「あ、ブライヤさんどうぞこちらに」
ここはフェリー近くの海辺のカフェ。
海辺なので他の場所の情報も聞けるし、なによりもここはこの街でも結構繁盛している1つだ。
「ありがとう。ブラスピ、」
ブラスピはきれいなスーツ姿で丁寧に進行している
まあ私たちはハンター、つまり殺しや、暗殺者ですしね
目立たず、存在感を無くす。
それが一番のパトロール（情報探索）の仕方だ
「さて、話（情報探索）でもしましょうか」
「ふふ、そうですね」
まずは誰の話に耳を傾けるかですよね
若い女性や男性のグループ、ゆっくりとコーヒーをおいしそうに飲むきれいな一人の女性
カップルや様々な人がカフェで楽しんでいる
人をちらちら見ているとある人が目に映った。
高身長で、黒いスーツに茶色っぽい帽子。
今回の依頼のターゲットだ。
立って会計をしようとしている。
「ねえブラスピ？私行きたい店があるんだけど…」
もちろん私が行きたい店なんか無い
「そうなんだ！じゃあ一緒に行こうね。」
これは途中で他の場所に移りたいというのは、重要人物を追いかけたいという意味になる。
「あれ？注文はなしなんですか？」
カフェのバイトの高校生ぐらいの子が聞く
「うん。ちょっと急用ができてね。あとさっき高身長の男の人が居たでしょ？
　どこに行ったか分かる？その人についてが急用なんだごめんね」
「えっと大通りの方に言って気になっていたから見ていたんですけど、
　あそこの小さな路地の方に歩いていました」
「情報ありがとう。じゃあまたね」
そう私たちは言って私たちはターゲットの行方を追った