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【参加終了】Werewolf dream

#11


魔奈月「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
悲しみの怒号が、廊下に響く。
上野「叫び声!?」
ベリアル「なっ!?こんな時にっ・・・!」
東雲「この声、魔奈月さん・・!?」
全員が同じ事を予想し、声の方へ走る。
だが、道が入り組んでおり、場所が分からない。
ルーナ「どうしよう・・・今能力使えないっ・・・」
ベリアル「急がなければな・・・」
その途中、全員が違和感を感じた。
自分の足首に、風が感じられる。
後ろから、風が感じる。
全員が、風の来る方角へ走る。そして、
全員が、同時に東條の死体を見る事となった。



吉岡「おいおい、まじかよ・・・」
魔奈月「最悪・・・最悪・・・」
東條の死体を発見して5分が経過した。
魔奈月は死のショックで鬱病が発症した。
当然、全員が魔奈月を疑う。
だが、それどころでは無かった。
ベリアル「どういう事だ?ルーナもほぼ同時に怪我を負っている。」
吉岡「遠隔・・・なら全員が容疑者に逆戻りだ。」
ルーナ「でも!ちょっと待って!」
ルーナが叫ぶ。
上野「何か、犯人への確証がお有りのようで?」
ルーナ「私を襲ったメス・・・水になって溶けました。」
水・・・その言葉を聞いて頭に浮かぶのは、
晴島智、ただ1人。
晴島「水・・・え、待って僕じゃん。」
上野「智・・・?」
全員が智から離れる。
晴島「ちょ、ちょっと待って!?僕じゃない!!」
吉岡「いや、少し状況を整理する時間をくれ。」
吉岡が冷静になって、場を整理する。
東雲「つまり、犯人説が濃厚なのは魔奈月さんと晴島さん・・・」
吉岡「そういう事だ。」
晴島「くっそ。どういう事だよ・・・」
魔奈月「私・・・っじゃない!!って!?」
急に立ち上がり、どこかへ駆け出す。
上野「あ、ちょっと!!」
ルーナ「待って!」
ルーナが引き留める。
ベリアル「何故ぞ。容疑者は追いかけた方が・・・」
ルーナ「逆に犯人なら、全員で固まっとけばいいじゃん。」
ベリアル「た、確かに・・・」
吉岡「しかし、困ったものだ。」
苦い顔で喋り出す。
吉岡「能力を利用するとなると、誰が殺したか分からん。」
晴島「そのせいで、複数の容疑者が生まれますもんね・・・」
上野「水になって溶けたのに、月模様・・・」
東雲「難しいです。」
全員が黙ってしまう。
ルーナ「魔奈月さん、大丈夫かしら・・・」



どうしよう、どうしよう。
魔瑠じゃないのに、疑われちゃう・・・!
どうして、コウナッチャウノ?
どうして・・・どうして・・・!
その瞬間、魔奈月は、無意識に能力を発動してしまう。
魔奈月は月属性。なので、
[大文字][太字] このフィールド全体が夜になり、灯り全てが消える。[/太字][/大文字]



吉岡「!?」
東雲「なに!?」
急に目の前が暗くなる。
上野「そんな!!灯は!?」
東雲「あ、私炎属性です!!」
ルーナ「じゃ、じゃあ炎を!!」
東雲が右手に炎をかざす瞬間、
吉岡「グフっ!?」
嫌な予感がした。
それは、吉岡だけでは無かった。
この暗闇の一瞬の間で、俺を殺そうとしている。
吉岡は刺された部位を氷で瞬時に止血した。が、
何故か血は止まらない。
東雲「はい!炎ですっ・・・!?」
灯が付いた瞬間、全員が驚愕する。
腹部を抱える吉岡が、壁に寄せかかっているからだ。
上野「吉岡さん!?」
吉岡「暗闇でっ・・・誰かに刺された・・・!」
ベリアル「傷口は!?」
吉岡「氷で応急処置してるが、血が止まらん・・・!」
ルーナ「それ、溶けてません・・・?」
吉岡が、恐る恐る右手を離す。
そこには、吉岡の氷と、それを溶かす[太字]炎[/太字]があった。
吉岡「なっ・・・炎!?」
東雲「え・・・私じゃないです!!」
状況を素早く理解し、弁明を唱える。
ルーナ「待って、炎は2人いる。」
もう1人、それは・・・
上野「・・・僕ですね。」
珍しく汗をかいている。
吉岡「つまり、どちらかがって事か・・・?」
上野「待ってください!・・・いや、この状況、弁明は意味を為さない。」
上野が座り込む。
上野「開催者め、状況作りがここまで上手だとは・・・!」
東雲「そんな・・・」
ベリアル「東雲よ、我は其方を疑っている!」
東雲「なっ!そんな馬鹿な!」
ベリアル「殺し屋をしてるのだろう?ならこの手の殺人も簡単なはずだ!」
東雲「確かに私は殺し屋・・・でも、ターゲットしか殺したことは無い!」
ルーナ「取り敢えず、吉岡さんの傷を治します。」
吉岡「え、ルーナさんの方は?」
ルーナ「完治しました。聖属性で良かったです。」
吉岡「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
ルーナが、吉岡の腹部に手をかざす。
治癒が始まる。
上野(くそっ!人狼で容疑者になると、そこから白を証明するにはほぼ不可能!)
いつも以上に汗をかきながら、脳を回転させる。
上野(ダメだ。僕でも分からない。無実を証明するなんて・・・)
ベリアル「そう言えば、魔奈月は?」
ルーナ「確かに・・・大丈夫かしら。」
上野「生きてるでしょう。この状況で殺されるなんて・・・場所もわからないのに。」
吉岡「そうだな・・・俺の傷が治ったら、少し相談があるんだ。」
東雲「相談?」



魔奈月「・・・カハっ!?ハッ・・・!?」
息が・・・できない・・・!!
喉に・・・何か・・・挟まってるっ・・・!?
嫌だ・・・死にっ・・・たくないっ・・・!!
魔奈月「ハウっ!!」
その瞬間、魔奈月の首が爆発した。
損傷した首からは。
[大文字][太字]水が流れてきていた。[/太字][/大文字]


次回、最終回【犯人】

作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
まさかのこれも次回がラスト!
因みに、伏線回収っぽいのも、一応あります!
解説するつもりなので、早めに見つけてみてください!

2025/03/29 17:39

戸部夏実 ID:≫ 6s/EWVZi48e6M
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