マルトク隊、番号07です。
レファリー)アメンボ?
ナイロ)て、何ですか?
リビット)それはなあ、あれだ!
勢いよく指さす
レ&ナ)え?(振り向く)
レファリー)え!なにあれ!
遠くにあるもののアメンボが海の上いた。
ナイロ)まんま、アメンボだ…
リビット)そうだろ?
ナイロ)で、行くとこは分かりましたがなんで行かなきゃいけないんですか?
リビット)それは移動中に説明するぞ!
レファリー)分かりました!
ヘリの中
リビット)じゃあ説明するぞ
レ&ナ)はーい
リビット)実はな、00に異変が生じたんだ
レファリー)え、異変?
リビット)ああ、順を追って説明するぞ。
リビット)数時間前、私たちは00の監視をしていたんだ。
レファリー)そうですね。
リビット)でな、00が動いたんだ。
レファリー)え⁉
リビット)瞼のとこがピクリピクリとな
リビット)02も同じことを言っていたから間違いない。
ナイロ)02?
リビット)ん?ああ、こいつだよ (そこへ目を向ける)
ナイロ)え?
そこにはヘッドホンをして体育座りをした女の子がいた。
レファリー)うぇ⁉子供⁉
???)……
リビット)ほらー言った通りでしょ?いつか一緒に任務行かなきゃいけないことになるって
???)うぐ…
???)…どーしよっかなあ…(小さい声)
???)……自分は…
ユサ)自分は番号02、ユサです…
レファリー)よろしくお願いします!ユサ先輩!
ナイロ)よろしく願います。ユサ先輩。
ユサ)せ、先輩…!
ユサ)ふひひ、よろしくね。後輩君たち。
レ&ナ)こちらこそ!
リビット)ということで02の紹介が終わったことだし、また話を続けるよ。
一同)はーい
リビット)さっき説明したように00に変化が見られた。
リビット)そのことをマルトク隊と協力関係になっているアメンボに報告したんだ。
リビット)そしたら、「まずはこっちにこい」とのことでアメンボに行くことになったのさ。
レファリー)はえー…それって本当はアメンボの方から来るんじゃないんですか?
リビット)そうなんだけどね。そのことを言ったらまずいいから来いとのことだ。
ナイロ)…なんか無理くりですね。
リビット)そうゆう人たちさ
ユサ)コクコク(頷く)
リビット)ユサとか元々アメンボの研究員だからよく分かってると思うけどな
ユサ)うん。死ぬほどわかる。
レファリー)ユサ先輩アメンボの研究員だったんですか⁉
ユサ)え、あ、うん。そーだよ
リビット)ふふ(まだ慣れてないんだろうなあ)
ユサ)何笑ってるんですか
リビット)いや少し可笑しくてw
ユサ)?
リビット)さっ着いたぞー
レファリー)わあ、遠くからは気づかなかったけどめっちゃ大きいし、機械的な感じがする…
ナイロ)ホントにアメンボをそのまま大きくしたような感じだ…
リビット)じゃあ降りよー!
(01,02,06,07の順で降りる)
レファリー)よいしょっと
リビット)全員降りたな。
ナイロ)どこが入り口なんですか?
ユサ)ここだよ(そこに目を向ける)
入り口はちょうど頭の部分にあるマンホールのようなものだった。
ガアア…(その扉が開く)
レ&ナ)!(開いた!)
???)ごきげんようマルトク隊の皆様
ユサ)あ、シーさん!
???)ん?おや、ユーさんじゃないですか。
リビット)知り合いか?
ユサ)元相棒ですね。
リビット)あーそうなのね。
リビット)こんにちは。マルトク隊番号01のリビットです。えっと…
???)あ、紹介が遅れました。
シルエ)私は、アメンボ研究員のシルエです。
リビット)シルエさん。本日はよろしくお願いします。
シルエ)で、後ろのお二方は?
レファリー)あ、初めまして!マルトク隊番号07のレファリーです!よろしくお願いします!シルエさん!
ナイロ)お初にお目にかかります。マルトク隊、番号06のナイロです。よろしくお願いします。シルエさん。
シルエ)レファリーさん、ナイロさん。よろしくお願いします!
シルエ)では自己紹介も済みましたんで中に入ってください。この先は梯子です。お気を付けください。
全員)はい。
レファリー)わあ、ここが…
そこには、大きな水槽が並び、試験管やよくわからない物体が並んでいた。
まるで、実験施設のようなところだった。
レファリー)なんか未来感ある…
シルエ)ははは、確かにそうですね。
シルエ)まず、ここの支配人へ案内します。移動中にこの施設についてお話ししましょう。
…
…
シルエ)さて、では説明しますね。
全員)はい。
シルエ)ここは簡単に言うと海の生き物の研究をするところ、です。
シルエ)ここら辺にある水槽などがそうですね。
シルエ)それと同時に実験も行っているんです。
レファリー)実験?
シルエ)ええ、海の生物や海についての実験をしています。
シルエ)たくさん試験管や液体が置いていますが怪しいものではありません。
ナイロ)そうなんですね。
シルエ)はい。
シルエ)ここの役割についてはこれぐらいですね。
シルエ)次にこの建物について説明します。
シルエ)ここは名前の通り、アメンボをモチーフとして作られました。
シルエ)全長200mほどあり、アメンボの体の部分はもちろん、足の部分も研究所として機能しています。
シルエ)しかもこのアメンボは水面を移動するんです。
リビット)ここ移動するのか
シルエ)ええ、本物のアメンボのように高速で移動することはできませんが、ゆっくりと移動しています。
リビット)全然気づかなかったな。
シルエ)まあ、速すぎると中の物が散らかっちゃうのでね。そこはいい感じに調節しています。
ユサ)うん。でも、気づいたら世界一周してた時もあるけどね。
シルエ)ああ、あったなあ。研究に集中し過ぎてね。
ユサ)そうそう。
シルエ)さあ、着きましたよ。支配人室です。
シルエ) コンコンコン(ノック)
???)入れ
ガチャ…
シルエ)失礼します。
シルエ)支配人。先ほど連絡したマルトク隊の皆さんが到着しました。
???)…ほう。
???)ようこそ、アメンボへ。
ルック)私はアメンボ支配人、ルックだ。
全員)ビシッ(敬礼)
リビット)命を受け、まいりました。
リビット)マルトク隊、番号01リビットです。
ユサ)マルトク隊、番号02ユサです。
ナイロ)マルトク隊、番号06ナイロです。
レファリー)マルトク隊、番号07レファリーです。
ルック)ああ、名は聞いている。
ルック)ユサがお世話になっているな。
ルック)では、00についての話だ。
全員)はい。
ルック)まず、マルトク隊の皆さんを呼んだわけは、00の身体に明らかな異変があったからだ。
リビット)え、体が少し動くだけじゃないんですか?
ルック)それもそうなのだが、外部とともに内側、つまり心の部分で変化が見られた。
ルック)そもそも、君たちは私らアメンボも監視を行っていることを知っているかい?
ユサ)そうなんですか⁉
ルック)やはり知らなかったのか…。
ルック)いやいい。知らないなら知っといてくれ。
ユサ)は、はい。
ルック)で、話に戻る
ルック)さっきも言った通り心に変化が見られたんだ。
ルック)これまで機能停止していた「意思」が戻りつつあるんだ。
リビット)え…意思が?前、止まったはずなのに…
ルック)ああ、私も驚いた。意思は完全に消えていた。だが、何らかの理由でまた持ち始めた。
レファリー)意思、前まで無かったんですか?
ルック)ああ、00があの状態になり初めのころはあったものの、徐々に消えていき完全に消えた。
ルック)だが、なぜか今になって意思を持ち始めた。
ルック)それと共に植物人間状態だった00の身体の外部にも変化が見られた。
ルック)もしかしたらいずれ、00は動き出すかもしれない。
リビット)あ、暴れてしまう…ということですか…?
ルック)いや、そうはならないかもしれない。
リビット)どういうことですか?
ルック)それがだな、00に寄生している網目の方の意思ではなく、00自身の意思なんだ。
レファリー)そ、そうなんですか⁉
ルック)君もこの話を聞いたのかい。
レファリー)え、は、はい。
ルック)そうか…じゃあいい。
ルック)で、このまま00の意思だけが戻っていけば00に戻るかもしれない。
ルック)あの見た目は戻れないかもしれないが…
リビット)でも、戻って戦力になってくれるなら見た目は関係ありません!
ルック)ああ、そうだろうね…マルトク隊らしい意見だね
リビット)いつでも人手不足ですからね。
レ&ナ&ユ)…(僕/俺/自分がいるとこで言うんだ…まあ確かにそうだけど)
ユサ)し、辛辣ですねえ…
リビット)ふふふ、まあ、半分冗談だけどね。
レ&ナ&ユ)(半分本心なんだ…)
ルック)…と、いう感じだ。話は終わり。改めまして、マルトクの皆様本日はお越しいただきありがとうございました。
リビット)こちらこそありがとうございました。
ルック)マルトクの皆さん、心ばかりのお礼ですが、ここの見学をしていただくのはどうでしょうか
ルック)海洋やその生物に関する研究をしています。もしかしたら、未確認巨大生物の討伐の手助けになるかもしれません。
リビット)お誘いありがとうございます!喜んで見学させていただきます。
ルック)では、シルエ
シルエ)はい
ルック)マルトク隊の皆様を案内しろ
シルエ)分かりました。
シルエ)では、失礼しました。
ガチャン…
ナイロ)て、何ですか?
リビット)それはなあ、あれだ!
勢いよく指さす
レ&ナ)え?(振り向く)
レファリー)え!なにあれ!
遠くにあるもののアメンボが海の上いた。
ナイロ)まんま、アメンボだ…
リビット)そうだろ?
ナイロ)で、行くとこは分かりましたがなんで行かなきゃいけないんですか?
リビット)それは移動中に説明するぞ!
レファリー)分かりました!
ヘリの中
リビット)じゃあ説明するぞ
レ&ナ)はーい
リビット)実はな、00に異変が生じたんだ
レファリー)え、異変?
リビット)ああ、順を追って説明するぞ。
リビット)数時間前、私たちは00の監視をしていたんだ。
レファリー)そうですね。
リビット)でな、00が動いたんだ。
レファリー)え⁉
リビット)瞼のとこがピクリピクリとな
リビット)02も同じことを言っていたから間違いない。
ナイロ)02?
リビット)ん?ああ、こいつだよ (そこへ目を向ける)
ナイロ)え?
そこにはヘッドホンをして体育座りをした女の子がいた。
レファリー)うぇ⁉子供⁉
???)……
リビット)ほらー言った通りでしょ?いつか一緒に任務行かなきゃいけないことになるって
???)うぐ…
???)…どーしよっかなあ…(小さい声)
???)……自分は…
ユサ)自分は番号02、ユサです…
レファリー)よろしくお願いします!ユサ先輩!
ナイロ)よろしく願います。ユサ先輩。
ユサ)せ、先輩…!
ユサ)ふひひ、よろしくね。後輩君たち。
レ&ナ)こちらこそ!
リビット)ということで02の紹介が終わったことだし、また話を続けるよ。
一同)はーい
リビット)さっき説明したように00に変化が見られた。
リビット)そのことをマルトク隊と協力関係になっているアメンボに報告したんだ。
リビット)そしたら、「まずはこっちにこい」とのことでアメンボに行くことになったのさ。
レファリー)はえー…それって本当はアメンボの方から来るんじゃないんですか?
リビット)そうなんだけどね。そのことを言ったらまずいいから来いとのことだ。
ナイロ)…なんか無理くりですね。
リビット)そうゆう人たちさ
ユサ)コクコク(頷く)
リビット)ユサとか元々アメンボの研究員だからよく分かってると思うけどな
ユサ)うん。死ぬほどわかる。
レファリー)ユサ先輩アメンボの研究員だったんですか⁉
ユサ)え、あ、うん。そーだよ
リビット)ふふ(まだ慣れてないんだろうなあ)
ユサ)何笑ってるんですか
リビット)いや少し可笑しくてw
ユサ)?
リビット)さっ着いたぞー
レファリー)わあ、遠くからは気づかなかったけどめっちゃ大きいし、機械的な感じがする…
ナイロ)ホントにアメンボをそのまま大きくしたような感じだ…
リビット)じゃあ降りよー!
(01,02,06,07の順で降りる)
レファリー)よいしょっと
リビット)全員降りたな。
ナイロ)どこが入り口なんですか?
ユサ)ここだよ(そこに目を向ける)
入り口はちょうど頭の部分にあるマンホールのようなものだった。
ガアア…(その扉が開く)
レ&ナ)!(開いた!)
???)ごきげんようマルトク隊の皆様
ユサ)あ、シーさん!
???)ん?おや、ユーさんじゃないですか。
リビット)知り合いか?
ユサ)元相棒ですね。
リビット)あーそうなのね。
リビット)こんにちは。マルトク隊番号01のリビットです。えっと…
???)あ、紹介が遅れました。
シルエ)私は、アメンボ研究員のシルエです。
リビット)シルエさん。本日はよろしくお願いします。
シルエ)で、後ろのお二方は?
レファリー)あ、初めまして!マルトク隊番号07のレファリーです!よろしくお願いします!シルエさん!
ナイロ)お初にお目にかかります。マルトク隊、番号06のナイロです。よろしくお願いします。シルエさん。
シルエ)レファリーさん、ナイロさん。よろしくお願いします!
シルエ)では自己紹介も済みましたんで中に入ってください。この先は梯子です。お気を付けください。
全員)はい。
レファリー)わあ、ここが…
アメンボ
そこには、大きな水槽が並び、試験管やよくわからない物体が並んでいた。
まるで、実験施設のようなところだった。
レファリー)なんか未来感ある…
シルエ)ははは、確かにそうですね。
シルエ)まず、ここの支配人へ案内します。移動中にこの施設についてお話ししましょう。
…
…
シルエ)さて、では説明しますね。
全員)はい。
シルエ)ここは簡単に言うと海の生き物の研究をするところ、です。
シルエ)ここら辺にある水槽などがそうですね。
シルエ)それと同時に実験も行っているんです。
レファリー)実験?
シルエ)ええ、海の生物や海についての実験をしています。
シルエ)たくさん試験管や液体が置いていますが怪しいものではありません。
ナイロ)そうなんですね。
シルエ)はい。
シルエ)ここの役割についてはこれぐらいですね。
シルエ)次にこの建物について説明します。
シルエ)ここは名前の通り、アメンボをモチーフとして作られました。
シルエ)全長200mほどあり、アメンボの体の部分はもちろん、足の部分も研究所として機能しています。
シルエ)しかもこのアメンボは水面を移動するんです。
リビット)ここ移動するのか
シルエ)ええ、本物のアメンボのように高速で移動することはできませんが、ゆっくりと移動しています。
リビット)全然気づかなかったな。
シルエ)まあ、速すぎると中の物が散らかっちゃうのでね。そこはいい感じに調節しています。
ユサ)うん。でも、気づいたら世界一周してた時もあるけどね。
シルエ)ああ、あったなあ。研究に集中し過ぎてね。
ユサ)そうそう。
シルエ)さあ、着きましたよ。支配人室です。
シルエ) コンコンコン(ノック)
???)入れ
ガチャ…
シルエ)失礼します。
シルエ)支配人。先ほど連絡したマルトク隊の皆さんが到着しました。
???)…ほう。
???)ようこそ、アメンボへ。
ルック)私はアメンボ支配人、ルックだ。
全員)ビシッ(敬礼)
リビット)命を受け、まいりました。
リビット)マルトク隊、番号01リビットです。
ユサ)マルトク隊、番号02ユサです。
ナイロ)マルトク隊、番号06ナイロです。
レファリー)マルトク隊、番号07レファリーです。
ルック)ああ、名は聞いている。
ルック)ユサがお世話になっているな。
ルック)では、00についての話だ。
全員)はい。
ルック)まず、マルトク隊の皆さんを呼んだわけは、00の身体に明らかな異変があったからだ。
リビット)え、体が少し動くだけじゃないんですか?
ルック)それもそうなのだが、外部とともに内側、つまり心の部分で変化が見られた。
ルック)そもそも、君たちは私らアメンボも監視を行っていることを知っているかい?
ユサ)そうなんですか⁉
ルック)やはり知らなかったのか…。
ルック)いやいい。知らないなら知っといてくれ。
ユサ)は、はい。
ルック)で、話に戻る
ルック)さっきも言った通り心に変化が見られたんだ。
ルック)これまで機能停止していた「意思」が戻りつつあるんだ。
リビット)え…意思が?前、止まったはずなのに…
ルック)ああ、私も驚いた。意思は完全に消えていた。だが、何らかの理由でまた持ち始めた。
レファリー)意思、前まで無かったんですか?
ルック)ああ、00があの状態になり初めのころはあったものの、徐々に消えていき完全に消えた。
ルック)だが、なぜか今になって意思を持ち始めた。
ルック)それと共に植物人間状態だった00の身体の外部にも変化が見られた。
ルック)もしかしたらいずれ、00は動き出すかもしれない。
リビット)あ、暴れてしまう…ということですか…?
ルック)いや、そうはならないかもしれない。
リビット)どういうことですか?
ルック)それがだな、00に寄生している網目の方の意思ではなく、00自身の意思なんだ。
レファリー)そ、そうなんですか⁉
ルック)君もこの話を聞いたのかい。
レファリー)え、は、はい。
ルック)そうか…じゃあいい。
ルック)で、このまま00の意思だけが戻っていけば00に戻るかもしれない。
ルック)あの見た目は戻れないかもしれないが…
リビット)でも、戻って戦力になってくれるなら見た目は関係ありません!
ルック)ああ、そうだろうね…マルトク隊らしい意見だね
リビット)いつでも人手不足ですからね。
レ&ナ&ユ)…(僕/俺/自分がいるとこで言うんだ…まあ確かにそうだけど)
ユサ)し、辛辣ですねえ…
リビット)ふふふ、まあ、半分冗談だけどね。
レ&ナ&ユ)(半分本心なんだ…)
ルック)…と、いう感じだ。話は終わり。改めまして、マルトクの皆様本日はお越しいただきありがとうございました。
リビット)こちらこそありがとうございました。
ルック)マルトクの皆さん、心ばかりのお礼ですが、ここの見学をしていただくのはどうでしょうか
ルック)海洋やその生物に関する研究をしています。もしかしたら、未確認巨大生物の討伐の手助けになるかもしれません。
リビット)お誘いありがとうございます!喜んで見学させていただきます。
ルック)では、シルエ
シルエ)はい
ルック)マルトク隊の皆様を案内しろ
シルエ)分かりました。
シルエ)では、失礼しました。
ガチャン…