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【参加型 味方枠終了】残り99名!?のぽっぷな...本(?)

#8

めいのおはなし 第八話 レデラ登場シーン

〜魔王結果報告会議〜
魔王「結果がなかったら承知しないからな」
部下一同「ハハァッ」
魔王「よろしい。全員此処にいるか?」
メフィーテ「居ないものがございますわ」
魔王「誰だ、答えろ」
メフィーテ「ビアンカですわ。アイツはワタクシたちを裏切りましたのよ!」
魔王「何だとッ!もう一度申せ!」
メフィーテ「(震え声で)裏切ったのでございますわッ!」
魔王「...。なんということだ、ビアンカが…。メフィーテ、詳しく話せ!」
メフィーテ「アイツは...アイツはッ!99名の人間どもの味方をしたのでございますッ!魔力検査をした後、功績が認められ、給料の魔法をもらった後...アイツは...ワタクシの捕獲した人間を逃がしたのでございますわッ!」
会議室がざわつく。
そして普段は功績があまりなく、言葉1つ発しない下級の者が意見言うようになった。
デレーケ(下級)「なんだと!我らのビアンカ様がそんなことをなさるわけがない!」
バーベラ(中級)「そうよ!こんなのおかしいわ!」
メフィーテ(上級)「い・い・え、下級ども!ワタクシに逆らうというの!?おかしくもなんともないじゃない。証拠はあるの?証明できるの?ねぇアンタたち!決めつけないでくださるかしらぁ」
レデラ(伝説級)「メフィーテ様の言い分も定かではないです。しかし、勝手に決めつけるのもどうかと思います。」
デレーケ「レデラ様ッ!?」
バルスト(下級)「レデラ様がおしゃべりになった...」
ジャント「レデラ様ァ!意見を言わせてェ、すみませんンッ」
バーベラ「レデラ様ぁ♡」
レデラ「それほどでもございません。メフィーテ様。貴方は本当にビアンカが逃亡したと申しますか?」
メフィーテ「え、ええ...そうよアイツは逃亡したわ...。」
レデラ「隠し事はやめて、早く話したほうが身のためですよ?」
メフィーテ「...何を言うの...レデラ。」
レデラ「メフィーテ様、私が得意としている魔術を知っていますよね。」
メフィーテ「は、はぁ?何のことかしらぁ!?」
レデラ「わからないでございますか。下級の方々でもおわかりになると思うのですが...。どなたか私の魔術がわかる方、いらっしゃいますか?」
メフィーテ以外の全員が挙手する
メフィーテ「...ッ!レデラ、覚えておきなさいッ!」
ジャント「メフィーテ、レデラ様に向かって何を言っているんだァ!」
レデラ「ジャント様。そこまでお怒りにならなくても大丈夫ですよ。単純な話でございます。」
ジャント「ハハァ(深々とお辞儀をする)」
レデラ「メフィーテ様、私の使う魔術がわからないのでしたら、別に覚えてくださらなくても良いのですが...。私の操る魔術には、人々がやったことを全て可視化する魔法があります。もちろん、その他にも様々な魔法をつかえますが、私の中でもこの魔法は最高峰です。ここまで言われて、この先の展開は、メフィーテ様、分かりますでしょうか?」
メフィーテ「チッ(舌打ち)」
レデラ「はぁ。なにか答えてくださってもいいのに。」
魔王「レデラ、メフィーテは何をやったんだ?」
レデラ「直球に言いますと...ビアンカ様がやってもいないこと魔王様にお伝えした...という感じでございます。」
メフィーテ「レデラ...おのれ...。」
レデラ「メフィーテ様、そうではないのですか?」
メフィーテ「ああ、そうよ。そうだわ」
レデラ「メフィーテ様...今頃開き直るのもどうかと。メフィーテ様、すべてを語りましょう。ラ・ドルチェラー!(全てを話すように洗脳する)」
皆が息を呑む。
メフィーテ「ワタクシはッ!悔しかった!アイツ...ビアンカめが!ワタクシはッ、ワタクシなりに頑張っていたのに!同じくらいの功績でたくさん「偉い偉い」って言われるビアンカ...ずるいじゃない。あんな臆病者のただのロリが!ガキが!クズが!」
レデラ「悪口は、言わないでいただけますか?」
メフィーテ「みんなこぞってビアンカのことを応援するわ、ワタクシには目もくれない、褒めてさえくれないじゃない。」
ジャント「メフィーテェ、お前は十分凄いぞォ!?」
メフィーテ「アンタには別に言われなくてもいいのよッ!問題はッ...魔王様よ!だからッそのせいでワタクシはビアンカを拘束して眠らせて閉じ込めて封印して。会場に来れなくしてやったわ」
魔王「ビアンカの封印を、いますぐ解除しろ。それにお前は、凄いぞ。」
メフィーテ「そういうね、同情から成る「偉い」は求めてない」
レデラ「では、これからは、もっと褒めればよろしゅうございますか?」
メフィーテ「そんな単純なことじゃないわ。文字にしたら...そうね、1億文字は優に超えるわ」
レデラ「そうですか。では私と個別で後で話しましょう。皆さんを待たせている時間が無駄です。」
一同「パチパチパチパチ(拍手)」
魔王「レデラ。有難う。礼をいう。後で褒美も渡すぞ」
レデラ「私は当然のことをやっただけですので褒美などいりません」
魔王「よろしい」
魔王「それで、報告会議を、始める。」
メフィーテ「帰るわッ!」
レデラ「待ってください。メフィーテ様!私は貴方とお話がしたいです。」
メフィーテ「レデラのくだらないお説教など聞きたくもないわ。帰るッ」
レデラ「では、ついていきますね。」
メフィーテ「ゾワリ(背筋が寒くなる)逃げ道...ないじゃない」
レデラ「もともとそんなもの、用意してませんが」
魔王「報告No.1 レデラのレポートを読み上げる」
メフィーテ「レデラ。アンタねぇ、態度が気に食わない」
魔王「ビアンカが拘束されて実験室に封印してある。メフィーテはそれを今すぐ解き放ち、謝るべきであるとここに書す。」
魔王「メフィーテ、落ち着いたらまた謝りに行こう。」
メフィーテ「うぅぅぅ」
レデラ「メフィーテ様...。」
魔王「レデラはいつもわたしに忠実だな」
レデラ「フフフッ」
魔王「そうかそうか。」
魔王「次、No.2...」
ジャント「(あぁ、報告会議だっる)」

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2024/07/21 15:49

ろり病み ID:≫1twJnxLLHxnQU
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