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【参加型 味方枠終了】残り99名!?のぽっぷな...本(?)

#11

めいのおはなし 第十一話

〜魔王刑務所にて〜
覚醒ジャント「俺様はァ...いったい誰なんだァ!?(洗脳後、覚醒ジャント君ですw)」
凍えるように体が寒い...。本の体が半分凍っている。俺様に残っている記憶、僅かな記憶の手がかり(?)はこの俺様の口調。これだけで俺様が誰かわかるはずもない。
...此処は...どこなんだろうか。もうすぐ俺様...タヒぬのかなァ...。なんだか...タヒぬかもしんないって思ったことあった気がするなァ。でも…もう覚えてなんかいない。ごめんなァそん時助けて(?)くれたやつ。まァいなかったかもだけどォ。どっち道俺様は助かるわけねーわ。
レデラ「覚醒J、今日から貴方のことを覚醒Jと呼びます。宜しくお願いします。」
覚醒J「あなたァ...会ったことがある気がするなァ。」
レデラ「記憶消去技術。私の部下ではまだまだでしたか。では私が記憶を消してあげましょう!ルワッツェ!」
覚醒J「あなた様、なんでございましょうか。」
レデラ「口調すら消えてしまったんですね。まあいいですけど。(クスッ)お仲間さん(めいレン)も同じようにきっとなりますことでしょう。」
覚醒J「仲間とは誰のことでしょうか。レデラ様。」
レデラ「知らなくて結構です。」
覚醒J「?」
レデラ「貴方も今日から私の忠実な下僕となってください。」
覚醒J「もとから下僕ですが...。(記憶が捻じ曲げられている)」
レデラ「ああそうでしたね。まぁ貴方のお仕事は普通の下僕たちと違って解剖実験や洗脳を行ってから開始ですから、解剖スタッフさんが来るのを少しだけ待っていてください。」
レデラは去っていく。一人取り残される覚醒J(ジャント)。
ジャント(俺、なんか随分とかわったのかな?なんだろう感覚、神経が壊れた気がする。まあレデラ様に従えば何でもいいや。)
〜解剖実験〜
スタッフ1「まず、ジャント、そこに入って!」
覚醒J「ジャント...?」
スタッフ1「あっ!危ねえ。今の実験棒に振るとこだった。にしても自分の元の名前呼ばれても何も感じないなんて、レデラ様の魔法は凄いなあ。」
覚醒J「ん?」
スタッフ2「Jさん、何でもありませんよ〜(ニコッ)」
覚醒J「そうですか。」
スタッフ3「その毒の牙の毒、魔王の部下全員が使えるようにするために、解剖実験してその後にその毒を抽出して、その毒の使い方を脳波で調べます。」
覚醒J「わかりました。」
スタッフ2「物わかりが早くて助かります。」
スタッフ1「さーすが元JYANTOさんw」
スタッフ2「そういう事言うと、実験にたまに支障が出るでしょうが。」
スタッフ1「すまんすまんw」
スタッフ3「解剖開始いたしま〜す」
ビリビリッザァッ!!‼
ジャント「めい!?レ...ん゙?なんだッ?」
スタッフ3「元のJさんの話じゃないですか!コレ!」
スタッフ2「めいとレ...ってやつって例の99名の中の小娘じゃないですか?」
スタッフ1「嗚呼それと99名の中のレンってやつなw」
スタッフ2「そうです。そいつですっ!」
解剖機械「毒、抽出完了、次の段階、洗脳に移ります。ピコピコピロリン!」
めいレン「ちょぉっと待ったぁ!」
解剖機械「何者かの侵入を検知!洗脳段階をストップします。ピコピコピロン!」
めい「成功!ララッストーン(岩を突き落とす魔法)(ジャントが帰ってくるまでに魔法を習得していた)」
スタッフたち「わわわわ〜!」
レン「ジャント!こっち来い!」
ジャント「め...い?レ...ン?」
レン「とにかくお前、こっち来い!」
ジャント「俺様はァ、ジャントだ!今行くゥ!」
レン「こっちだ!3人(?)で脱出しよう!」
めい「わかった!めい、スタッフさんたちせき止めとくから、ジャント連れて逃げて!」
レン「でもそしたらめいは!?」
めい「めいのことは気にせずにッ!」
レン「(めいをジャントの方へ突き飛ばす)めい、役変われ!俺は瞬間移動の魔法使えるから大丈夫だ」
めい「じゃぁ交代!レンせき止めてね!」
レン「(大丈夫じゃないけど)うん!」
スタッフ3「小娘ッ...ラバ・テラァ!(死の呪文)」
レン「おいおいアイツラ本気じゃねぇか、バリケード・スフィリア!(最大のバリケード呪文、バリアの進化形の魔法)」
レン「これっ、初めて使えたわw」
〜めい・ジャントの方では〜
めい「警報鳴ってて追手が来てる!やばいやばい!」
ジャント「俺様ァ、こういうときに使う呪文知ってるゥ!」
めい「何!?教えて!」
ジャント「ハクラタリア!(しかし何も起こらなかった)」
ジャント「何だっけェ?ハクラバリア?ハクラ...サンディア!」
めい「わあ!足が俊足になった!」
ジャント「コレで逃げ切るぞォ!」
めい「いっえ〜い☆アハハ!」
ジャント「そんな感じの状況ではないかなァw」
めい「急げ!」
ジャント「セイト!(倍速)」
めい「おお!更にはやーい!」
ジャント「でもな、魔王軍には色々なやつがいるんだァ。速さ特化に守備特化、攻撃特化にバランス型。回復系からもう、そりゃあ色々ォ。」
めい「だから?(走りながら)」
ジャント「だから、もう、追手に3秒以内には追いつかれるってコトォ!」
めい「そうだね〜〜〜!」
ジャント「3倍速までしかできねえけどォ、セイト!」
めい「早くなったけど追いつかれるよ!!!」
ジャント「ルートセント!サイデラ(追手)、止まれ!」
サイデラ「へっ!何が起きたの...?」
ジャント「俺様はァ、そんなに弱くないぜェ!」
サイデラ「待って、待ちなさいよ!」
ジャント「待つもんかァw」
めい「お先〜!」
〜レンの方は〜
レン「ハァッハァッ!息がッ苦しい」
スタッフたち「モゴモゴ(拘束されている)」
レン「コレで俺はめいたちのところにッ...」
メフィーテ「待ちなさいッ!もしものことが、と思って来ていて、正解だったみたいね」
レン「お前は...ジャントの...」
メフィーテ「どうやらアンタはワタクシのこと、知ってるみたいね。まぁ当然のことだわ」
レン「メフィーテ!!!」
レン「ッ(逃げようとする)」
メフィーテ「無駄無駄。悪足掻きはやめなさいッ!見苦しいわ」
レン「逃げ場なしかよ...(俺は...瞬間移動魔法ができるほどは強くない。さっきめいに言ったのは出任せだ。)」
メフィーテ「アンタの仲間、二人で逃げっちゃったわねwまぁ、どちらにしろ魔王軍の誰かが捕まえるわ」
レン「ダダッ(もう一度逃げることを試みる)」
メフィーテ「わ・る・あ・が・き、やめなさい!あかちゃんなのかしらぁ?」
レン「ウグッ」
メフィーテ「あのさ、逃げれるとか思わないこと」
レン「逃げれるとか、さいっしょから思ってねぇぜ。めいとちがってそんなに俺はおめでたい思考じゃないから」
メフィーテ「そうなのね。小娘とはちょっとだけ違うんだw」
レン「めいのこと、小娘って言うな!」
メフィーテ「フフフッ。アンタがワタクシに勝てたら。言わないであげるわ。」
レン「クソッ」
〜めいたち、魔王刑務所を出たところの野原にて〜
めい「なんとか追手をまけたね!」
ジャント「ああァ。でも、レンはァ…。俺様ちょっとレンがどうなってるか、魔法で見てみるわァ」
...。
めい「どうだった!?」
ジャント「やばい。メフィーテと対戦してる。」
めい「そいつって...」
ジャント「勝率...0%に近いなァ...。」
めい「逃げてッ!」
ジャント「いや、、、逃げられないんだと思うぜェ」
めい「そんなッ!」
ジャント「ううう。メフィーテに勝てるのは、レデラ様と魔王様くらいだからなァ...俺様も、勝てたのは1回だけだァ」
めい「そうなんだ...。」
そこへ、謎の少女が現れた。めいたちは気づいていない。
???「あっおねえちゃんかな...あれって...。おねえちゃんだよね、あれ。」
???「えへへっ。久しぶりだなあ。おねえちゃん。」
ーーーーこれが、めいとの久しぶりの再開であった。めいの妹、羽空千春(はそら ちはる)である。ーーーー
めい「ジャント、それじゃあ2人で...。」
千春「やっほー☆おねえちゃん!久しぶりだね〜!」
めい「へっ!千春...!?」
千春「おねえちゃん!ここにいたんだ〜!探したんだよ〜」
めい「え...千春、めいのこと探してくれてたの?」
千春「うん!」
めい「千春...。」
千春「おねえちゃんのためなら何でもするよ〜」
めい「ジャント。この子は千春。めいの妹だよ!」
千春「えへへ!君っ!ジャントさんっていうの?」
ジャント「おっ、おうゥ!」
千春「へ〜!そうなんだ!」
ジャント「めいが2人?目がまわりそうだ...。」
千春「今の話聞いてるとさ、レンさんって人危ないんでしょ!助けに行こ!」
ジャント「おいィッ千春さーん!千春!魔王刑務所は危ないぞ!」
千春「(側転バク転宙返り)」
ジャント「へ?」
千春「ちはる強いも〜ん!」
ジャント「ま、まじかよォ!?12歳くらいに見えんのにィ...とんでもない身体能力だァ...」
千春「12歳だよ〜!」
めい「そうだよね〜!千春っ!」
千春「おねえちゃん!早くレンさん助けに行こ!」
めい「うんっ!」
ジャント「待てェ!足速すぎだろ!50メートル走、何秒だよォ!」
ちゃんちゃん!

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2024/08/01 10:01

ろり病み ID:≫1twJnxLLHxnQU
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