二次創作
揺蕩う草に永遠の思いを。
数日が過ぎた。
ドアを優しくノックする音がして、私はそれに対応し、ドアを開けた。
そこには、クラクサナリデビ様と、2人の少女が立っていた。
「わぁ!!服ぐらい着ろよ!!」
空を飛ぶ幼女にそう言われ、自分が服を着ていなかったことに気付いた。
「パイモン、旅人、この方が●●。仲良くしてあげて頂戴ね」
「それじゃあね。旅人、パイモン、●●」
と言って、クラクサナリデビ様は旅人とパイモンを私の家に押し込んで、ドアを閉めた。
「………早く着替えてもらえる…?目のやり場に困るんだけど…」
金髪の少女は頬を赤くして、両目を両手で塞いでいた。
私は、渋々リビングに行き、キャミワンピースに着替え、玄関へと戻った。
「それだけ…?モラがないの?貸そうか?」
「モラはあるから大丈夫」
ポケットの中からモラを取り出そうとする金髪の少女、なぜ初対面の相手にそこまでするのか、と不思議になるが、私は断った。
「ごめん、失礼なんだけど、リビングに行ってもいい?」
「勝手に上がったら」
私は玄関に座っていた腰を上げて、金髪の少女を見下ろしながらそう言った。
「なんなんだよアイツ〜!ちょっと鼻につくやつだなぁ…」
「…パイモン」
「おいらが悪かったって!」
そんな会話を右から左へと流しながら、私はリビングへとつながるドアを開いた。
そして、金髪の少女を椅子に座らせ、私は紅茶の入ったポットと、カップを2つ持っていった。
「おい!おいらの分はないのかよ!」
空を飛ぶ幼女が足をジタバタさせて、不機嫌になりながらそう言葉を放った。
「子供向けの味ではないから」
私は、ポットからカップへ紅茶注ぎながら、静かにそう発した。
「パイモンは少し私のを分けてあげるよ」
「おう!ありがとな!」
空を飛ぶ幼女は機嫌が治ったようで、金髪の少女に向けて笑顔を作った。
「こっちだけで話してて、ごめんね」
「ナヒーダから聞いた情報だと、貴方が●●であってる?」
金髪の少女は空を飛ぶ幼女から目線を逸らし、私に目線を向けた。
そして、金髪の少女は私に向かって首を傾げた。
「私は、●●。あってる」
クラクサナリデビ様のことをナヒーダと呼んでいるのに少し驚いたが、スメールを救った英雄、当然か。
「貴方達は、何者なの」
私は紅茶を口に運びながらそう発した。
「私は蛍、旅人とか好きに呼んでいいよ」
「こっちはパイモン」
そして、空を飛ぶ幼女を手で指して、私に向かってそう言った。
「そう」
私は、紅茶を飲み込んだ後、蛍に向かってそう言った。
「●●はエルフなの?」
「その通り」
私は再度、紅茶を口まで運んで、飲み込んだ。
「ほえー!お前エルフなのか!」
「なぁなぁ!何年生きたんだ?エルフって長生きするんだろ?」
パイモンが急に興奮し出した様子で、私に向かってそう言った。
「もう何年生きたか覚えてない、あと私は寿命がないエルフ」
私は、渋々その質問に答えた。
「うぅん…?エルフって寿命がない生き物なのか?」
「私だけ、何故か寿命がないみたい。私の場合は、あと1000年もしたら、最後の成長を終える。そこからは容姿も老いはしないらしい」
蛍とパイモンを目を大きくさせ、まるで興味を持ったかのように私に詰め寄った。
「不老不死ってことか…!かっこいいな!」
パイモンが大きな声で、目を輝かせ、私にそう言葉を放った。
「ねぇ、もっと話を聞かせてよ」
蛍も同じような反応で、私にそう言葉を放った。
あぁ、これからどうなってしまうのだろうか。
ドアを優しくノックする音がして、私はそれに対応し、ドアを開けた。
そこには、クラクサナリデビ様と、2人の少女が立っていた。
「わぁ!!服ぐらい着ろよ!!」
空を飛ぶ幼女にそう言われ、自分が服を着ていなかったことに気付いた。
「パイモン、旅人、この方が●●。仲良くしてあげて頂戴ね」
「それじゃあね。旅人、パイモン、●●」
と言って、クラクサナリデビ様は旅人とパイモンを私の家に押し込んで、ドアを閉めた。
「………早く着替えてもらえる…?目のやり場に困るんだけど…」
金髪の少女は頬を赤くして、両目を両手で塞いでいた。
私は、渋々リビングに行き、キャミワンピースに着替え、玄関へと戻った。
「それだけ…?モラがないの?貸そうか?」
「モラはあるから大丈夫」
ポケットの中からモラを取り出そうとする金髪の少女、なぜ初対面の相手にそこまでするのか、と不思議になるが、私は断った。
「ごめん、失礼なんだけど、リビングに行ってもいい?」
「勝手に上がったら」
私は玄関に座っていた腰を上げて、金髪の少女を見下ろしながらそう言った。
「なんなんだよアイツ〜!ちょっと鼻につくやつだなぁ…」
「…パイモン」
「おいらが悪かったって!」
そんな会話を右から左へと流しながら、私はリビングへとつながるドアを開いた。
そして、金髪の少女を椅子に座らせ、私は紅茶の入ったポットと、カップを2つ持っていった。
「おい!おいらの分はないのかよ!」
空を飛ぶ幼女が足をジタバタさせて、不機嫌になりながらそう言葉を放った。
「子供向けの味ではないから」
私は、ポットからカップへ紅茶注ぎながら、静かにそう発した。
「パイモンは少し私のを分けてあげるよ」
「おう!ありがとな!」
空を飛ぶ幼女は機嫌が治ったようで、金髪の少女に向けて笑顔を作った。
「こっちだけで話してて、ごめんね」
「ナヒーダから聞いた情報だと、貴方が●●であってる?」
金髪の少女は空を飛ぶ幼女から目線を逸らし、私に目線を向けた。
そして、金髪の少女は私に向かって首を傾げた。
「私は、●●。あってる」
クラクサナリデビ様のことをナヒーダと呼んでいるのに少し驚いたが、スメールを救った英雄、当然か。
「貴方達は、何者なの」
私は紅茶を口に運びながらそう発した。
「私は蛍、旅人とか好きに呼んでいいよ」
「こっちはパイモン」
そして、空を飛ぶ幼女を手で指して、私に向かってそう言った。
「そう」
私は、紅茶を飲み込んだ後、蛍に向かってそう言った。
「●●はエルフなの?」
「その通り」
私は再度、紅茶を口まで運んで、飲み込んだ。
「ほえー!お前エルフなのか!」
「なぁなぁ!何年生きたんだ?エルフって長生きするんだろ?」
パイモンが急に興奮し出した様子で、私に向かってそう言った。
「もう何年生きたか覚えてない、あと私は寿命がないエルフ」
私は、渋々その質問に答えた。
「うぅん…?エルフって寿命がない生き物なのか?」
「私だけ、何故か寿命がないみたい。私の場合は、あと1000年もしたら、最後の成長を終える。そこからは容姿も老いはしないらしい」
蛍とパイモンを目を大きくさせ、まるで興味を持ったかのように私に詰め寄った。
「不老不死ってことか…!かっこいいな!」
パイモンが大きな声で、目を輝かせ、私にそう言葉を放った。
「ねぇ、もっと話を聞かせてよ」
蛍も同じような反応で、私にそう言葉を放った。
あぁ、これからどうなってしまうのだろうか。