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亀投稿です🐢

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愛情遮断症候群

#1

芙結×紬月

私、芙結の両親が事故死で亡くなり、私の1番近い存在である紬月くんの一人暮らしのお家で住ませてもらうことになった.


「芙結の両親って身勝手だったよね」


「うん」


両親私の存在はないかのように過ごされる毎日だった…

すごく残酷な日々だったけど、紬月くんのお家に越してきて安心な気持ちでしかない!!

だからすごくうきうきしていて、自分でもわかるもん。
なんか今の自分生き生きしてるなって。


「なーんか芙結上機嫌だね」


「へへっ、紬月くんのお家に越してきたからだよー」


「芙結が明るくなって良かった」


***


「ふーゆ」


「うえっ?!なに!」


「学校行くよ?何鏡見てんの」


「なんか、今日の私明るいなぁーって」


両親が生きていたころは朝ごはんなんか用意されてなくて、お母さんに髪を結ってもらったことなんてない。
でも、今日は紬月くんと朝ごはんを食べて、髪を巻いてみたりしたら紬月くんが「可愛い」って言ってくれて。

今までの生活とは真反対で。
だから、こんなに私が上機嫌なのかな…?


***


いつも通りお昼ご飯を自分の席で1人で食べようとしたら、


「羽澄さん!」


「へっ?、、ええっと…筑衣さん?」


「うん![漢字]筑衣綴[/漢字][ふりがな]つくいつづり[/ふりがな]っていうの!芙結ちゃんって呼んでもいいかなっ?」


「えっ、はい」


「んじゃ、私のことは綴ちゃんって呼んでね〜!一緒にお昼食べよ〜!」


「えっ、はい」


「タメ口でいいから〜!」


「なんで話しかけてくれた…の?」


「えぇ〜…?いつもの芙結ちゃんは暗くて話しかけにくかったけど、今日の芙結ちゃんはすごく明るくてね、話しかけるチャンスだ!みたいな感じで話しかけたぁ〜」


綴ちゃんはすごくフレンドリーで、ひまわりのような愛らしい笑顔の女の子。


「ありがとぅ…?」


「うちら、これから友達ね〜!」


「こんな私と…?!」


「うん!自分のこと非にしたらダメだよ〜!私も友達少ないし」


うぅ〜ん…綴ちゃん、友達が少なそうには見えないんだけどなぁ〜??

こんなに愛らしい笑顔してたら誰でも寄ってきそうだけど…?


「うぇっ、ついに綴にも友達かっ?!」


「私だって2.3人友達いるからっ!!」


「えぇ〜?そうだっけ?」


「もぉ〜!!実碧〜〜〜」


「綴ちゃん、落ち着こう!」


「あっ、ごめんね〜。この人はね私をからかうのが好きな[漢字]霧島実碧[/漢字][ふりがな]きりしまみあ[/ふりがな]」


耳にピアスをしていてチャラそうに見えるけど、ニヤリと上がっている口角は少年らしくてなんだか爽やかに見える。

作者メッセージ

最近、投稿すぐ消しちゃう病です…

なのでtoukaの作品は同じような作品多めです.笑

2024/12/07 09:35

touka ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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