act
「こっちこっち!」
コンを呼んだミライ。
「ん、どうしたの?ミライ」
ゆっくり歩きながら来たコン。
とても落ち着いた声色で、常に冷静さがうかがえる。
「コンは、さっき言った通りアクターズ上部で唯一のアナログ。だから、戦い方が一味違うんだ」
そう言うと、ミライは説明を始めた。
「まず改めて、”デジタルとアナログの違い”からね。今はほとんどデジタルばかりなのは、2人も知ってると思う」
「確か、今のデジタル人口の割合は9割超え、アナログはついに1割を切ったんですよね」
空が言った。
「そう。何で減ったか、知ってる?」
ミライが聞く。
「テレビでは、アナログよりもデジタルの方が発達しやすいからって聞きました」
「うん。でも、他にもっと理由がある。まず、テレビのそれも合ってる。本だと新しく書かない限り情報は古くなっていくけど、ネットは更新され続けてるでしょ?それと同じ。現に、コンのアクトは300年も受け継がれてきた。その間も変わってない。それだけじゃない」
さらにミライは続けた。
「デジタルの方が対策しにくい、されにくい。コンの家系みたいなアナログは、300年もの間一度も変化していない。となると、アクトの内容が敵に知れ渡っていてもおかしくない。というか知れ渡ってないとおかしいくらいなんだ。生物の進化みたいに、対策されにくいデジタルの方が自然に増えてきたんだ。アナログを継ぐ者は、そのアクトを対策され、[漢字]反逆者[/漢字][ふりがな]リベリオン[/ふりがな]によって殺された。だから、アナログは今少ないんだ」
そして、空は思った。
コンが四天王へ入り、かつ今まで生きてこられたのは、その強さにある。
そしてその強さは、アクトがデジタルではなくアナログにあるというところに由来する、と。
「ところで、コンのアクトはどんなものか知ってる?」
またも問いかけるミライに、空は素早く反応した。
「はい、存じ上げております。コンさんのアクトは”[漢字]霜刃[/漢字][ふりがな]そうじん[/ふりがな]”。空気を三日月形の薄く鋭い刃に変え、放つ。その威力は刃の大きさによって変えることができ、[漢字]反逆者[/漢字][ふりがな]リベリオン[/ふりがな]を拘束するまでの手順はとても円滑に進められることで有名です」
「その通り。俺や2人と違って、派手さや対策のしにくさはない。だから、アクトにどう対策されるかと考えながら行動する。コンは、対策についての思考と捕縛についての思考の同時進行ができる、超ハイスペック四天王ってわけ。だから今でも、四天王を続けられてるんだ」
そう説明し終えたミライは、ふとコンの方に向き直る。
「そういやさ、何か、雰囲気違くなかった?隊長室」
コンを呼んだミライ。
「ん、どうしたの?ミライ」
ゆっくり歩きながら来たコン。
とても落ち着いた声色で、常に冷静さがうかがえる。
「コンは、さっき言った通りアクターズ上部で唯一のアナログ。だから、戦い方が一味違うんだ」
そう言うと、ミライは説明を始めた。
「まず改めて、”デジタルとアナログの違い”からね。今はほとんどデジタルばかりなのは、2人も知ってると思う」
「確か、今のデジタル人口の割合は9割超え、アナログはついに1割を切ったんですよね」
空が言った。
「そう。何で減ったか、知ってる?」
ミライが聞く。
「テレビでは、アナログよりもデジタルの方が発達しやすいからって聞きました」
「うん。でも、他にもっと理由がある。まず、テレビのそれも合ってる。本だと新しく書かない限り情報は古くなっていくけど、ネットは更新され続けてるでしょ?それと同じ。現に、コンのアクトは300年も受け継がれてきた。その間も変わってない。それだけじゃない」
さらにミライは続けた。
「デジタルの方が対策しにくい、されにくい。コンの家系みたいなアナログは、300年もの間一度も変化していない。となると、アクトの内容が敵に知れ渡っていてもおかしくない。というか知れ渡ってないとおかしいくらいなんだ。生物の進化みたいに、対策されにくいデジタルの方が自然に増えてきたんだ。アナログを継ぐ者は、そのアクトを対策され、[漢字]反逆者[/漢字][ふりがな]リベリオン[/ふりがな]によって殺された。だから、アナログは今少ないんだ」
そして、空は思った。
コンが四天王へ入り、かつ今まで生きてこられたのは、その強さにある。
そしてその強さは、アクトがデジタルではなくアナログにあるというところに由来する、と。
「ところで、コンのアクトはどんなものか知ってる?」
またも問いかけるミライに、空は素早く反応した。
「はい、存じ上げております。コンさんのアクトは”[漢字]霜刃[/漢字][ふりがな]そうじん[/ふりがな]”。空気を三日月形の薄く鋭い刃に変え、放つ。その威力は刃の大きさによって変えることができ、[漢字]反逆者[/漢字][ふりがな]リベリオン[/ふりがな]を拘束するまでの手順はとても円滑に進められることで有名です」
「その通り。俺や2人と違って、派手さや対策のしにくさはない。だから、アクトにどう対策されるかと考えながら行動する。コンは、対策についての思考と捕縛についての思考の同時進行ができる、超ハイスペック四天王ってわけ。だから今でも、四天王を続けられてるんだ」
そう説明し終えたミライは、ふとコンの方に向き直る。
「そういやさ、何か、雰囲気違くなかった?隊長室」