R家の堕ちたご息女様は如何に?
追放だ__
私は、父様に追放を言い渡された。
ネジの悪知恵か………。
「お待ちください!これはネジの悪知恵です。追放はお辞めになられてください!」
母が反対する。
「ネジよ、事実なのか?」
「いいや、これは明らかにリリウス姉様が悪なのです。」
「リリウス姉様はヴォイドに敵対されていません。」
「リリウス姉様は、ヴォイドと繋がっているのではないですか?」
嘘を叫ぶネジ。
「本当か?リリウスよ。」
「いいえ、違うわ。」
「[太字]何故か[/太字]ヴォイドは私に敵対しない。」
「ネジ、嘘の悪知恵はやめなさい。」
「悪知恵などではありません!僕は見たのです、ヴォイドが目の前に居るというのに、」
「[大文字][太字]リリウス姉様は戦わずヴォイドと親しそうに笑っているのです![/太字][/大文字]」
「……なんと…!」
「リリウスよ、貴様は悪魔の子か!」
「違う!ネジの嘘だ!」
「リリウスよ、貴様はR家を追放とする!決してRの名を語るでない!」
「………。」
クスクスと心で笑うネジ、泣き叫ぶ母様、怒っている父様_
私は、静かに龍王室を出て行った。
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