[明朝体]

中学時代の国見sids

７月。季節外れの転校生が来た。

先生「今日からこのクラスに入る雪月華だ！」

ゆづはな？聞いたことない名字だな。どんな漢字なんだろ。

『...雪月華●●です。よろしくお願いします』

見た目はいい意味でとても変わっていた。

水色の髪に緑色の瞳。そして、白色のまつ毛。

この時の国見から見た●●のイラスト⤵︎
https://picrew.me/ja/image_maker/2003689/complete?cd=cZRhT4fvfk

まさに美少女、とでも言えるような容姿をしていた。

[小文字]国見「すげーかわいい」

金田一「国見が言うなんて珍しいな。けど、まぁあんなに綺麗な容姿なら疑問はない」

影山「なんで見た目があんななんだ？」

金田一「どっかの国のハーフとかじゃね？」

国見「ありうる。(真顔)」

金田一「即答かよ」

影山「...？なぁ、はーふってなんだ？」

国見「そうだ。コイツ、馬鹿だった」

金田一「ハーフって言葉は知ってても、説明が難しいよな」


金田一と影山と話していたら、急に名前を呼ばれた。

先生「よ〜し。席は...国見の後ろが空いてるな！」

国見「...！」

先生「雪月華、あの眠そうな奴の後ろに座りなさい」

『はい』

天使と言っても過言ではない子が、俺の後ろの席へと向かって歩いてきた。

[小文字]国見(え、待てよ。コレ、俺の人生半分は勝ち組なんじゃね？)

ｶﾞﾀﾝと座る音がすると、後ろの席から雪月華の声が聞こえた。

『よろしくお願いします、国見さん』

国見「あぁ、うん...」

素っ気ない返事だったが、この時の俺は頭の中がテンパっていた。

[/明朝体]