水晶side

もう少しで、この組織を制圧できるのに！眼の前にいる能力持ちの敵達を見て、私は絶望した。ただでさえ厄介な能力持ちが、3人もいる。この状況、本当に勝てるのだろうか。
――水晶、頑張れっ！
突然、頭にお母さんの声が響く。そうだ、私はお母さん達を殺した、このクソみたいなやつらに復讐を――！
復讐の監獄者「……みんな、さっさとコイツら殺すよ。」
マフィア達「はい！/分かりました。/分かった。」
こういうとき、仲間がいて本当に良かったと感じる。さっきまで絶望に飲まれていた心が、元気になる。
復讐の監獄者「『水晶監獄』。」
紗耶香「っ！」
ｶﾁｯ(紗耶香が水晶の中に閉じ込められる)
復讐の監獄者「…まずは一匹。」
死亜「『flourbomb』。」
ボッカアアアアアアアン！！！
マフィア達「！？」
突然、辺りに咲いていた花が爆発した。あまりの衝撃に、私は近くの壁に叩きつけられ、床に落ちる。
死亜「バーカ、それからざっこ、ｗ」
復讐の監獄者「……っ！！」
雷ノ堕天使「『雷』！」
悠希「っおっと！」
虚構の道「『変幻自在』。」
悠希「そんなん効かないぜ！『嘘は真実』、敵は動いていない！」
雷ノ堕天使・虚構の道「(動けない…！)」
夜の天蓋花「『狐花』。」
紗耶香「『巫女の祈り』、ー40℃。」
ｼｭﾙ(ツルが枯れる)
時間の白い管理者「『トランプマジック』！」
ｼｭｯ
紗耶香「『巫女の祈り』、雨。」
ｻﾞｧｧｧｧ　ﾎﾟﾄｯ(雨が降ったおかげで、トランプが地面に落ちる)
夜の天使「『光』！」
ﾋｭﾝｯ(夜の天使が光の速さで紗耶香に近づく)
夜の天使「はあぁぁ！」
紗耶香「っ！」












































死亜[明朝体][太字]「うち、こんな形でラキとあいたなかったわ…。」
[/太字][/明朝体]