キーンコーンカーンコーン　キーンコーンカーンコーン

[小文字]「お昼だ！」　　「お腹すいたぁ…」[/小文字]

私はいつも、お昼のお弁当の時間はひとりぼっち。
いつも、すみっこで食べてる。
うん。ほんとに、すみっこ。
お前は、すみ○こぐらしか！？って言われるぐらい。
今日のお弁当はなにかなぁ…

「●●さん！」
「うわあっ！」
「お弁当、一緒にたーべよ！」
「は、はい…、！」
[水平線]
「じゃ、お弁当箱…オープン！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　パカッ


「お〜✨●●さん！タコウィンナーはいってる〜！！」
「…欲しい、ですか？」
「欲しい、欲しい！食べたいですっ✨」
「好きなんですか？」
「うん！大好き〜！！」

子供みたいに、はにかむ笑顔。
か、可愛い…！

パクッ


「ん！[大文字]美味しい〜！！[/大文字]」
「私の、お母さんのです。」
「え、すごいね！●●さんのお母さん！」
「ありがとうございます！」


よっぽど、美味しいんだなぁ…
○○君がタコさんウィンナー好きだなんて、意外…！

「あ、●●さんも、食べる？タコウィンナー！！」
「は、はい…！」


パクッ



「ん、美味しい！」
「でしょでしょ、」
「安心したよ、だって、[大文字]やっと、●●さん、笑顔になったんだもん！[/大文字]」



きゅん




「…！///」