二次創作
東方異闘録
[中央寄せ][太字]第7話「神ノ國からの使者」[/太字][/中央寄せ]
「勘がいいのね!」
女の人はそう言うと、霊夢に向かって殴りかかる。
「おっと!」
霊夢が少し余裕を持って避けると、女の人が笑った様子で標的を変える。右に249°回転すると、そこには魔理沙が立っていた。
すると、女の人は自身の翼をバサッと動かし、魔理沙に向かって飛んでくる。
(また同じ攻撃…!だとすれば…)
魔理沙が1歩後ろに下がり戦闘態勢に入ろうとする
その時だった。女の人は予想外の行動に出た。
空中でひらりと一回転し、滞空時間・飛行距離を延ばした。
「ッ!」
(ま、マズイ…、どうしよう…)
魔理沙が色々なことを考えている内に、女の人は空中で減速し、地面に足を付け、ため息をついた。
「はぁーあ…。これくらい避けて欲しかったのにな」
こう告げると、女の人は先ほどよりも大きい翼を広げ、颯爽に上空に去る。
あそこにいた全員が混乱状況に陥っている。
[太字][中央寄せ]第8話「神ノ國・神国」[/中央寄せ][/太字]
'ここは神々の住まう國、又の名を《神国》
あの戦いを境に法が厳しくなっている'
「ただいまー」
先ほどまで霊夢と魔理沙と戦っていた神だ。
そして、この神の目の先には《"最高神「フィヲ」"》がいた
「お!おかえり。どうだった?」
「いやー、片方の赤いほうは良かったんだけど、黄色のほうはまだちょっとなぁ…」
何について話しているのかはあまり分からないが、
良い話…、という訳ではなさそうだ。
「久しぶりだね、えっと…10年ぶり?」
「うん」
ここで少しの間、無言が続く。
すると、覚悟が決まったのか。少女が口を開く。
「アイツに…、会った」
フィヲは驚いた様子で
「大丈夫だったの!?」
「まぁ、何とか」
それほどマズイことなのだろうか。
分からないが、取りあえず今は《かなりマズイこと》として捉えておこう。
「そうだ!遂に"アレ"ができそうだよ!」
[太字][中央寄せ]第9話「人里の様子」[/中央寄せ][/太字]
舞台は再び人里へ…。
「あ、そうだ!あの男の人は?」
霊夢が周りを見回す。
「あれ!?」
先ほどまでは霊夢・魔理沙・ロイ・野次馬・被害者・被害者の妻が居たのだが、
気付けば霊夢・魔理沙・ロイのみになっていた。
「どういうことだ…?」
だが、ロイはただ空を見るだけで、周りの声など聞いていないようだ。
「ん?」
魔理沙が何かを見つけた。
「これは…、血?」
少量の血が地面に1ヶ所だけ垂れていた。
何故か家の屋根に…。
「他の人たちは…殺された?」
「で、でも‥、あの1瞬よ?」
もし、殺されているなら1瞬で40人ほどは人間の成せる業ではない。
「これは…異変…よね…」
こちらに向かって歩く音が聞こえる
「どうしたんですか?」
「あ、《さとり》!」
さとりが目を閉じる。
「なるほど、そういうことですか…」
能力だろうか…、恐らく心の中を読んだのだろう。
「それで、これからどうしますか?」
「レミリアにこの状況を教えないと…」
「勘がいいのね!」
女の人はそう言うと、霊夢に向かって殴りかかる。
「おっと!」
霊夢が少し余裕を持って避けると、女の人が笑った様子で標的を変える。右に249°回転すると、そこには魔理沙が立っていた。
すると、女の人は自身の翼をバサッと動かし、魔理沙に向かって飛んでくる。
(また同じ攻撃…!だとすれば…)
魔理沙が1歩後ろに下がり戦闘態勢に入ろうとする
その時だった。女の人は予想外の行動に出た。
空中でひらりと一回転し、滞空時間・飛行距離を延ばした。
「ッ!」
(ま、マズイ…、どうしよう…)
魔理沙が色々なことを考えている内に、女の人は空中で減速し、地面に足を付け、ため息をついた。
「はぁーあ…。これくらい避けて欲しかったのにな」
こう告げると、女の人は先ほどよりも大きい翼を広げ、颯爽に上空に去る。
あそこにいた全員が混乱状況に陥っている。
[太字][中央寄せ]第8話「神ノ國・神国」[/中央寄せ][/太字]
'ここは神々の住まう國、又の名を《神国》
あの戦いを境に法が厳しくなっている'
「ただいまー」
先ほどまで霊夢と魔理沙と戦っていた神だ。
そして、この神の目の先には《"最高神「フィヲ」"》がいた
「お!おかえり。どうだった?」
「いやー、片方の赤いほうは良かったんだけど、黄色のほうはまだちょっとなぁ…」
何について話しているのかはあまり分からないが、
良い話…、という訳ではなさそうだ。
「久しぶりだね、えっと…10年ぶり?」
「うん」
ここで少しの間、無言が続く。
すると、覚悟が決まったのか。少女が口を開く。
「アイツに…、会った」
フィヲは驚いた様子で
「大丈夫だったの!?」
「まぁ、何とか」
それほどマズイことなのだろうか。
分からないが、取りあえず今は《かなりマズイこと》として捉えておこう。
「そうだ!遂に"アレ"ができそうだよ!」
[太字][中央寄せ]第9話「人里の様子」[/中央寄せ][/太字]
舞台は再び人里へ…。
「あ、そうだ!あの男の人は?」
霊夢が周りを見回す。
「あれ!?」
先ほどまでは霊夢・魔理沙・ロイ・野次馬・被害者・被害者の妻が居たのだが、
気付けば霊夢・魔理沙・ロイのみになっていた。
「どういうことだ…?」
だが、ロイはただ空を見るだけで、周りの声など聞いていないようだ。
「ん?」
魔理沙が何かを見つけた。
「これは…、血?」
少量の血が地面に1ヶ所だけ垂れていた。
何故か家の屋根に…。
「他の人たちは…殺された?」
「で、でも‥、あの1瞬よ?」
もし、殺されているなら1瞬で40人ほどは人間の成せる業ではない。
「これは…異変…よね…」
こちらに向かって歩く音が聞こえる
「どうしたんですか?」
「あ、《さとり》!」
さとりが目を閉じる。
「なるほど、そういうことですか…」
能力だろうか…、恐らく心の中を読んだのだろう。
「それで、これからどうしますか?」
「レミリアにこの状況を教えないと…」