お兄ちゃんの最後の昔話
#1
お兄ちゃんの記憶
私のお兄ちゃんは、優しい。
私が寝れない時、よく昔話をしてくれた
優しくてムードメーカーでかっこよかったお兄ちゃんが、戦争に行きました。
お兄ちゃんは、奇跡的に戦争から帰って来た。でも、それは、お兄ちゃんじゃなかった。
戦争で重い精神疾患になり、2年前自殺した。
そんなお兄ちゃんが最後に話してくれた
自分の昔話。
王朝暦1906年 世界大戦4年目
「我らの祖国や命 尊厳までも奪おうとしている! 戦え! 我らのために!
戦え! 祖国のために!」
高々と行われるスピーチに新兵たちの士気は上がっていく
「諸君らは、我ら祖国の英雄となるだろう!」
英雄になって帰る 新兵は心躍らせた。
当然僕も期待に満ち溢れていた。
養成所の厳しい訓練も、英雄になった姿
を想像したらがんばれた。
でも、これから僕は戦争にいくのだ。
人を殺すのだ。殺されるかもなのだ。
それだけは、怖かった。
トラックの荷台に10人ほど詰められ
4時間ほど、街で出てどんどんと森に入って行った、森の中に入り鉄の香り段々強くが漂ってくる。
ついに来たのだ、戦場に、、、
私が寝れない時、よく昔話をしてくれた
優しくてムードメーカーでかっこよかったお兄ちゃんが、戦争に行きました。
お兄ちゃんは、奇跡的に戦争から帰って来た。でも、それは、お兄ちゃんじゃなかった。
戦争で重い精神疾患になり、2年前自殺した。
そんなお兄ちゃんが最後に話してくれた
自分の昔話。
王朝暦1906年 世界大戦4年目
「我らの祖国や命 尊厳までも奪おうとしている! 戦え! 我らのために!
戦え! 祖国のために!」
高々と行われるスピーチに新兵たちの士気は上がっていく
「諸君らは、我ら祖国の英雄となるだろう!」
英雄になって帰る 新兵は心躍らせた。
当然僕も期待に満ち溢れていた。
養成所の厳しい訓練も、英雄になった姿
を想像したらがんばれた。
でも、これから僕は戦争にいくのだ。
人を殺すのだ。殺されるかもなのだ。
それだけは、怖かった。
トラックの荷台に10人ほど詰められ
4時間ほど、街で出てどんどんと森に入って行った、森の中に入り鉄の香り段々強くが漂ってくる。
ついに来たのだ、戦場に、、、
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