memory
次の日、俺はいつものように教室に入る。
「あ、七星さん♪おはよう!」
またこいつらか。昨日もそうだった。こういう女子は一番嫌いだ。んで、あのあと俺の家(仮)まで着いてきた。迷惑。
「月野は?」
「あんな子より私の_」
[大文字]ガラガラ[/大文字]
「あ、七星さん...おはよう。」
「月野、おはよう。」
俺が月野に挨拶すると、またあの女はギャーギャー叫んだ。
「ほんとになんなの!?あんな陰キャ、いなかったら良かったのに!」
そう言い残し、あの女は行ってしまった。
「な、なんかごめんなさい。」
「良いよ。さ。」
[大文字]キーンコーンカーンコーン...[/大文字]
月野になにかあったら俺は命懸けで守る。きっと。
「あ、七星さん。次の授業移動で理科室だから。...と、あれ?教科書どこに置いたっけ。」
「俺の見せるから行こ。」
「ありがとう。」
どうも様子がおかしい。あの女はずっとにやけてこっちを見ている。月野の教科書がなくなったのはきっとあの女のせいだ。
「七星、君の席はどこでもいいから、好きな子の隣に座れば良いよ。」
「は、はい。 」
俺は迷うことなく月野の隣に座る。
「ごめんね?」
「いや。教科書見せるって言ったし。」
月野はうつむいた。
「はい!それでは授業始めるぞー。」
ー数時間後ー
「チャイムなる前に終わったけど、叫んだりするなよー。」
今日は珍しく、授業が直ぐに終わった。
「しかも今日は午前授業ですよね?たしかSクラス様が今日、パトロールに行くとかなんとか...」
めんどくさいな。Aクラスに入って勉強できるからって仕方なくSSSクラスに入ったけどやっぱりなぁ。
「この後の授業で終わりですね。良かったです。」
俺と月野は先に教室に戻った。
「!?」
すると月野の机に落書きされていた。
「あ、もうなれてるんで、大丈夫ですよ。あの子、イケメンには目がなくて。」
そうか。やっぱりあの女は嫌いだ。
「俺も消すよ。」
「ありがとうございます。」
ほら、今もあの女が俺らを見てる。影でずっと。
[大文字]キーンコーンカーンコーン...[/大文字]
「はい!みんなまた明日ー。」
「さようならー」
ほんとにこの学校は授業が少ない。その割にはテストが多すぎるんだが。
「ねねー!七星さん。私らと一緒に帰ろ♪」
「無理。」
この後集合かかってるし。
「また陰キャと帰るのー?変わってるね。」
「意地でも一緒に帰る。」
好きにしろよ。
[太字]ピピッ[/太字]
≪太陽、聞こえてるか?≫
もちろん。
≪やっぱりお前も魔族なんだな。≫
だからなんだよ。
≪今から[下線]会議室[/下線]集合だから直ぐに来いよ。じゃねぇと兄貴が怒る。≫
わかったから。
≪じゃ。≫
[太字]ブチッ[/太字]
今電話?見たいな脳内で会話したやつは[漢字]春風雷鳴[/漢字][ふりがな]はるかぜらいめい[/ふりがな]。あいつの兄は[漢字]春風楓[/漢字][ふりがな]はるかぜかえで[/ふりがな]。共にSクラスの化け物。なんの種族なのかは名前から予想できる。風神と雷神だろう。
「あのさ、俺行かなきゃいけないから。」
女をのけて俺は行く。
「一緒に帰ろーよ!行くとこあるなら終わるまで待つよ!」
まじでだるい。
「ファイヤーウォール」
「待って!七星さん!」
早く行こ。
次回に続く。
「あ、七星さん♪おはよう!」
またこいつらか。昨日もそうだった。こういう女子は一番嫌いだ。んで、あのあと俺の家(仮)まで着いてきた。迷惑。
「月野は?」
「あんな子より私の_」
[大文字]ガラガラ[/大文字]
「あ、七星さん...おはよう。」
「月野、おはよう。」
俺が月野に挨拶すると、またあの女はギャーギャー叫んだ。
「ほんとになんなの!?あんな陰キャ、いなかったら良かったのに!」
そう言い残し、あの女は行ってしまった。
「な、なんかごめんなさい。」
「良いよ。さ。」
[大文字]キーンコーンカーンコーン...[/大文字]
月野になにかあったら俺は命懸けで守る。きっと。
「あ、七星さん。次の授業移動で理科室だから。...と、あれ?教科書どこに置いたっけ。」
「俺の見せるから行こ。」
「ありがとう。」
どうも様子がおかしい。あの女はずっとにやけてこっちを見ている。月野の教科書がなくなったのはきっとあの女のせいだ。
「七星、君の席はどこでもいいから、好きな子の隣に座れば良いよ。」
「は、はい。 」
俺は迷うことなく月野の隣に座る。
「ごめんね?」
「いや。教科書見せるって言ったし。」
月野はうつむいた。
「はい!それでは授業始めるぞー。」
ー数時間後ー
「チャイムなる前に終わったけど、叫んだりするなよー。」
今日は珍しく、授業が直ぐに終わった。
「しかも今日は午前授業ですよね?たしかSクラス様が今日、パトロールに行くとかなんとか...」
めんどくさいな。Aクラスに入って勉強できるからって仕方なくSSSクラスに入ったけどやっぱりなぁ。
「この後の授業で終わりですね。良かったです。」
俺と月野は先に教室に戻った。
「!?」
すると月野の机に落書きされていた。
「あ、もうなれてるんで、大丈夫ですよ。あの子、イケメンには目がなくて。」
そうか。やっぱりあの女は嫌いだ。
「俺も消すよ。」
「ありがとうございます。」
ほら、今もあの女が俺らを見てる。影でずっと。
[大文字]キーンコーンカーンコーン...[/大文字]
「はい!みんなまた明日ー。」
「さようならー」
ほんとにこの学校は授業が少ない。その割にはテストが多すぎるんだが。
「ねねー!七星さん。私らと一緒に帰ろ♪」
「無理。」
この後集合かかってるし。
「また陰キャと帰るのー?変わってるね。」
「意地でも一緒に帰る。」
好きにしろよ。
[太字]ピピッ[/太字]
≪太陽、聞こえてるか?≫
もちろん。
≪やっぱりお前も魔族なんだな。≫
だからなんだよ。
≪今から[下線]会議室[/下線]集合だから直ぐに来いよ。じゃねぇと兄貴が怒る。≫
わかったから。
≪じゃ。≫
[太字]ブチッ[/太字]
今電話?見たいな脳内で会話したやつは[漢字]春風雷鳴[/漢字][ふりがな]はるかぜらいめい[/ふりがな]。あいつの兄は[漢字]春風楓[/漢字][ふりがな]はるかぜかえで[/ふりがな]。共にSクラスの化け物。なんの種族なのかは名前から予想できる。風神と雷神だろう。
「あのさ、俺行かなきゃいけないから。」
女をのけて俺は行く。
「一緒に帰ろーよ!行くとこあるなら終わるまで待つよ!」
まじでだるい。
「ファイヤーウォール」
「待って!七星さん!」
早く行こ。
次回に続く。
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