散った桜と咲いてる桜
#1
――ごめん、俺――わ。
え、ちょ、
ピピッピッピピッ
稜汰「ん、ふわぁ、」
今年の春大学生になった宮平稜汰は重い目を擦りながらリビングへと向かう。
稜汰「おはよう、雅」
そして、恋人に挨拶をする。
2人分の朝食とコーヒーを用意する。
いつも通りのルーティーンを何事もなく行う。
稜汰「そういえば、今日は俺たちが付き合って4年目だね。」
そう言った。だが、稜汰はどこか悲しい目をしていた。
稜汰「あと、雅の1周忌だね。」
稜汰は呟く。返事はない。
稜汰「今でも覚えてるよ。会ってからのこと」
稜汰は高校生時代を少し、振り返ることにした。
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え、ちょ、
ピピッピッピピッ
稜汰「ん、ふわぁ、」
今年の春大学生になった宮平稜汰は重い目を擦りながらリビングへと向かう。
稜汰「おはよう、雅」
そして、恋人に挨拶をする。
2人分の朝食とコーヒーを用意する。
いつも通りのルーティーンを何事もなく行う。
稜汰「そういえば、今日は俺たちが付き合って4年目だね。」
そう言った。だが、稜汰はどこか悲しい目をしていた。
稜汰「あと、雅の1周忌だね。」
稜汰は呟く。返事はない。
稜汰「今でも覚えてるよ。会ってからのこと」
稜汰は高校生時代を少し、振り返ることにした。
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