二次創作
UNDERTALEリアル人狼
「フリスク、起きて!」
誰かに呼ばれ、彼は目を覚ました。見ると、フラウィとガスターがいる。
「ふたりとも、無事だったんだ」
安堵しながら話しかけるが、二人の顔は冴えないままだった。
「まだ…キャラ君がいないんだ」
「え…ガスターさん、それは本当ですか?!今すぐ探しに…」
『その必要はないよ〜』
突然聞こえたAの声。彼のセリフに、3人は瞬時に察する。
"キャラがいなくなった"
『今日で勝敗が決まる…この中に、人狼は確実に一人いる。仲間だろうが疑うがいいさ』
「…キャラの部屋に行っても良い?」
フリスクの唐突な質問に、ガスターとフラウィは首をかしげた。
『…いいよ✩』
少し間があったが、Aは承諾する。彼は全てを知っているのだろうか?
「もし私が襲撃されたら私の部屋を調べてほしい」
キャラにそう言われたのは、パピルスがいなくなり"大ホール"を出ようとした直前だった。
「私はそこに、"人狼の手がかり"を残しておく」
「え!?」
「だが…人狼も頭の回転が早いだろう。先に手がかりを見つけられる可能性がある」
だから、と彼女は続ける。目に、ケツイを宿らせて。
「もし先に人狼が見つけたら、そのときは、"自分の勘を信じろ"」
フリスクは苦笑した。勘を信じる…それは、自分のことを信じてくれているということだろうか。
「…わかった、ありがとう」
キャラの部屋に入る。先に人狼に見つかっていないかドキドキしながら、探索を始める。そのうち、[漢字]他の二人[/漢字][ふりがな]フラウィとガスター[/ふりがな]もやってくるだろう。その前に、見つけなければ。
「…あ」
枕の下に、紙がはみ出ている。それを抜き取ろうとした、その時。
「何してるの?」
「フラウィ…」
「…ふ〜ん、そういうこと。キャラは手がかりを残していったんだね」
一瞬で察するフラウィ。さすがは"親友"だ。
「僕は人狼じゃない。って言っても信じてもらえないかな?…キャラは、[漢字]君を信じたんだね。[/漢字][ふりがな]親友の僕を信じなかったんだね。[/ふりがな]」
「…」
「大丈夫、僕がガスターを引きつける。その間に手がかりの謎を解いて」
ありがとう、と言おうとしたが、あまりの緊迫感に声が出なかった。代わりに大きくうなずき返す。
*彼は、優しく微笑みかけた。
「暗号を解かないと…『d@y\4fftp』?なにこれ…」
ローマ字読みをしようとしたが、全然読めない。時は刻一刻と過ぎていく。早くしないと。早く早く早く…!
*落ち着け、お前ならできる
「え…キャラ?!」
後ろを振り返るが、誰もいない。その代わり、[漢字]ノートパソコンが置いてあった[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・・・・[/ふりがな]。
「いつの間に…そういえば、"キーボードにひらがなが書いてある"んだっけ」
キーボード…英語や記号…ひらがな……もしかして!!!
「そういうことか…キャラ、君の希望は確かに受け取ったよ」
行こう、決着をつけるときだ。
*ケツイが みなぎった。
誰かに呼ばれ、彼は目を覚ました。見ると、フラウィとガスターがいる。
「ふたりとも、無事だったんだ」
安堵しながら話しかけるが、二人の顔は冴えないままだった。
「まだ…キャラ君がいないんだ」
「え…ガスターさん、それは本当ですか?!今すぐ探しに…」
『その必要はないよ〜』
突然聞こえたAの声。彼のセリフに、3人は瞬時に察する。
"キャラがいなくなった"
『今日で勝敗が決まる…この中に、人狼は確実に一人いる。仲間だろうが疑うがいいさ』
「…キャラの部屋に行っても良い?」
フリスクの唐突な質問に、ガスターとフラウィは首をかしげた。
『…いいよ✩』
少し間があったが、Aは承諾する。彼は全てを知っているのだろうか?
「もし私が襲撃されたら私の部屋を調べてほしい」
キャラにそう言われたのは、パピルスがいなくなり"大ホール"を出ようとした直前だった。
「私はそこに、"人狼の手がかり"を残しておく」
「え!?」
「だが…人狼も頭の回転が早いだろう。先に手がかりを見つけられる可能性がある」
だから、と彼女は続ける。目に、ケツイを宿らせて。
「もし先に人狼が見つけたら、そのときは、"自分の勘を信じろ"」
フリスクは苦笑した。勘を信じる…それは、自分のことを信じてくれているということだろうか。
「…わかった、ありがとう」
キャラの部屋に入る。先に人狼に見つかっていないかドキドキしながら、探索を始める。そのうち、[漢字]他の二人[/漢字][ふりがな]フラウィとガスター[/ふりがな]もやってくるだろう。その前に、見つけなければ。
「…あ」
枕の下に、紙がはみ出ている。それを抜き取ろうとした、その時。
「何してるの?」
「フラウィ…」
「…ふ〜ん、そういうこと。キャラは手がかりを残していったんだね」
一瞬で察するフラウィ。さすがは"親友"だ。
「僕は人狼じゃない。って言っても信じてもらえないかな?…キャラは、[漢字]君を信じたんだね。[/漢字][ふりがな]親友の僕を信じなかったんだね。[/ふりがな]」
「…」
「大丈夫、僕がガスターを引きつける。その間に手がかりの謎を解いて」
ありがとう、と言おうとしたが、あまりの緊迫感に声が出なかった。代わりに大きくうなずき返す。
*彼は、優しく微笑みかけた。
「暗号を解かないと…『d@y\4fftp』?なにこれ…」
ローマ字読みをしようとしたが、全然読めない。時は刻一刻と過ぎていく。早くしないと。早く早く早く…!
*落ち着け、お前ならできる
「え…キャラ?!」
後ろを振り返るが、誰もいない。その代わり、[漢字]ノートパソコンが置いてあった[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・・・・[/ふりがな]。
「いつの間に…そういえば、"キーボードにひらがなが書いてある"んだっけ」
キーボード…英語や記号…ひらがな……もしかして!!!
「そういうことか…キャラ、君の希望は確かに受け取ったよ」
行こう、決着をつけるときだ。
*ケツイが みなぎった。
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