二次創作
《参加型》─終末の世界で恋をした─
[小文字]side旋光 毀壊[/小文字]
名前の知らない少女の後ろにいたのは
何かの頭を抱えている半人半魚の生物,名前はたしか
深きもの,だった筈…
…そんな悠長な事を考えている場合じゃない
少女の肩を掴んで深きものが見えないように私の後ろに寄せる
このくらいなら…
腕に能力をかけて思い切り殴る
深きものの体は弾け飛び血と肉塊がこちらに飛び散る,それを軽く避け少女を見ると深きものを見てしまったのか,苦痛に怯えて絶望に歪んだ顔をしている
「とりあえずは」
この雰囲気を誤魔化すために口走る
「行きたい所ある?」
「これから旅するかもしれないから。」
少女は重い口を開いた
「じゃあ家に……っ!」
いやな記憶を思い出したのか嗚咽する。
「大丈夫,私も行くから」
そう言うと安心したのか,ほっとした表情で立ち上がる
「[小文字]うん,うん、大丈夫、大丈夫,[/小文字]よし!私の家に行きたいです!」
小声で喋った言葉は聞かないことにして
私達は歩き出した
離れた人影に気づかずに…
───side瓦屋 美咲
名前の知らない少女の後ろにいたのは
何かの頭を抱えている半人半魚の生物,名前はたしか
深きもの,だった筈…
…そんな悠長な事を考えている場合じゃない
少女の肩を掴んで深きものが見えないように私の後ろに寄せる
このくらいなら…
腕に能力をかけて思い切り殴る
深きものの体は弾け飛び血と肉塊がこちらに飛び散る,それを軽く避け少女を見ると深きものを見てしまったのか,苦痛に怯えて絶望に歪んだ顔をしている
「とりあえずは」
この雰囲気を誤魔化すために口走る
「行きたい所ある?」
「これから旅するかもしれないから。」
少女は重い口を開いた
「じゃあ家に……っ!」
いやな記憶を思い出したのか嗚咽する。
「大丈夫,私も行くから」
そう言うと安心したのか,ほっとした表情で立ち上がる
「[小文字]うん,うん、大丈夫、大丈夫,[/小文字]よし!私の家に行きたいです!」
小声で喋った言葉は聞かないことにして
私達は歩き出した
離れた人影に気づかずに…
───side瓦屋 美咲
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