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ヒロアカ・ハイキュー・呪術廻戦・黒バス・ワートリの夢小説です

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#18

初恋泥棒




創作元:ワールドトリガー

キャラ:出水公平


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あるところに、「怪盗プリンス」が居ました

その「怪盗プリンス」は女の子だと予想されているが、カッコよくて凛々しいことから、"プリンス"と名付けられました

「怪盗」と言っても、盗まれたものを盗み返す、いわゆる警察のようなものです

だから皆「怪盗プリンス」を嫌うことはしませんでした









だってこんなにも、










《盗まれたサファイア..........ここに確か》










かっこいいんですもの









テレビ越しに少し高い、女の子らしい声が聞こえる

サファイアにキスをして、伏目がちにこちらを見上げる。テレビに視線は向けるが、テレビには捕まらない

とっても不思議な怪盗さん








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「昨日の"怪盗プリンス"カッコ良すぎなかった!?」
「"怪盗プリンス"に捕まりてぇ〜」
「"怪盗プリンス"優秀すぎない?」











学校でもずっと話題は、"怪盗プリンス"

男子にも女子にも人気な"怪盗プリンス"は、すごく魅力的なんだと思う













「まぁ、怪盗プリンスなんか会えねぇけどなぁ...........」









どうせ、と呟いた途端どこからか爆発音が鳴る















「っ........は!?」














皆んななんだなんだと、周りをキョロキョロしはじめる。

そして、担任が走ってきて急いでドアを開ける















「どこかで爆発が起きた!!すぐ校庭に避難しろっ!」












焦った表情で俺たちに語りかける、担任

その表情に皆、マジだと気づきすぐに走りながらドアへ向かう

全員、全員を押しながら組み分けて行くため、怒声を上げている者も居る









そんな中俺は、冷静になりながらゆっくりと人の波をかき分けていく

やっと落ち着いて、階段を下る途中俺の視界に何か映った
















『.........まじかぁ』















そう呟いて、階段を"登っていく"少女が居た。

皆逃げるのに必死になって気づいていないが俺は気づけた

何がマジなんだ?なんで上に行って........そっちは屋上しかねぇぞ?そんなことを思っていたら、人の波に飲み込まれそうだったので、急いで下へ降りる









-----------------------------------------------------------------------------








「ね、ねぇ........私達大丈夫かな」
「もう外出たし、安全........だよ」
「俺等生きて帰れる?」










そんな不安が飛び交う中、中にはこんなことを言う奴もいた


















「"怪盗プリンス"どうにかしてくれよ」
















そう言った、彼に続くように校庭に少し高い声が響いた




















『《三門市立第一高等学校の皆さん、こんにちは》』




















皆一斉に声のした"屋上"へと目を向ける

そこには、仮面を被りスピーカー片手にうちの制服を着た
















「えっ、ね、ねぇっ!あれっ.......!!」
「う、うちの制服っ?」
「なんで.......!?」
「あの仮面って........」
















「怪盗プリンス!!」














「怪盗プリンス」が居た

















『《えー.......単刀直入に










この学校には、まだ爆弾が仕掛けてありました》』
















その言葉に、皆悲鳴を上げる

だが、次の言葉で皆静まる















『《........が、私がその爆弾を止めて見せました》』













「か、怪盗プリンスっ........!」
「うそっ.......!?」
「マジ!?」











悲鳴の次には歓喜の声が

落として上げるのが上手い

まぁ、そんなことはどうでもよくて、怪盗プリンスが屋上から"飛び降りた"









まぁ、怪盗プリンスはテレビでも飛び降りているから、あまり皆心配はしていない

予想通り、華麗に着地をしたプリンスに皆拍手を送る

















『皆さま、初めまして............."怪盗プリンス"と申します』















怪盗プリンスの、マイクもスピーカーも何も通さない声が聞こえる

皆歓喜の声を上げているが俺は気づいた














《.........まじかぁ》















怪盗プリンスは、あの階段を"登った奴"と同一人物だ

マジか、うちの高校にいたのかよ






















「怪盗プリンスファンサしてーーー!!!」


















誰かの声が目立つように、怪盗プリンスへの耳へと通る

怪盗プリンスは、少ししてこちらを向き
























『..............貴方の[漢字]心[/漢字][ふりがな]ハート[/ふりがな]、奪って見せましょう』























人差し指と親指で銃のようなものを作り、ウィンクをしてこちらへ撃った


















「...........っ」














鼓動が高まり、周りの音が聞こえなくなる

まるで二人だけの空間なんだと思わされるように

怪盗プリンスが視線を外して、俺と君の世界が解けたように、周りの音が入ってきた













「............るせーな」











いつもは気にならない騒がしい声も、周りが向ける他者への視線も、全て君のせいで気になった

まるで、俺の[漢字]心[/漢字][ふりがな]ハート[/ふりがな]が奪われたように、どうしようもなく君だけで満たされたい

愛だの恋だの、バカにしてきたけど...........これは、恋?愛?分からないのに鼓動はトクトクと、音を奏でて響いている














「...........あー....」












そうだ、明日君を探してこの気持ちの答えを知ろう










([漢字]心[/漢字][ふりがな]ハート[/ふりがな]の怪盗プリンスサマ)




このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

「結城さくな」ちゃんの歌みたマジいい........透明感やば
あとさ、「シクフォニ」「ゼブプラ」「くらわん」「せいだん」の歌い手グループ好きすぎる!!
ソロだったら「いくぜ!」「めいちゃん」様が大好きっ.......!!!

2024/10/31 09:22

nako ID:≫96wmVG3mf6twQ
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