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軽い暴力的要素があります。苦手な方は読まないでください。

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気が強めな女の子、救われて溺愛される。

#14


「お待たせ!みんな、おはようっ!」
そう言って、笑いかけてみる。
するとみんなは案の定驚いたようで、少しだけぎこちなく
「おはよう」
っと言ってくれた。
「驚いた?でもこれが私の“素”だから諦めてね?素で接しろって言ったのみんなだから!今まで隠しててごめんね」
「い、いや…うん、こっちの○○ちゃんの方がいいよ!」
「ん、なんか壁がなくなった感じするわ」
「別に謝らなくていいよ、俺ら思いっきり怪しかったしな〜」
よ、良かったぁ…元に戻れとか言われても一回見せたらもう無理だし、
みんなに認められて。
さあさあ学校にレッツゴー!
[水平線]
「クラスメイトの皆さん、おはよう!」
「おはよう…」
「おはよー…?」
「[小文字]え、あれ朱雀…?別人みたいじゃん[/小文字]」
「[小文字]それな〜…[/小文字]」
クラスメイトも一応挨拶はしてくれてるけど、やっぱ戸惑うよねぇ〜。
「ちょっと!」
女子に何か呼び止められる。待ってなんかやっちゃったっけ?
「えーっと…何ですか?」
「何を当然のようにここに来てるのよ!ズルして目立とうとしたくせに」
後ろから数名の女子もそうだそうだ!と言っている。
ズル…?はて、なんかしたっけ?身に覚えがなさすぎる…。
「あの、私が何をしたと?」
「とぼけるんじゃないわよ!魔力の測定器を何か改造して、目立とうとしたんでしょ!九十九様達をも騙してこの悪女!」
あー、そういえば私魔力なんかやばかったんだっけ、だからズルだと言っているとなるほど。
「んー…ズルしてないんよなぁ‥あ、証拠ある?証拠」
「証拠!?あんたの馬鹿げた数値がその証拠じゃないの!」
「それが私の魔力なんだって。何?自分が勝てそうになくて悔しくて言いがかりつけてきたの?ださ〜」
ふふ、顔が真っ赤になってく。図星かなぁ?
「そ、そんなはずないじゃない!だったら証明してみなさいよ!自分に魔力があんなにあるっていう証明を!」
証明、かぁ‥
「おけ、何すればいい?」
「そうねぇ…じゃあ、この場で剣を作ってみなさい!」
「剣だって!?」
「俺らまだ習ってないし、創造するって超上級魔法だぞ!?」
魔法だし、なんか呪文とかあるのかなぁ?
「ねぇねぇ雪くん、呪文とかあるの?」
「あるにはあるよ。でもそうだなぁ…よし、頭の中で“クリエイト”って呟いて、作りたい剣をイメージして見て!」
「わかった、ありがとう!」
えーっと作りたい剣…自分の中の剣のイメージを膨らませる。
よし、“クリエイト”
その途端、頭に思い描いていた剣が突如現れた。
慌ててキャッチする。
「おっとっと。すごい、本当に出たぁ…!」

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作者メッセージ

いつもありがとうございます!下手ですけどどうか見守ってください…。

2024/08/05 10:05

じゃがまるくん ID:≫1phlDeHrU3I8w
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