- 閲覧前にご確認ください -

ヒロアカ・ハイキュー・呪術廻戦・黒バス・ワートリ・いれいす・文ストの夢小説です

この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

名字
名前

文字サイズ変更

短編集

#17

凛々しく生きるということ






創作元:ワールドトリガー

キャラ:出水公平


--------











私には両親がいない。正確には亡くなっただが
それも"私のせいで"















『あーぁ............』












空を見上げながらあの日を思い出す






















《○○、逃げなさい!!》
《絶対に戻ってくる》





















2人が第一次大規模侵攻で、トリオン体に着替えて、凛々しく戦う姿
でも、数が多くて押されていた時のこと
2人は近くに居た住民を逃すために、"自分たちで"隙を作った
















《おかあさん.......おとうさん........え、は.......》












まぁ、そこからは想像にお任せする
空を見上げていた眼を、前へ向け進む






















もう空は橙色だ、そろそろ帰る時間
私は荷物を取り、教室のドアに手を掛ける






















「おっ、"両親亡くし"は今から帰んの〜?」











『...........』






















私の両親が居ないことをいつも揶揄ってくる男子。日常茶飯事で、他は見て見ぬ振り
自分は両親が居ないから分かんないだろうねきっと.......そんな想いを込めながら睨みつける



















「事実だろ?両親いないとかかわいそぉ〜!もしかして、
















お前のせいで居なくなったとかっ!?」


















一つの足音が響く
彼等は笑いながら言ったその言葉の重さを知らない
確かに両親が居ないのは事実だけど、それを引きずっていてもお母さん達が喜ぶわけない。そんな想いを込めながら溜息をついた
















「あ?なんでため息なんかついてんだよ」











『くだらないと思って』















そうキッパリと言い放って、目の前の男に中指を見せる
男の怒りの声色なんて知らぬふりをして、私は踵を返し前を向いて歩いた















[明朝体]過去に笑われても中指立てろ[/明朝体]











(今を生きろ)









------------------------------------------------------------------

出水dis












俺のクラスには両親が居ない子がいる。第一次近界民大規模戦で、亡くなったらしい




そのことで両親を亡くした人は多分何十人も居る、ただその子がこのクラスに居るだけ........なのに
そのことを揶揄う男子がいる



















「おっ、"両親亡くし"は今から帰んの〜?」












『...........』
















例のその子、「●●○○」が帰ろうとすると彼はいつも、こう言う
別に今に始まったことじゃない、俺が入ったってどうなることじゃないと、一歩距離を置いている
彼女はゆっくり振り返り、男の瞳を捉えて逃がさないよう睨みつけた


















「事実だろ?両親いないとかかわいそぉ〜!もしかして、



















お前のせいで居なくなったとかっ!?」
























"お前のせいで居なくなった"と言う言葉に反射的に、足が動いた
流石にそれはねぇだろ、お前その言葉がどんだけのもんか.........
2歩程度踏み出した時、一つのため息が聞こえた



















「あ?なんでため息なんかついてんだよ」












『くだらないと思って』

















そうキッパリと言い放って、彼女は目の前の男に中指を見せる
多分見ていた人が全員驚いただろう。俺もその1人だ
注目の的の彼女は視線なんて知らぬふりをして、踵を返し前を向いてドアを開けた











俺はそんな彼女を見て呆然としていた
中指を立てた?普通何をされるかわからなくて、抵抗できないんじゃ...........?
ドアをふわりと閉めた彼女の横顔見て、俺は思った

















「..........かっけー.........」
















とても凛々しく、まるで今しか生きていないような、そんな勇気ある横顔だった
俺はそんな横顔を追うように彼女を追いかけた











(誰かに似ている)








このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

"過去に笑われても中指立てろ"←「乙女どもよ。」の歌詞ねぇ!?カッコ良すぎんだろっ.........!!

そしてnakoは「結城さくな」ちゃんの初配信が楽しみすぎるんだが!?
「"はじめまして"」だね!!

2024/10/27 19:43

nako@ハンガー推し ID:≫95W8biv8iH20g
続きを執筆
小説を編集
/ 24

コメント
[11]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL