夏色に染まった君へ。
#1
友達
私、[白雪姫華][しらゆきひめか]。
『姫華』という名前とは裏腹に容姿はとても地味。
母親譲りの白色の髪。それは可愛いと思うし自分でも気に入っている。だけどいつも耳より下のツインテールに結ってるせいで地味に見える…。それに黒色のメガネ。制服は校則をきちっと守った膝丈スカートに茶色のベスト、女の子らしい赤と青のチェック柄のリボン。でも姉、白雪姫乃はとても綺麗だ。私と同様白色の髪だが、姉は毎日ポニーテールや、ハーフアップ、高めの位置のツインテール、時には髪の毛を巻いたりしたり、とお洒落をしている。姉は私と同じ高校卒業生だがその頃の写真を見てみると私とは大違いだ。目は悪いが、メガネではなくコンタクトで、太もも辺りのスカート、白色のワイシャツに、赤と青のチェックのリボン。全く、私は誰に似たんだろうか…、母も姉のような感じで、父はクールなセンター分けの男前な顔だ。おまけに私は友達はゼロ。学校ではいじめられてるとかそういうのは全くない。みんな仲のいいクラスだからだ。そんなこんなで高校2年生、やっと7月になった。夏休みが終わると文化祭がうちの学校ではある。今日は文化祭の準備を一限目からするらしい。ちなみに文化祭ではメイド&執事カフェをする。まあ、ありがちなやつだ。さて、私はどうせメイド服なんて着ないだろう、今日はメイド役、執事役を誰がするのかを決めてから内装とかの準備に入る。文化祭とかそういう行事毎は意外と好きだ。なので気合が入っている
[キーンコーンカーンコーン]
さて、話し合いが始まる
「今から2年B組、文化祭の話し合いを始めまーす!!」
クラスのリーダー的存在の[赤﨑太陽][あかざきたいよう]くんが司会をしている
みんなは「ふぅーふぅー!」と言っている
「はいはーい!女子は全員メイドね!」
クラスのギャル、[美嚢愛][みのうあい]さんが言う。
「衣装足りんのー?」
赤﨑くん、私が言いたかったこと、言ってくれてありがとう…!
「足りるよ〜ってことで女子着替えてこよ〜!!」
よし、存在感を消して着ないようにしよう
「ほら!白雪さんも!!行くよっ!!」
「え、え!?わ、私はいいよ、」
「え〜なんで?」
「に、似合わないし……」
どう乗り切ろうか、、
「大丈夫!絶対似合うって!メイクも髪の毛も可愛くしたげるよ!」
「え、えぇ〜」
「白雪さん!愛ってめっちゃメイク上手なんだよ!それに神楽は髪の毛可愛くするの上手だよ!だからさっ!行こ〜!」
「うちはそんなにだけどね〜?」
そう言っているのは[中野陽奈][なかのひな]さんと[深月神楽][みずきかぐら]さん
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」
「よーし!男子たち!可愛い白雪さんを待ってな!」
女子更衣室に向かっている際、美嚢さんが話しかけてきた
「ねえ白雪さん!私らのこと、下の名前で呼んでよ!」
「え、いいの?」
「もち!私らも姫華って呼んでいいー?」
「う、うん!!言いに決まってるっ!」
「よし!姫華をみんなで可愛くするぞー!」
「おーー!!」
『姫華』という名前とは裏腹に容姿はとても地味。
母親譲りの白色の髪。それは可愛いと思うし自分でも気に入っている。だけどいつも耳より下のツインテールに結ってるせいで地味に見える…。それに黒色のメガネ。制服は校則をきちっと守った膝丈スカートに茶色のベスト、女の子らしい赤と青のチェック柄のリボン。でも姉、白雪姫乃はとても綺麗だ。私と同様白色の髪だが、姉は毎日ポニーテールや、ハーフアップ、高めの位置のツインテール、時には髪の毛を巻いたりしたり、とお洒落をしている。姉は私と同じ高校卒業生だがその頃の写真を見てみると私とは大違いだ。目は悪いが、メガネではなくコンタクトで、太もも辺りのスカート、白色のワイシャツに、赤と青のチェックのリボン。全く、私は誰に似たんだろうか…、母も姉のような感じで、父はクールなセンター分けの男前な顔だ。おまけに私は友達はゼロ。学校ではいじめられてるとかそういうのは全くない。みんな仲のいいクラスだからだ。そんなこんなで高校2年生、やっと7月になった。夏休みが終わると文化祭がうちの学校ではある。今日は文化祭の準備を一限目からするらしい。ちなみに文化祭ではメイド&執事カフェをする。まあ、ありがちなやつだ。さて、私はどうせメイド服なんて着ないだろう、今日はメイド役、執事役を誰がするのかを決めてから内装とかの準備に入る。文化祭とかそういう行事毎は意外と好きだ。なので気合が入っている
[キーンコーンカーンコーン]
さて、話し合いが始まる
「今から2年B組、文化祭の話し合いを始めまーす!!」
クラスのリーダー的存在の[赤﨑太陽][あかざきたいよう]くんが司会をしている
みんなは「ふぅーふぅー!」と言っている
「はいはーい!女子は全員メイドね!」
クラスのギャル、[美嚢愛][みのうあい]さんが言う。
「衣装足りんのー?」
赤﨑くん、私が言いたかったこと、言ってくれてありがとう…!
「足りるよ〜ってことで女子着替えてこよ〜!!」
よし、存在感を消して着ないようにしよう
「ほら!白雪さんも!!行くよっ!!」
「え、え!?わ、私はいいよ、」
「え〜なんで?」
「に、似合わないし……」
どう乗り切ろうか、、
「大丈夫!絶対似合うって!メイクも髪の毛も可愛くしたげるよ!」
「え、えぇ〜」
「白雪さん!愛ってめっちゃメイク上手なんだよ!それに神楽は髪の毛可愛くするの上手だよ!だからさっ!行こ〜!」
「うちはそんなにだけどね〜?」
そう言っているのは[中野陽奈][なかのひな]さんと[深月神楽][みずきかぐら]さん
「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…」
「よーし!男子たち!可愛い白雪さんを待ってな!」
女子更衣室に向かっている際、美嚢さんが話しかけてきた
「ねえ白雪さん!私らのこと、下の名前で呼んでよ!」
「え、いいの?」
「もち!私らも姫華って呼んでいいー?」
「う、うん!!言いに決まってるっ!」
「よし!姫華をみんなで可愛くするぞー!」
「おーー!!」
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