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変人たちの学校生活

#2

入学式


「おおー、ここが、これから通う学校…。」

校門前で立ち尽くす人影が一つ。

入学式が始まる、およそ3時間前。

「早くきすぎたな。本でも読もう。」

その女子は、お飾りにしか見えないバックから、一冊の本を取り出す。

その本は、ホラー系である。

近くのベンチに座り、本を読み出す。

彼女の名は、鈴瑜 怜。

生粋の本好きである。

読み出すと止まらないため、あっという間に1時間がすぎた。

ちらほらと人が来るようになった時間だ。

彼女はようやく本を閉じ、歩き出す。

目的地は校舎内のホール。入学式の会場である。

「私の新たな居場所…。図書室、どれぐらい広いかなぁ。」

本のことしか考えていない。

ホール内には、椅子が150ないぐらいに詰め込まれていた。

前に来ていた人たちは、まばらに座っていたため、彼女は、後ろの方の席を選ぶ。

2時間後には、入学式が、始まる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、星風 乃月。

入学式に遅れないよう、2時間前にはきた。

きっと1番だと思っていたのに、校門を通ると、すぐそこのベンチに、人がいた。

しかも、本を読んでいる。

入学式なのにこんなまったりと本を読むなんて、あり得ない。

そう思った。

その人はこちらには気づいていないようだった。

話しかけられたくない乃月は、早足でホールに向かった。

ホールに着くと、きっちり1番前の列の中央に座った。

入学式は、きっちりと受けなくてはならない。

そんな考えを胸に、良い姿勢で入学式が始まるのを待つ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は夢雨。

絶賛、全力ダッシュ中である。

早起きしたは良いが、身支度に恐ろしく時間がかかってしまい、家を出たのは入学式が始まる20分前だった。

徒歩だと約20分かかるため、走っている。

「やばいやばい、入学式から遅刻はまずい。」

ようやくついた。

校門の近くに、もう人はいない。

みんな、早くきてるんだ。

流石に校舎内をダッシュはダメなので、早足で歩く。

ホールは、もうパンパンであり、空いている席を探して座った。

荒い息を整えながら、先生が続々と来るのをみる。

私はもう、中学生になったんだ。きちんとしなきゃ。

そう考えても、難しいだろうな。と思ってしまうのは、なぜだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今、入学式が始まる。

作者メッセージ

入学式始まらなかった!

2025/04/30 17:26

スズネコ ID:≫ 11/M0vCGTxLlY
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