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恋人ごっこ

#2

#2   ―――関係

そうこうしているうちに、中休みになった。
あ、そうだ、亮に呼ばれているんだった。
「亮、話って何?」 とっさに重い話なのかどうかと言うことが頭をよぎった。
「いや.....お前には悪いかもしれないんだけど......少しの間でいい。俺の恋人役をしてくれないか。」 は?どゆこと?要するに恋人ごっこってこと?
「事情を説明するとだな.....実は俺、親父が勝手に恋人を作ろうとしてるんだ...」
あーそゆこと。 たしかに亮は金持ちだから決められるのは当然だな。お気の毒
「でも俺は、それが嫌で.......。だからなってほしいんだけど......。」
は? 「別に良いけど。」   なにいってんの!あたし!亮のこと嫌いなんじゃ...
「ありがと。これからよろしくな。」
亮にしては珍しく言葉が少なく、無駄な言葉がなかった。
 
「ヒューヒュー!」  「良かったじゃん!しずちゃん!」
あのことが、どこからバレたのか他の奴らにめちゃくちゃ言われる。
「お前らやめてやれよ。」
え?亮ってこんなやつだっけ。こんなことを止めてくれるやつだっけ。
「あいつは、関係ないから聞きたかったら全部俺に聞いてくれ。」
亮が、その言葉を発した途端にまわりがシーンとした。
「雫、ちょっとこっちこい。」
気がついたときには、もうあたしはお姫様抱っこされていた。
「ち...ちょっとぉ........。」もうあたしはなんと反抗すればいいかわからなかった
「お前、なんか言った?」
うわ、あたし疑われてる。何も言ってないのに........。

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作者メッセージ

ああああああああああああああああああああああああああああああ!

2024/06/02 11:43

ゆどころ ID:≫6p6eoFlb8V49Q
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