翌日。俺は、制服に着替えて、朝食の準備をしていた。
もちろん、俺より作業の遅いラムからの文句も付属だが。
準備が終わり、朝食を食べていると、ロズワールかに言われる。「仕事が終わったら、大精霊様に教えて貰うといい。喜んで教えてくれると思ぅよー」「分かった。ありがとな」
ロズワールに礼を言い、ラムに言われた通り、レムに付いていき、庭の手入れをしていた。「意外と涼しいな、今日」
レムが当たり前だろ、と言いたげだ。「それはそうでしょう。
今は雪の月ですよ？暑いぐらいです」もとの世界の冬みたいなもんか。だとしたら暑いのでは？体感２５度ぐらいだ。
「だとしたら、暑すぎないか？もっと寒いはずだろ？」
レムが心なしか深刻な顔をしている。「最近は暑いんですよ。
ここ２週間ぐらいは特に。しかも、なんか生き物がいる感じもするし•••」生き物と言うのは、魔獣だろうか。食べられたくはない。注意せねば。「でも、結界があるので、危険な生き物は、入ってこられないですよ」その結界、無事だといいですね。　
庭の手入れを終えて、昼食を食べて、次は何をするのか聞くと、村で買い出しと言われた。レムとラムに付いていき、
ひたすら荷物持ち。重い。「火花、なんか無様よ。もっとシャキッとしなさい。「いや！？この量を見てもそんなこと言う！？」「反論する元気は出てきたみたいね」とんでもねぇ遠隔応援。だとしても、俺は、両肩に水の入った樽２個（一個体感５キロ）両手に米と小麦っぽいunknown 各５キロ。
やばくね？やっとの思いで屋敷に着いた。「はー。動けねぇ」
ラムがハッと鼻をならす「だったら、火花の口はなぜ動いているのかしら」マジレス。冷たいな。この姉様。レムが助け船をくれる。「今日の仕事は、これでを終わりです。夕食の準備の時に呼ぶので、それまで好きに過ごしてください」終わりとは。おもいっきり準備に呼ぶと言ってるのだが。まあいいや。
俺は、魔法の練習をしようと思い、尋ねる。「パックはどこ？」レムが答える。「たぶん庭ですね」俺は、レムに礼を言い、庭に向かう。そして、パックのもとに滑り込む。「魔法教えてください！！！」