二次創作
短編集
創作元:僕のヒーローアカデミア
キャラ:鷹見啓吾
-----------
中学の時、充分強くてなんでもできる俺は多分、余裕ぶっこいて自意識過剰だったと思う
まぁ、実際に敵が来ても跳ね返してたし、勉学もできるし、おまけに顔もいい。こんな完璧さを誇らない奴はいるだろうか?否、居ない
だから、その油断が足元を掬われる要因になった
「っくぁ...........っ....だれっ........ぁ.....」
敵の個性の攻撃で飛ばれ、瓦礫に挟まって、退こうにも退けない状態。
そろそろ、限界が来た。あぁ、俺の人生ここで終わりか。死ぬ時って意外と冷静なんだな
最後に、エンデヴァーさんに会いたかったな。それに、やり残したことだっていっぱい............
あぁ、死にたくないな
『助けに来たよ。この○○様が』
俺の身体が軽くなる。それと同時に光が入ってきて、少し目を瞑る
次に目を開けた時、目の前にいたのは髪の長い、女の人だった
プロヒーローだろうか?眩しいなぁ
「っ.......ぁ.......りと.....」
意識を落とす瞬間ただ、彼女が光に思えた
(あちゃ、"公安の子"意識無くなっちゃった)
(このときはまだ、彼女が俺の一筋の光になることを知らなかった)