memory
俺と聖愛は教室に戻った。
「あ、七星さぁん♥️」
「おかえりぃー」
またしても俺は女達に囲まれていた。
「ふふっ、モテモテだね。」[打消し][/打消し]
「はぁぁぁ?」
[大文字]ガラガラガラガラ[/大文字]
ドアが開いた。
「あ、校長先生。こんにちは。」
浅葱って校長だったんだ。
[大文字]バァァン![/大文字]
は?
「こ、校長先生?」
俺にむかって浅葱はピストルを撃った。その玉は俺の眼にヒット。
「七星くん、君には失望したよ。」
「校長!どういうことですか!?」
「[漢字]完全世界[/漢字][ふりがな]リディフィールド[/ふりがな]。」
浅葱は完全世界を唱えた。この技は魔族にしか使えないはずだ。
「いやぁ、まさか自分から自白するなんて。」
「なんの話をしてるんですか?」
「君たちには関係ないよ。黙ってもらえるかな。」
喋った生徒に向けて浅葱はピストルを構える。
「ばーん。こいつみたいになりたくなかったら黙れ。」
浅葱…こいつは何を考えているんだ。
「ってことで、用なしだから。…蝶の導き」
「ガード。」
「今からこいつが魔族だってことを証明しますよ。」
まさか、屋上でのことを聞いてたのか。
[大文字]バァァァァァァァン!!!![/大文字]
教室は粉々に…なってない。完全世界のおかげか?
「ってぇ。」
「ははっ!やはり君は魔族だ!」
まてよ?こいつは俺らを魔族だって知ってるはずだ。ならこいつの狙いは…[太字]魔界警察に俺を渡すこと[/太字]。
「死ねよ。」
[大文字]バァァン![/大文字]
昼のせいか。回復出来ない。
「動くな!警察だ!」
やっぱり。
「どうぞ、例の魔族で...」
[大文字]ガチャ[/大文字]
「なぜだ!なぜ私を捕まえるのだ!話と違うだろ!裏切ったな!」
「私たちはいつお前にそんなことを言った。」
馬鹿だなぁ。
「七星太陽、またの名をサン・ルベリオス。逮捕。」
ギル、俺の心臓をやるから頼んだ。
《承知しました。我が主。》
「なんだ!?」
「ねぇ、どういうことなの?逮捕って…」
ギルは俺の心臓と引き換えにここにいる人間全員を助けることを約束した。
「はじめまして人間。私はギルディアス。契約された悪魔です。今日は主の命令で今、ここにいます。」
「悪魔…!?」
「命令内容は私にとっては嫌な内容ですが、命令は命令なので。ここにいる人間全員をこの警察から守って見せましょう。…っと、その前に主は返してもらいますよ。…タイムチェンジ。」
ギルの魔法、タイムチェンジで昼が夜になった。
「あざっす。さぁ、警察さん、魔族を捕まえるのはやめろ。」
俺の魔法が最大になるのは夜。これなら警察だって殺れる。
[大文字]ガラガラガラガラ[/大文字]
「なぁ、太陽。俺たちも復讐してぇんだよ。」
そこへ来たのは零仙、春風兄弟だった。
「お前ら…」
「魔族が何人こようが、変わらない。お前ら、殺るぞ。魔族狩りだ。」
「フローズン!太陽君、春風兄弟、行って!」
零仙のおかげで警察の大半は足が凍り、動けなくなっていた。
「そこの氷のお嬢さん、相手は私だ。」
零仙なら、もう大丈夫だ。
…零仙の背中がいつも以上にたくましく見えた。
「キャァァ!」
「主、ここは私に。」
「らじゃ。」
俺は警察のリーダーを、
ギルは人間を守り、
零仙は氷の能力を手に入れた人間を、
雷鳴は零仙の能力で凍らされた人間を、
楓はそこらにいる雑魚を。
これならいける。
「ダークゾーン。主の命令は絶対ですから。」
「ダイヤモンドダスト!私は貴方達のせいで人生が狂った!」
「アストラルウェイブ!死ねとまでは言わないが、嫌いだ。」
「ウィンドインバレス!さようなら。」
…人間は俺たちに完敗だった。
「なぜだ!なぜこのんな魔族が私たちに勝てるんだ!おかしいだろう!種族が違うのに!」
「…人間。種族が違っても生きてるから一緒だろ。」
「ねぇ、回りをみて。誰も私たちは殺してなんかない。」
「そら、俺らは人間が嫌いだった。昔はな?」
「もうずっと嫌いとかないから。」
たった1時間で決着はついた。みんな、人間を許していたらしい。
「ねぇ、どうして人間さんは私たちを殺そうと思ったの?」
「魔族はいけない生物だと、そう教えられたんだ。すまなかった」
その日から人間は俺たちを襲わなくなり、捕まっていた魔族全員を解放した。
俺たち魔族は人間を許し、襲わないという条約を結んだ。
「って感じ。この戦争は200年前に終わったんだ。」
「へぇ、父上ってすごいんだねぇ。」
「明日、お父さんはね?私を助けるために頑張ってくれたのよ?褒めないと。」
今はもう、幸せだ。
「種族は違っても、私たちの愛は変わらないから。」
「聖愛?ほんと子供達の前でやめてくれよ。」
「父上と母上なかいいねぇ。」
「いちゃいちゃ。」
「輝、照。貴方達もきっと、この幸せをつかみとれるわ。」
「えへぇ。」
人間と魔族は協力しあい、家庭を築き、幸せをつかみましたとさ。
~fin~
「あ、七星さぁん♥️」
「おかえりぃー」
またしても俺は女達に囲まれていた。
「ふふっ、モテモテだね。」[打消し][/打消し]
「はぁぁぁ?」
[大文字]ガラガラガラガラ[/大文字]
ドアが開いた。
「あ、校長先生。こんにちは。」
浅葱って校長だったんだ。
[大文字]バァァン![/大文字]
は?
「こ、校長先生?」
俺にむかって浅葱はピストルを撃った。その玉は俺の眼にヒット。
「七星くん、君には失望したよ。」
「校長!どういうことですか!?」
「[漢字]完全世界[/漢字][ふりがな]リディフィールド[/ふりがな]。」
浅葱は完全世界を唱えた。この技は魔族にしか使えないはずだ。
「いやぁ、まさか自分から自白するなんて。」
「なんの話をしてるんですか?」
「君たちには関係ないよ。黙ってもらえるかな。」
喋った生徒に向けて浅葱はピストルを構える。
「ばーん。こいつみたいになりたくなかったら黙れ。」
浅葱…こいつは何を考えているんだ。
「ってことで、用なしだから。…蝶の導き」
「ガード。」
「今からこいつが魔族だってことを証明しますよ。」
まさか、屋上でのことを聞いてたのか。
[大文字]バァァァァァァァン!!!![/大文字]
教室は粉々に…なってない。完全世界のおかげか?
「ってぇ。」
「ははっ!やはり君は魔族だ!」
まてよ?こいつは俺らを魔族だって知ってるはずだ。ならこいつの狙いは…[太字]魔界警察に俺を渡すこと[/太字]。
「死ねよ。」
[大文字]バァァン![/大文字]
昼のせいか。回復出来ない。
「動くな!警察だ!」
やっぱり。
「どうぞ、例の魔族で...」
[大文字]ガチャ[/大文字]
「なぜだ!なぜ私を捕まえるのだ!話と違うだろ!裏切ったな!」
「私たちはいつお前にそんなことを言った。」
馬鹿だなぁ。
「七星太陽、またの名をサン・ルベリオス。逮捕。」
ギル、俺の心臓をやるから頼んだ。
《承知しました。我が主。》
「なんだ!?」
「ねぇ、どういうことなの?逮捕って…」
ギルは俺の心臓と引き換えにここにいる人間全員を助けることを約束した。
「はじめまして人間。私はギルディアス。契約された悪魔です。今日は主の命令で今、ここにいます。」
「悪魔…!?」
「命令内容は私にとっては嫌な内容ですが、命令は命令なので。ここにいる人間全員をこの警察から守って見せましょう。…っと、その前に主は返してもらいますよ。…タイムチェンジ。」
ギルの魔法、タイムチェンジで昼が夜になった。
「あざっす。さぁ、警察さん、魔族を捕まえるのはやめろ。」
俺の魔法が最大になるのは夜。これなら警察だって殺れる。
[大文字]ガラガラガラガラ[/大文字]
「なぁ、太陽。俺たちも復讐してぇんだよ。」
そこへ来たのは零仙、春風兄弟だった。
「お前ら…」
「魔族が何人こようが、変わらない。お前ら、殺るぞ。魔族狩りだ。」
「フローズン!太陽君、春風兄弟、行って!」
零仙のおかげで警察の大半は足が凍り、動けなくなっていた。
「そこの氷のお嬢さん、相手は私だ。」
零仙なら、もう大丈夫だ。
…零仙の背中がいつも以上にたくましく見えた。
「キャァァ!」
「主、ここは私に。」
「らじゃ。」
俺は警察のリーダーを、
ギルは人間を守り、
零仙は氷の能力を手に入れた人間を、
雷鳴は零仙の能力で凍らされた人間を、
楓はそこらにいる雑魚を。
これならいける。
「ダークゾーン。主の命令は絶対ですから。」
「ダイヤモンドダスト!私は貴方達のせいで人生が狂った!」
「アストラルウェイブ!死ねとまでは言わないが、嫌いだ。」
「ウィンドインバレス!さようなら。」
…人間は俺たちに完敗だった。
「なぜだ!なぜこのんな魔族が私たちに勝てるんだ!おかしいだろう!種族が違うのに!」
「…人間。種族が違っても生きてるから一緒だろ。」
「ねぇ、回りをみて。誰も私たちは殺してなんかない。」
「そら、俺らは人間が嫌いだった。昔はな?」
「もうずっと嫌いとかないから。」
たった1時間で決着はついた。みんな、人間を許していたらしい。
「ねぇ、どうして人間さんは私たちを殺そうと思ったの?」
「魔族はいけない生物だと、そう教えられたんだ。すまなかった」
その日から人間は俺たちを襲わなくなり、捕まっていた魔族全員を解放した。
俺たち魔族は人間を許し、襲わないという条約を結んだ。
「って感じ。この戦争は200年前に終わったんだ。」
「へぇ、父上ってすごいんだねぇ。」
「明日、お父さんはね?私を助けるために頑張ってくれたのよ?褒めないと。」
今はもう、幸せだ。
「種族は違っても、私たちの愛は変わらないから。」
「聖愛?ほんと子供達の前でやめてくれよ。」
「父上と母上なかいいねぇ。」
「いちゃいちゃ。」
「輝、照。貴方達もきっと、この幸せをつかみとれるわ。」
「えへぇ。」
人間と魔族は協力しあい、家庭を築き、幸せをつかみましたとさ。
~fin~
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