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▷ この旋律は『全部上書きして』の続編となっております。先にそちらを読破してからこちらを閲覧することを推奨します。

『全部上書きして』
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▷ シリアス展開・鬱展開   ▷ 多少のグロテスク表現
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嘘つきたちの輪舞曲【Lier's world】

#35

隣の影






夕凪「........ぁ、え......?」







朝露「...........」











真っ暗闇な影の液と血溜まりが混じり、地獄のような湖を作り出している。





[太字]『影だったもの』が反逆したみたいに、自らの血で溺れていく。[/太字]









夕凪「.........ッッ、!」







朝露「........あ、おい......?」







怖くて、奥に続く道を無我夢中に走っていった。





後ろで何の動揺もしていない不気味な友達を置いて。











[水平線]











夕凪「........ッ、はぁ、はぁ、っ......!」







朝露「......おい、何急に走ってんだよ〜!」







夕凪「っえ、あ、........」







朝露「..........いや、分かるよ」





朝露「あんなヤバい光景見たら、誰だって逃げたくなるって」







朝露「........怖かったよな」











夕凪「........」





夕凪「......何だよ急に」









目の前の彼に包まれる。





ふと、思考する。













もし、あれが二人から溢れていった絶望だとするなら。





寄り添ってなきゃ、[太字]きっと死んでた。[/太字]









影から出ていったあれが、ドッペルゲンガー。





絶望と同じように、いつもどこかで俺たちを見てる。













朝露「........夕凪は、心当たりがあるんだよね?」







心当たり........











夕凪「........」





夕凪「........うん」









朝露「......じゃあ、鏡の次元、行きたいって思ってる?」







夕凪「........」









行けば、『自分』と向き合うことになるだろう。





[太字]_____二つの意味で。[/太字]











夕凪「[太字]YESと言ったら実際嘘になる。怖くないと言っても嘘になる。......生半可な覚悟だけはあるかな[/太字]」







夕凪「自分の信念が行こうって言ってるけど、いっそ殺されてみてもいいなんて思ってたりする。」





夕凪「[太字]自分の想いに殺されるのも悪くないかなってさぁ。[/太字]」









夕凪「ぐっちゃぐちゃな俺の正義だけはあるよ」







朝露「........夕凪って、そんな自分に命に対して無頓着だったっけ?」







夕凪「......特別死にたいわけでもねーよ、バーカ」









目が合わせられない。









右に目を逸らせば、グラフィティアートが目に映る。





俯いたら、ネオン管の看板に照らされた朝露の足元が映る。























[太字]______じゃあなんで、影がないんだ?







足元から此方側に、影が伸びない?[/太字]













朝露「.........そっか」











[太字]彼の影、そのものがこの場にない。







じゃあお前は誰なんだ?[/太字]

























朝露「[太字]その生半可な正義をぶち壊さねぇとな。[/太字]」







夕凪「っ、はぁ.......!」





夕凪「[太字]お前やっぱドッペルゲンガーじゃねぇか!![/太字]」









朝露じゃない。











ただそう気づくのすら遅かったようで。





不敵なおぞましい、首元まで裂けていきそうな笑みを浮かべた朝露は言った。





































譛晞愆「[太字]______連れて行ってやるよ。[/太字]」





譛晞愆「[太字]一周回って[漢字]天国[/漢字][ふりがな]じごく[/ふりがな]みたいな場所にな[/太字]」













目の前にいる彼は、もう俺の知らない隱ー縺�。







抵抗の術もない。





伸びた爪の両手が首元に食い込んで、俺は堕ちていった。

作者メッセージ

普段では、セリフの数はできる限り均等になるように書いているつもりです。
前回、私は敢えて『異常に朝露のセリフを少なく』させていました。

発言が少なかったのは、ドッペルゲンガーとして完全にカタチを形成しきれていなかったからです。

2025/06/10 19:47

炙られまぐろ ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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