短編集
[太字]形勢逆転[/太字]
「うわっ」
犬飼先輩の腕が、誰かに斬られ犬飼先輩からはトリオンが消失してきていた
『犬飼せーんぱい』
そんな先輩の前に立ちはだかる私
犬飼先輩は少し顔を歪め
「お前今のタイミングで入ってきたのわざと?」
腕飛ぶ前に来れたんじゃね?と私の瞳を見つめながら、言う
私は口角を上げ、ゆっくりと先輩へと距離を縮める
『さぁ?犬飼先輩のこういう姿もたまにはいいんじゃないですか?』
先輩の頬に手を伸ばし、顔の距離を縮める。
先輩とは身長差があるが、背伸びをしたらOKだ
先輩は焦った顔で
「ははっ、趣味悪いなぁ」
と引き笑いを見せた。
そんな先輩も素敵で、このまま私が先輩の首を切ってしまいたいぐらいだった
(油断)
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