二次創作
短編集
創作元:2j3j
キャラ:渡会雲雀
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ずっと好きだった。けど、視聴者とVtuberって壁があって
そんな些細なものなんか壊してしまえばいいのに、ってずっと思ってる
けど、彼がVtuberだったから出会えたわけだから、まぁ文句は言えない
でも、Vtuberじゃなくても出会える自信あるし
『好きなんだもん........理由なんて一つじゃん.....』
"すきだから"それだけで付き合ってはならないのだろうか?
Vtuberってだけで、ただの人間じゃん。恋愛もしちゃいけないの?......ねぇ
渦巻く、どろどろとした置き場のない感情を憎む
そしてそれを吐くように、今日もひばのツイートをしてる視聴者をブロックする
《ひばの歌声まじかっこいい!彼氏にしたいー!》
ブロック
《ひばの今日の配信しぬwwめちゃビビってて可愛かったwww》
ブロック
《ひばのモノマネ上手すぎなんよ。結婚してくれ》
ブロック
《メリクリだ🎄🎅🎁》
いいね
ひばのツイートは生きてる証だって、そう言ってるように思える
私のクリスマスは、ひばのもの
くりぼっちになんてならない。ひばがいる限り
満足気に浸っていると、通知が一つ
《渡会雲雀が○○をフォローしました》
渡会雲雀、フォローの字に脳が停止する
え、.........は?...誤送信?いや、でもフォロー外されてない。え、なに企画?...............え?
頬を抓りながら引っ張る。痛みを感じ、指を離す
その瞬間、現実だと言われて、パニックになった
『え、え、ひばが?私を?フォロー!した!?』
ど、どゆこと、ちょとまて、と何かの企画だと思い旧T〇itterに飛ぶと、先程と同じ内容しか書かれていない
なんで、なんでなんで?え、えぇ〜?
ただの視聴者のはずが、同担拒否のリアコなだけのはずが...........
ピコンと、また私の携帯が鳴る。そんなことは気にせずにはしゃぐ私
『っひば、〜っ!』
都合のいい夢でも、誤送信でもいいから、どうか今は優越感に浸らせてくれ
渡会雲雀♦☕にじさんじ
《ぜーんぶしってるのにね?》