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・初心者が書いたので口調ガバガバの可能性大
・ゾムと猿山(らっだぁ)の出番多めかも
・創作設定多数有り
・なんだかんだ言って生徒のみんな猿山大好き設定

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二次創作
先生、助けに来たで

#10

8章

 遥か遠くで空が白み始めている。夜が明け始めたようだ。
「…猿ゥ、校舎の中にいなかったな」
ゾムが残念そうに呟く。彼らは、一度屋上の鍵を閉めてから三十分ほど校舎内を探し回ったが、猿山の姿はなかった。
「となると、残るは屋上か…あそこは見晴らしがえぇから隠れる場所なんかないで。追いつかれたら…もう逃げられんと思う」
「トントンの言う通りや。…でも、オレはもう命を懸ける覚悟は出来とる。帰りたいやつはもう帰っていいんだぜ?」
「愚問だよ、ゾム君。オレ達はもう覚悟が出来ている。さぁ、行こう![大文字]オンマイウェイ!![/大文字]」


 「…てことで着きました!屋上!!…の、前!…じゃあみんな、開けるよ」
「「…」」 コクリッ
ようやく、このときが来た。最終ステージへの鍵が開けられる。

[大文字]カチャッ[/大文字]

「お前らァ〜〜まだ帰ってなかったのかァ〜〜〜?!」
鎌が鈍く光る。全員はゾムを囲むように突っ込んでいった。
「ゾム!オレ達が殺られても気にすんなよ。なんとしても水晶だけは守るんや」
「シッマ…わかったぜ!」
「よし…おらおら猿山ヘイヘイ!!お前の相手はこのオレや!!」
コネシマが挑発するように走り出す。猿山はそちらへ走り出した。
「おら死ねぇ!!」
猿山がコネシマに向かって鎌を振り下ろす。
「ッッ、やっべ…」
ここまでかと覚悟をし、コネシマが目をつぶった時。

「[大文字]シッマぁぁぁ!!!![/大文字]」

"彼"がコネシマを突き飛ばす。鎌は空を切った。
「"ウツ"!!」
「オレが最初に猿ゥに襲われてた時、助けてくれた恩返しや」
照れくさそうにウツは鼻をこする。コネシマはニッと笑った。
「死ぬ時は二人で一緒やで、ウツ!!」
「それは嫌やw」
「なんでやッ?!」
「待てェ〜〜〜!!」
そんな彼らに向かって再び猿山が追いかけてくる。その時、[漢字]発砲音[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]が響き渡った。銃弾が彼の足元に飛んでくる。
「それ以上この子達に近づいたら撃つぞ…!」
絵斗が拳銃を構える。猿山の標的は彼へと変わった。
「絵斗〜〜〜!!!」
猿山が走り出そうとした次の瞬間、白い煙が彼を包む。
「兄さんには近づけさせないで?」
「大人しくここで止まっててください先生」
ロボロとトントンが消化器を噴射する。ロボロは兄に向かって叫んだ。
「兄さん!今のうちに偶像を探してきてくれや!!!」
「!わかったよ呂戊太!!!」
絵斗は神社の中へと消えていく。まもなくして、境内に転がっていた偶像を掲げて戻ってきた。それを見届け、"彼"が動き出す。
(先生…ようやく助けられるで…)
すぅ…と大きく息を吸う。消化器の霧が晴れ始める。絶対に外すわけにはいかない。彼は、できる限り大きな声で叫んだ。鬼となった先生にも、届くように…


「[大文字]戻ってこい、猿山らだ男〜〜〜!!!!!![/大文字]」
「!!」




 パリンッとガラスが割れる音と、バキリッと何かが折れる音が響いた。



続く…


作者メッセージ

やっとここまできた…あと3~4話で完結すると思います!!

追記:しつも〜ん!!wrwrdの新シリーズ始めてもいいですか??レパさんが主             
人公なんですけど
コメント来なかったらこのシリーズ終わってから始めます!

2025/01/16 10:36

第二理科室 ID:≫.pnqNWIKosTsk
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