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ヒロインは絶望しました。【及川徹ver】

#4

目覚め

[明朝体]

【第一話】

ピッピッピッピッ

どこからか聴こえてくる機械の音。

スーッスーッスーッ

誰かの寝息が聴こえる。

「んっ.........」

重いまぶたを開けるとそこは、病室だった。

「あれ、私...」

私はあれからどうなったんだろう。

確か、徹の代わりに飲酒運転のバイクに撥ねられて

それで意識を失って...

国見「んんっ……」

突然聴こえた声に、思わずドキッとしてしまった。

「...国見、?」

上半身を起こし、声がした膝下の方へと顔を向けると

そこには今、起きたらしい国見の姿があった。

国見「ん…、?」








国見「.........[小文字]ぇ?[/小文字]」

私の顔を見て驚く国見。

国見「え、は?」

「どうかした?」

国見「え、お、起きてっっ」

「?うん。それがどうかしたの?」

国見「あ、待って!ナースコール押すからッッ!」

そう言って国見は、何故かナースコールを押した。

[/明朝体]

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2024/08/08 12:03

雪月華りゆる@SS専用 ID:≫9820tLSVMWUTw
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