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ゆかいな刑務所生活☆

#1

許さん。異論は認めん。

「んん……」
「んぇ……」
「起きろって……」
「めっちゃこっち見とるで……」

4人の1人が目をやるとそこには、4人の者がいた。

「起きろ!!!!」

そこに、天と書かれた紙をつけたものが叫んだ。彼が叫ぶと、寝ていた二人は大声を上げて飛び上がった。

「んぇえええええ?!」
「え?なになになになににににに?!?」

二人は困惑した様子でその男を見た。

「起きましたよ!「ロボロ看守長」!」
「そうか。いいかよく聞け。お前らはこれから処刑される。」

一人の一番若そうな看守が起きたというと、ロボロと呼ばれた看守が、処刑。という言葉を放った。

「んぇ?!しょ、処刑?!俺らなんかした?!」

そこでシャオロンが叫んだ。困惑した様子で彼らを見た。

「えぇ……覚えないん?面倒臭ぁ……」
「えっえっとぉ…貴方方は……食品サンプルを盗んだ罪で処刑です……」

豚の被り物をつけた者がいうと、さっきの若そうな看守が罪状をいった。

「食品サンプル???」
「どうゆうことだってばよ」
「おおん??なんでそんなんで処刑せなあかんねん!!」
「はぁ……ねむ」

その罪状に4人は困惑を隠せなかった。

「92番!!−2日するぞ!」
「92番?!クズやんwww」

ロボロが言うと、コネシマが笑った。

「どゆこと?釈放まで短くしてくれるの?」
「アホですか?あんたらは!処刑までが短くなるの!」

先ほどヘマをした囚人番号92番(鬱)が言うと、色素の薄い感じの看守がいった。

「はぁ…まぁいい。俺はこの「佐山刑務所」看守長の「ロボロだ」
「俺は……トントンでぇーす」
「シャキッとしろ!」 
「へぇーい」

ロボロが言うと、適当に自己紹介をした、トントンが怒られ、トントンは適当に返事をしていた。

「……えっと!俺は新人看守のレパロウです!」
「新人言わんでええわ!」
「え?あっすいません」

レパロウは緊張した様子でいった。ロボロに注意されると、とりあえず謝った。

「私はエーミールです。」
「みじけぇわ!」
「……えぇ〜」
「謝れ!」
「申し訳ございませんでしたぁ!」
「謝る気ないやろ!」

エーミールと呼ばれた看守が自己紹介をすると、短いと注意され、謝れと言われ…と漫才が始まっていた。

「……気を取り直して。お前らの囚人番号を言う。覚えろ」

さっきの空気とは豹変して、緊張の走った空気が走っていた。

「まず、メガネの小デブ。お前はさっきも言ったが92番だ。」
「やっぱ、クズですよね?」
「は?」
「スイマセンン」

順調に進むと考えられていたが、またもや同じツッコミをされ、ロボロの機嫌がさがった。

「次に金髪のガキ。お前は53番だ。」
「え?ゴミすか?酷い!」
「次にブタピンのやつ」
「え?無視ンゴ?」
「12番だ」
「犬だ!」

金髪のガキ……フッと呼ばれたコネシマは、53番。つまりゴミらしい。シャオロンは犬ということに気がつくと、嬉しそうに目を輝かせていた。

「最後。陰キャ。777番」
「ラッキィセブーん!!!」

ロボロは言い終わると、ホッとしていた。一方ゾムはなぜか喜んでいた。

「……とりあえず。40日からだ。92番は38日。あとは日数の減少はなしだ。明日から刑務作業が始まるから、しっかり休むように。」

言い終わるとロボロと愉快な仲間たちが去っていった。

「……脱獄するか?」
「言うまでもない。」
「大先生以外でいい?」
「エ?ナンデヤ!」

鬱以外の3人がサクサクと話を進めていると、鬱はついていけないかのようにやっていた。

「ええやん!俺ら仲間やぁん…」

鬱は必死にいった。

「……食品サンプル盗んだの誰やねん」
「僕です」

シャオロンが聞くと、鬱はすぐに答えた。

「じゃぁお前は置いてくな」
「スイマセンンスイマセンンスイマセンン」
「しょうがないなぁ〜の◯太くん〜」
「やめろ消される」

こんなところでも漫才を続けている4人だが、話している内容は命に関わっている。

「しょうがないから連れてくけど、お前許さんからな。異論は認めん。」
「ハイ」

そんなこんなで、4人が脱獄をすることを決めた。






「なんか、見たことあるやつおったよな?」
「俺もそう思う。」




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作者メッセージ

なんとなく思いついた脱獄シリーズです。どちゃくそ不定期なんで!よろしくお願いしまっする(((
誤字脱字はいつもどうり!コメントしてくれると嬉しいです!!!本家様でやってほすぃ……
んじゃ!お疲れ様でした~!!

2024/07/29 17:32

琥珀/( ´∀`)bグッ! ID:≫npVdsdNn2FTBU
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