【参加終了】Werewolf dream
魔奈月「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
悲しみの怒号が、廊下に響く。
上野「叫び声!?」
ベリアル「なっ!?こんな時にっ・・・!」
東雲「この声、魔奈月さん・・!?」
全員が同じ事を予想し、声の方へ走る。
だが、道が入り組んでおり、場所が分からない。
ルーナ「どうしよう・・・今能力使えないっ・・・」
ベリアル「急がなければな・・・」
その途中、全員が違和感を感じた。
自分の足首に、風が感じられる。
後ろから、風が感じる。
全員が、風の来る方角へ走る。そして、
全員が、同時に東條の死体を見る事となった。
吉岡「おいおい、まじかよ・・・」
魔奈月「最悪・・・最悪・・・」
東條の死体を発見して5分が経過した。
魔奈月は死のショックで鬱病が発症した。
当然、全員が魔奈月を疑う。
だが、それどころでは無かった。
ベリアル「どういう事だ?ルーナもほぼ同時に怪我を負っている。」
吉岡「遠隔・・・なら全員が容疑者に逆戻りだ。」
ルーナ「でも!ちょっと待って!」
ルーナが叫ぶ。
上野「何か、犯人への確証がお有りのようで?」
ルーナ「私を襲ったメス・・・水になって溶けました。」
水・・・その言葉を聞いて頭に浮かぶのは、
晴島智、ただ1人。
晴島「水・・・え、待って僕じゃん。」
上野「智・・・?」
全員が智から離れる。
晴島「ちょ、ちょっと待って!?僕じゃない!!」
吉岡「いや、少し状況を整理する時間をくれ。」
吉岡が冷静になって、場を整理する。
東雲「つまり、犯人説が濃厚なのは魔奈月さんと晴島さん・・・」
吉岡「そういう事だ。」
晴島「くっそ。どういう事だよ・・・」
魔奈月「私・・・っじゃない!!って!?」
急に立ち上がり、どこかへ駆け出す。
上野「あ、ちょっと!!」
ルーナ「待って!」
ルーナが引き留める。
ベリアル「何故ぞ。容疑者は追いかけた方が・・・」
ルーナ「逆に犯人なら、全員で固まっとけばいいじゃん。」
ベリアル「た、確かに・・・」
吉岡「しかし、困ったものだ。」
苦い顔で喋り出す。
吉岡「能力を利用するとなると、誰が殺したか分からん。」
晴島「そのせいで、複数の容疑者が生まれますもんね・・・」
上野「水になって溶けたのに、月模様・・・」
東雲「難しいです。」
全員が黙ってしまう。
ルーナ「魔奈月さん、大丈夫かしら・・・」
どうしよう、どうしよう。
魔瑠じゃないのに、疑われちゃう・・・!
どうして、コウナッチャウノ?
どうして・・・どうして・・・!
その瞬間、魔奈月は、無意識に能力を発動してしまう。
魔奈月は月属性。なので、
[大文字][太字] このフィールド全体が夜になり、灯り全てが消える。[/太字][/大文字]
吉岡「!?」
東雲「なに!?」
急に目の前が暗くなる。
上野「そんな!!灯は!?」
東雲「あ、私炎属性です!!」
ルーナ「じゃ、じゃあ炎を!!」
東雲が右手に炎をかざす瞬間、
吉岡「グフっ!?」
嫌な予感がした。
それは、吉岡だけでは無かった。
この暗闇の一瞬の間で、俺を殺そうとしている。
吉岡は刺された部位を氷で瞬時に止血した。が、
何故か血は止まらない。
東雲「はい!炎ですっ・・・!?」
灯が付いた瞬間、全員が驚愕する。
腹部を抱える吉岡が、壁に寄せかかっているからだ。
上野「吉岡さん!?」
吉岡「暗闇でっ・・・誰かに刺された・・・!」
ベリアル「傷口は!?」
吉岡「氷で応急処置してるが、血が止まらん・・・!」
ルーナ「それ、溶けてません・・・?」
吉岡が、恐る恐る右手を離す。
そこには、吉岡の氷と、それを溶かす[太字]炎[/太字]があった。
吉岡「なっ・・・炎!?」
東雲「え・・・私じゃないです!!」
状況を素早く理解し、弁明を唱える。
ルーナ「待って、炎は2人いる。」
もう1人、それは・・・
上野「・・・僕ですね。」
珍しく汗をかいている。
吉岡「つまり、どちらかがって事か・・・?」
上野「待ってください!・・・いや、この状況、弁明は意味を為さない。」
上野が座り込む。
上野「開催者め、状況作りがここまで上手だとは・・・!」
東雲「そんな・・・」
ベリアル「東雲よ、我は其方を疑っている!」
東雲「なっ!そんな馬鹿な!」
ベリアル「殺し屋をしてるのだろう?ならこの手の殺人も簡単なはずだ!」
東雲「確かに私は殺し屋・・・でも、ターゲットしか殺したことは無い!」
ルーナ「取り敢えず、吉岡さんの傷を治します。」
吉岡「え、ルーナさんの方は?」
ルーナ「完治しました。聖属性で良かったです。」
吉岡「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ルーナが、吉岡の腹部に手をかざす。
治癒が始まる。
上野(くそっ!人狼で容疑者になると、そこから白を証明するにはほぼ不可能!)
いつも以上に汗をかきながら、脳を回転させる。
上野(ダメだ。僕でも分からない。無実を証明するなんて・・・)
ベリアル「そう言えば、魔奈月は?」
ルーナ「確かに・・・大丈夫かしら。」
上野「生きてるでしょう。この状況で殺されるなんて・・・場所もわからないのに。」
吉岡「そうだな・・・俺の傷が治ったら、少し相談があるんだ。」
東雲「相談?」
魔奈月「・・・カハっ!?ハッ・・・!?」
息が・・・できない・・・!!
喉に・・・何か・・・挟まってるっ・・・!?
嫌だ・・・死にっ・・・たくないっ・・・!!
魔奈月「ハウっ!!」
その瞬間、魔奈月の首が爆発した。
損傷した首からは。
[大文字][太字]水が流れてきていた。[/太字][/大文字]
次回、最終回【犯人】
悲しみの怒号が、廊下に響く。
上野「叫び声!?」
ベリアル「なっ!?こんな時にっ・・・!」
東雲「この声、魔奈月さん・・!?」
全員が同じ事を予想し、声の方へ走る。
だが、道が入り組んでおり、場所が分からない。
ルーナ「どうしよう・・・今能力使えないっ・・・」
ベリアル「急がなければな・・・」
その途中、全員が違和感を感じた。
自分の足首に、風が感じられる。
後ろから、風が感じる。
全員が、風の来る方角へ走る。そして、
全員が、同時に東條の死体を見る事となった。
吉岡「おいおい、まじかよ・・・」
魔奈月「最悪・・・最悪・・・」
東條の死体を発見して5分が経過した。
魔奈月は死のショックで鬱病が発症した。
当然、全員が魔奈月を疑う。
だが、それどころでは無かった。
ベリアル「どういう事だ?ルーナもほぼ同時に怪我を負っている。」
吉岡「遠隔・・・なら全員が容疑者に逆戻りだ。」
ルーナ「でも!ちょっと待って!」
ルーナが叫ぶ。
上野「何か、犯人への確証がお有りのようで?」
ルーナ「私を襲ったメス・・・水になって溶けました。」
水・・・その言葉を聞いて頭に浮かぶのは、
晴島智、ただ1人。
晴島「水・・・え、待って僕じゃん。」
上野「智・・・?」
全員が智から離れる。
晴島「ちょ、ちょっと待って!?僕じゃない!!」
吉岡「いや、少し状況を整理する時間をくれ。」
吉岡が冷静になって、場を整理する。
東雲「つまり、犯人説が濃厚なのは魔奈月さんと晴島さん・・・」
吉岡「そういう事だ。」
晴島「くっそ。どういう事だよ・・・」
魔奈月「私・・・っじゃない!!って!?」
急に立ち上がり、どこかへ駆け出す。
上野「あ、ちょっと!!」
ルーナ「待って!」
ルーナが引き留める。
ベリアル「何故ぞ。容疑者は追いかけた方が・・・」
ルーナ「逆に犯人なら、全員で固まっとけばいいじゃん。」
ベリアル「た、確かに・・・」
吉岡「しかし、困ったものだ。」
苦い顔で喋り出す。
吉岡「能力を利用するとなると、誰が殺したか分からん。」
晴島「そのせいで、複数の容疑者が生まれますもんね・・・」
上野「水になって溶けたのに、月模様・・・」
東雲「難しいです。」
全員が黙ってしまう。
ルーナ「魔奈月さん、大丈夫かしら・・・」
どうしよう、どうしよう。
魔瑠じゃないのに、疑われちゃう・・・!
どうして、コウナッチャウノ?
どうして・・・どうして・・・!
その瞬間、魔奈月は、無意識に能力を発動してしまう。
魔奈月は月属性。なので、
[大文字][太字] このフィールド全体が夜になり、灯り全てが消える。[/太字][/大文字]
吉岡「!?」
東雲「なに!?」
急に目の前が暗くなる。
上野「そんな!!灯は!?」
東雲「あ、私炎属性です!!」
ルーナ「じゃ、じゃあ炎を!!」
東雲が右手に炎をかざす瞬間、
吉岡「グフっ!?」
嫌な予感がした。
それは、吉岡だけでは無かった。
この暗闇の一瞬の間で、俺を殺そうとしている。
吉岡は刺された部位を氷で瞬時に止血した。が、
何故か血は止まらない。
東雲「はい!炎ですっ・・・!?」
灯が付いた瞬間、全員が驚愕する。
腹部を抱える吉岡が、壁に寄せかかっているからだ。
上野「吉岡さん!?」
吉岡「暗闇でっ・・・誰かに刺された・・・!」
ベリアル「傷口は!?」
吉岡「氷で応急処置してるが、血が止まらん・・・!」
ルーナ「それ、溶けてません・・・?」
吉岡が、恐る恐る右手を離す。
そこには、吉岡の氷と、それを溶かす[太字]炎[/太字]があった。
吉岡「なっ・・・炎!?」
東雲「え・・・私じゃないです!!」
状況を素早く理解し、弁明を唱える。
ルーナ「待って、炎は2人いる。」
もう1人、それは・・・
上野「・・・僕ですね。」
珍しく汗をかいている。
吉岡「つまり、どちらかがって事か・・・?」
上野「待ってください!・・・いや、この状況、弁明は意味を為さない。」
上野が座り込む。
上野「開催者め、状況作りがここまで上手だとは・・・!」
東雲「そんな・・・」
ベリアル「東雲よ、我は其方を疑っている!」
東雲「なっ!そんな馬鹿な!」
ベリアル「殺し屋をしてるのだろう?ならこの手の殺人も簡単なはずだ!」
東雲「確かに私は殺し屋・・・でも、ターゲットしか殺したことは無い!」
ルーナ「取り敢えず、吉岡さんの傷を治します。」
吉岡「え、ルーナさんの方は?」
ルーナ「完治しました。聖属性で良かったです。」
吉岡「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ルーナが、吉岡の腹部に手をかざす。
治癒が始まる。
上野(くそっ!人狼で容疑者になると、そこから白を証明するにはほぼ不可能!)
いつも以上に汗をかきながら、脳を回転させる。
上野(ダメだ。僕でも分からない。無実を証明するなんて・・・)
ベリアル「そう言えば、魔奈月は?」
ルーナ「確かに・・・大丈夫かしら。」
上野「生きてるでしょう。この状況で殺されるなんて・・・場所もわからないのに。」
吉岡「そうだな・・・俺の傷が治ったら、少し相談があるんだ。」
東雲「相談?」
魔奈月「・・・カハっ!?ハッ・・・!?」
息が・・・できない・・・!!
喉に・・・何か・・・挟まってるっ・・・!?
嫌だ・・・死にっ・・・たくないっ・・・!!
魔奈月「ハウっ!!」
その瞬間、魔奈月の首が爆発した。
損傷した首からは。
[大文字][太字]水が流れてきていた。[/太字][/大文字]
次回、最終回【犯人】