二次創作
短編集【リクエストOK】
創作元:黒子のバスケ
キャラ:今吉翔一(中学)
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「○○ちゃん、ほんまちっさいなぁ.......」
『喧嘩なら買いますけど』
なんでこうなった
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今、現在進行形で今吉さんと対面になり、今吉さんの膝に乗っている
こうなったのは今吉さんが私の腕を掴んで、無理矢理寄せたのが原因だが.......
「いやぁ.....無防備やで、自分」
『あんたが可笑しいだけだよ』
今吉さんの腕は私の腰にがっちりとホールドされており、逃げようにも逃げられない
なんなら、距離を寄せようとしてくる
「.......なぁ、花宮が見たらどう思うやろか」
『ヤメテクダサイ。面倒くさいんですからね』
いつも今吉さんの近くに居ると機嫌が悪くなる花宮。まぁ、多方予想は付いてるが.......
「それにしても、ほんま素直ちゃうなぁ」
『は?何バカなこと言ってんですか』
「いや、自分こんな状況でもちゃんと目ぇ合わせるよな」
『.......何言ってんですか』
私は即座にふいっと視線を外した
その瞬間、其方に気を取られ、抵抗していた腕の力が緩くなり、今吉さんに一気に引き寄せられる
『....っうわ....!』
「捕まえた」
今吉さんの肩に頭を預けるような形になる。ちょっと待て、この状況は流石にまずい
それに"花宮"が見たら、めんどく.......
「.......ややなぁ....。花宮のことちゃうくて、ワシのこと考えてや」
『......っはは、』
耳元で囁かれた言葉に
不覚にもドキリとしてしまったのが、気に食わなかった
(○○ちゃん、ええ加減認めぇや)
(認めてないのは、どっちだよ)