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▷ この旋律は『全部上書きして』の続編となっております。先にそちらを読破してからこちらを閲覧することを推奨します。

『全部上書きして』
https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1597

▷ シリアス展開・鬱展開   ▷ 多少のグロテスク表現
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嘘つきたちの輪舞曲【Lier's world】

#46

ナツゾラノカケラ




夏。






セミが鳴いている。








捨て飯「..........暑い.......。」






家にいるのに、冷房効かせてるのに、全然普通に暑い。





夏です。めっちゃ夏です。今も昔も変わらず一番嫌いな季節です。







捨て飯「............外出たくない.......(((」






毎年夏になった時に私が一番嫌いになるのは、髪の首元に貼り付くあの感覚。





と言っても私はインドア思考なのであれなんですが、まぁうざったらしいったらありゃしない。







だから夏になった時だけは、髪を思い切りよく切って短くする。





定期的に揃えて肩辺りまで伸ばした髪をショートカットにまで切っている。








捨て飯「ガリガリ君食べようかなぁ........」






ちなみにグレープフルーツ味。





夏って柑橘系のアイス並ぶので、そこはとっても嬉しいんですけどね。








捨て飯「アァ.......オイシイ.......((」






というかこんなにも暑いのに、柊翔が自室から出ないのがすごく気になってしまう。





見ることが大好きだと言っていたドラマも、ほとんど見なくなってしまっている。






..........熱中症になってしまわないか心配だ。






というか、もう手遅れになってる事もある?







捨て飯「柊翔〜? 自室にこもって暑くないんですか〜?」






........。






捨て飯「..........柊翔?」






コンコンコン





...............。







捨て飯「.........開けますよ?」







扉を開けると、そこには。





[太字]そこには、『何か』がいた。[/太字]






私にとっては、全く知らない人。





顔も知らない、見たことすらない。






[太字]そんな人、人なのかも分からない『それ』は、そこに立っていた。[/太字]







[小文字]捨て飯「えっ」[/小文字]






思わず声を漏らす。





[太字]しかし瞬きをすると、すぐにそれは馴染み深い柊翔の姿にすり替わっている。[/太字]






[太字]私は、幻覚でも見たのだろうか。[/太字]







柊翔「あれ、兄さん........。どうしたの?」






捨て飯「え、あぁ........最近ずっと自室にいてばかりでしょう? そんな事してると熱中症になると思って心配で。様子を見に来たんです。」






柊翔「なーんだ、そんな事かぁ。でも大丈夫だよ兄さん、心配しないで!」





柊翔「ちゃんと水分取ってるから!」






捨て飯「それならまぁ........安心ですかね」






いや明確には安心じゃないんですけど。







捨て飯「.........お昼ご飯、いります?」






柊翔「あ、食べる!」






捨て飯「そう言うと思った。じゃあ今日は冷やし中華にしよう。」






柊翔「やったー!僕も手伝う!」






捨て飯「いいですよ、一緒に[漢字]錦糸卵[/漢字][ふりがな]きんしたまご[/ふりがな]作りましょっか!」






柊翔「うん!」







.............さっきまでの事はすべて見なかったことにして、忘れよう。





[太字][中央寄せ]第4小節『 声も身体も 』 演奏開始[/中央寄せ][/太字]

作者メッセージ

最近はタコピーといい魔法少女ノ魔女裁判といい、
令和に鬱コンテンツが広がってきてて嬉しい限り。

それに私の心が動いたかは知りませんが、
第4章の全体の流れを見直し、想定している内の細かなところを練り直してきました。
少なくとも最高にしてやるつもりでいます。

______だって私が筆を手に取り始めた要因がここにすべて詰まってるんだから。

2025/07/19 21:23

炙られまぐろ ID:≫ .1nZDZhPQ2z3g
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