[明朝体]

りゆるsids

３✘✘✘年４月。

俺は、歴史ある宝生学園の生徒会長になった。

生徒会長専用室のベランダから見る学園の景色はとても最高だ。

はんな『お兄ちゃ〜ん。翠とさくがお兄ちゃんに用があるって.........え？』

りゆる『ん？...あぁ、はんなか』

はんな『...お兄ちゃん、なに黄昏てんの？[小文字](引)[/小文字]』

この生意気なやつは俺の双子の妹・雪月華はんな。

生意気とは言ったが、見ての通り、とてもかわいい。

りゆる『黄昏てないよ。ただ、本当に生徒会長になったんだなぁって...』

はんな『あ、そっか！まさか、ちょっとおバカでキレると怖いお兄ちゃん自身も、生徒会長になるとは思わなかったんだ？ww』

りゆる『どーゆ意味だソレ？？』

全く、小さい頃は「お兄ちゃんお兄ちゃん」って言ってついてきたのに、
今となってはこの生意気な性格になってしまった。

まぁ、その性格も愛らしくていいんだけどな！！((殴

[小文字]さく「はんな〜！会長いないの〜？」[/小文字]

はんな『あ、ごめーん！すぐ行く！！』

はんな『ほら、お兄ちゃん！行くよ！！』

りゆる「はいはい」

生徒会長室は生徒会のメンバーも教師も校長でさえ入れない。
まぁ、はんなは血の繋がった妹だから、遠慮なく入ってくるんだが...。

[小文字]翠「会長〜！！」[/小文字]

りゆる「あぁ！今行く！！」


これは、俺たちの青春物語だ！！

[/明朝体]