二次創作
UNDERTALEリアル人狼
『よし、みんなそろったね!はじめは8人いたのに、もう3人なんてさみしいなぁ✩』
「…」
最後の人狼ゲーム。この投票で、全てが決まる。みんなを取り戻すか、消えていなくなるか。この二択だ。
「A、話し合いなんていらないよ。もう投票に行って良い」
淡々と話すフリスク。キャラの、最後の希望を胸に投票をする。
「キャラに託された希望…あの紙には、『d@y\4fftp』って書いてあった。…キーボードに書いてあるひらがなと照らし合わせると、『じんろうははかせ』…"人狼は博士"になる!だから人狼は"ガスター"さんだ!」
『ふ、ふふ…AHAHAHAHAHA!バカだね?[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]キャラ[/ふりがな]が残した手がかりが、すでに人狼にすり替えられていたらどうするの?そこまで考えてる?』
「!!!」
そこまで考えていなかった。フリスクは最後に起きた。それより先に紙をすり替えることだってできたはずだ。一筋の汗が頬を伝う。
「(どうしよう…ここで間違ったら、みんなは…)」
*仲間を信じろ、フリスク
「仲間…を…?」
"信じる"。いつの間にか忘れていた。自分を信じて犠牲になった仲間がたくさんいるというのに。
「僕は…僕は、仲間を信じる!これで、終わりだ!!!」
サンズの、メタトンの、グリルビーの、パピルスの、キャラの声が聞こえた気がした。
*ケツイが みなぎった。
『投票結果がでたよ✩君たちが選んだのは…"[漢字]博士[/漢字][ふりがな]ガスター[/ふりがな]"だね?』
「これで、良いんだ…よね?」
『彼は人狼なのでしょうか?!結果は…』
「あぁ、私は"人狼"だ」
ガスターの、声が響く。人狼と認める声。肩から力が抜ける。やった。やったよみんな。人狼を見つけた!勝った!思わず膝から崩れ落ちてしまった。
「立ってくれフリスク君。力を抜くにはまだ少し早いよ」
「ガスター…さん…それはどういう…」
意味ですか、という言葉は、[漢字]懐かしい声に遮られた[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・[/ふりがな]。
「全く、オレたちと再会する前に安堵するなんて…どれだけ緊張してたんだフリスク?」
「サンズ!!!!」
慌てて駆け出す。彼は、左手を差し出す。ギュッと握ると、ブーブークッションの音が響き渡った。間違いない、本物だ。他にも消えた仲間が戻ってきていた。
「メタトン!」
「お疲れ様、子猫ちゃん」
「グリルビーさん!」
「…おみごと」
「パピルス!」
「やったなフリスク!」
「キャラ!」
「ふん、当然の結果だな」
みんなみんな戻ってきた。もう、力が抜けて立てない。そんな彼を、仲間たちが支えてくれた。
「ありがとう、みんな」
「heheh、感謝するのはオレたちのほうだぜ」
ありがとな、とサンズは少し照れくさそうに言った。他のみんなも、次々にお礼を述べる。その時だった。
「おめでとう、君たちの勝ちだ」
突然、後ろから声がした。全員が振り返ると、そこには…フリスクにそっくりな少年が立っていた。
「最終章 Aという存在」に続く…
「…」
最後の人狼ゲーム。この投票で、全てが決まる。みんなを取り戻すか、消えていなくなるか。この二択だ。
「A、話し合いなんていらないよ。もう投票に行って良い」
淡々と話すフリスク。キャラの、最後の希望を胸に投票をする。
「キャラに託された希望…あの紙には、『d@y\4fftp』って書いてあった。…キーボードに書いてあるひらがなと照らし合わせると、『じんろうははかせ』…"人狼は博士"になる!だから人狼は"ガスター"さんだ!」
『ふ、ふふ…AHAHAHAHAHA!バカだね?[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]キャラ[/ふりがな]が残した手がかりが、すでに人狼にすり替えられていたらどうするの?そこまで考えてる?』
「!!!」
そこまで考えていなかった。フリスクは最後に起きた。それより先に紙をすり替えることだってできたはずだ。一筋の汗が頬を伝う。
「(どうしよう…ここで間違ったら、みんなは…)」
*仲間を信じろ、フリスク
「仲間…を…?」
"信じる"。いつの間にか忘れていた。自分を信じて犠牲になった仲間がたくさんいるというのに。
「僕は…僕は、仲間を信じる!これで、終わりだ!!!」
サンズの、メタトンの、グリルビーの、パピルスの、キャラの声が聞こえた気がした。
*ケツイが みなぎった。
『投票結果がでたよ✩君たちが選んだのは…"[漢字]博士[/漢字][ふりがな]ガスター[/ふりがな]"だね?』
「これで、良いんだ…よね?」
『彼は人狼なのでしょうか?!結果は…』
「あぁ、私は"人狼"だ」
ガスターの、声が響く。人狼と認める声。肩から力が抜ける。やった。やったよみんな。人狼を見つけた!勝った!思わず膝から崩れ落ちてしまった。
「立ってくれフリスク君。力を抜くにはまだ少し早いよ」
「ガスター…さん…それはどういう…」
意味ですか、という言葉は、[漢字]懐かしい声に遮られた[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・[/ふりがな]。
「全く、オレたちと再会する前に安堵するなんて…どれだけ緊張してたんだフリスク?」
「サンズ!!!!」
慌てて駆け出す。彼は、左手を差し出す。ギュッと握ると、ブーブークッションの音が響き渡った。間違いない、本物だ。他にも消えた仲間が戻ってきていた。
「メタトン!」
「お疲れ様、子猫ちゃん」
「グリルビーさん!」
「…おみごと」
「パピルス!」
「やったなフリスク!」
「キャラ!」
「ふん、当然の結果だな」
みんなみんな戻ってきた。もう、力が抜けて立てない。そんな彼を、仲間たちが支えてくれた。
「ありがとう、みんな」
「heheh、感謝するのはオレたちのほうだぜ」
ありがとな、とサンズは少し照れくさそうに言った。他のみんなも、次々にお礼を述べる。その時だった。
「おめでとう、君たちの勝ちだ」
突然、後ろから声がした。全員が振り返ると、そこには…フリスクにそっくりな少年が立っていた。
「最終章 Aという存在」に続く…
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