら"って人が買い取ったらしいんすよ、あそこ。それで別の建物(という名の基地)を造るとかなんとか…」
「そ、そうなんや…」
「シャオさんシャオさん、"人気者"になるチャンスが無くなっちゃいますよ!」
ここぞとばかりにチーノがぐいぐいと推してくる。
「う、うっさいなぁ…オレは絶ッッッッッ対に行かへんからな!!!!」
「…結局来てもうた…」
放課後。シャオロンは零陀神社の前にいた。
「で、でもまぁ!あれや、ただの噂やしな!!鬼がいるわけないし…はよお祈りして帰ろ…」
神社内に足を踏み入れる。日陰になっているからか、さらにひんやりとした空気が彼を包んだ。ふと、彼は"何か"見つける―…
「…あれ?なんやこの[大文字][漢字]偶像[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]…[/大文字]
…………え」
[右寄せ]END…?[/右寄せ]
「"ショッピ"君、"チーノ"、おはよ〜!」
一人の男の子が元気に教室へ入ってくる。ショッピとチーノと呼ばれた二人の男の子が顔を上げた。
「おはざ〜す」
「"シャオさん"おはよ〜」
シャオさんと呼ばれた彼―…シャオロンは、ずいずいと二人に近寄る。
「なぁなぁ、猿山先生、今日復帰したよな!結局なんで行方不明になっていたんやろ?」
「あぁ、それなんすけど…」
「おっ、ショッピ君なんか知っとんの??」
興味津々にシャオロンが目を光らせる。チーノも若干興味があるようだ。
「これは近所の大学生の"エミさん"から(脅して)聞いた話なんすけど…」
はg…金髪の青年の姿を思い浮かべながら、ショッピは話を続ける。
「…なんか、"零陀神社"の七不思議が関係してるらしくて…」
「あぁ、オレ知っとるわ。誰か一人と引き換えに何でも願いを叶えてくれるあれやろ!」
チーノが口を挟む。ショッピは頷いた。
「チーノの言う通りや。で、エミさんの話によると…ワイの"クソ先輩"がお祈りして、友達が犠牲になったらしいんすよ。それを猿山先生が助けて代わりに"鬼"になったとかなんとか…」
「怖っ?!オレ絶対お祈りしにいかんわ…」
シャオロンがブルリと震える。その様子を見たチーノとショッピは、顔を見合わせにやりと笑った。
「良いんですかシャオさん?"何でも"願いが叶うって…」
「なんやチーノ…オレは絶対に行かへんからな?!」
頑固拒否するシャオロン。そこへショッピが口を挟む。
「でも、あの神社…
[大文字]取り壊される[/大文字] らしいっすよ」
しぃん…と沈黙が広がった。少しして、シャオロンが口を開く。
「…ショッピ君、それどういうことや?」
「なんか、"グルなんちゃら"って人が買い取ったらしいんすよ、あそこ。それで別の建物(という名の基地)を造るとかなんとか…」
「そ、そうなんや…」
「シャオさんシャオさん、"人気者"になるチャンスが無くなっちゃいますよ!」
ここぞとばかりにチーノがぐいぐいと推してくる。
「う、うっさいなぁ…オレは絶ッッッッッ対に行かへんからな!!!!」
「…結局来てもうた…」
放課後。シャオロンは零陀神社の前にいた。
「で、でもまぁ!あれや、ただの噂やしな!!鬼がいるわけないし…はよお祈りして帰ろ…」
神社内に足を踏み入れる。日陰になっているからか、さらにひんやりとした空気が彼を包んだ。ふと、彼は"何か"見つける―…
「…あれ?なんやこの[大文字][漢字]偶像[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]…[/大文字]
…………え」
[右寄せ]END…?[/右寄せ]