こんにちはみなさん、計算高い女のお通りです
[太字]2人の優等生[/太字]
この世の中は全て、金と愛嬌でできている。
『あっ、お会計だ。私出すね!』
「いいよ、俺に付き合ってくれたんだし!俺に奢らせて?」
『えっ、いいの....?ありがとうっ!次は私が奢るねっ?』
「う、うん....ありがとうね!」
ありがとうっ!の時は上目遣いで、ふにゃりと笑顔を見せるように。そして"次"という言葉で相手を思い上がらせるのだ。次があると信じさせて
『本当にありがとっ!美味しかったよ!たけるくんの勧めるお店はいつも美味しいねっ!』
褒めて、褒めて、褒めちぎる。
「そ、そう...?次も楽しみにしててね?」
『うんっ、楽しみにしてる!じゃあねっ』
見送った後、笑顔を消す。
『はー.....そろそろ違うの見つけるかぁ』
もうおんなじの飽きたわ。なんか、いいの転がってないかな〜、そう思いつつ出会い系アプリを探る。
年上で、金持ってるのが1番早いよなぁ
私は、あざとかわいい天然系で行ってるから、こういうのは年上の方がウケがいい。
ま、もちろん年下もウケはいいんだけどね?めんどいんだよね、私より下は。あっでも、中々いないかぁ〜w
だって私、まだ中学生にもなってないもん。
まぁ、後数日で中学生なんですけどぉ
え、なんで小学生でこんなのできてんのか?そりゃ私が大人っぽいからでしょ。私身長は156で止まったんで、背が小さい高校生に見えるんだよね
はぁー、本当バカな奴を騙すのは面白いわw
さ、中学校はどんな奴がいるかな?
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「〜〜〜、〜〜」
校長の話だっる。なんなの、こいつ。話をしなきゃ生きてけないの?
まぁ、ステージ裏だから、まだマシだわ。あー、てか同じ新入生代表どこだ?
ん、いた
『こんにちは、えっと....新入生代表の方ですか?』
「あっ、はい。そうですね、君も?」
『あっ、そうです。新入生代表の●●○○です!』
「俺は花宮真です。●●さん、一緒に頑張りましょうね?」
こいつ、胡散くせぇ......同じタイプかぁ....?はっ、おもしろ
『花宮くんも、その胡散臭い笑顔貼り付けて学校生活頑張ってね!』
さぁ、どう出る?
「......それ、ブーメランだけど大丈夫?」
笑顔で返して来やがった
『? なんのこと?○○、わかんないなぁ......?』
笑顔で返す。
「はっ、お前も俺と同じ人種ってことだろ?」
『.....いやぁ、私と同じのがいるとはねぇ...クズの花宮くん?』
「だから、ブーメランっつってんだよ。アホが」
『えっ?新入生代表出てる時点でアホじゃないんだけど、そんなこともわかんないの?花宮くんは〜笑』
そう言ったら「クズなの否定してねえじゃねぇか」と言われ、足を踏まれそうになったので避けた。そしたら嫌な顔されたんだけどw
『あっれ〜?空振ってるねー花宮くぅん?だっさぁ〜w』
そしたら殴られそうになったんで寸前で避けました。そしたら蹴り入れてくるから避けるの大変だった。
『よし、分かった、わかったから、攻撃をやめろ、花宮くんよ。』
「あ"?てめぇの自業自得だろ」
『....挑発にのる花宮くんなんだぁ??』
そう言ったら攻撃をやめられた。まじ、やめてほしい。絶対威力やばかったし、謎に攻撃すんの上手いし、全部避けたけど!
「はぁ.....うぜぇ」
『は?可愛い可愛い○○ちゃんに何言ってんの?』
「しね」
『お前がな』
てか、これ会って数分しか経ってないやつの会話かよ。
『あっ』
「んだよ」
面白いこと思いついちゃったぁ......?
『まこちゃん』
シュッ
バッ
『わお......』
ものすごい勢いで蹴られた。まぁ防いだのがこの○○様なんですけどね!
「きめぇ、呼び方変えろ」
『いやいや、いいじゃん。まこちゃん。ネーミングセンスありすぎじゃね?』
「どこがだよ、センス捨ててきただろ」
『ふざけんな』
「普通に花宮でいいだろ、めんどくせぇな」
『えー花宮おもんねー』
「俺に面白さを求めんのが間違いだろ」
『ああ言えばこう言うよね?』
「ブーメランな」
「新入生代表●●○○、花宮真」
あっ、もうそんな時間すか
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