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東方異闘録

#22


[太字][斜体][下線][明朝体]第64話「神、降臨」[/明朝体][/下線][/斜体][/太字]

《 霊夢 》

いよいよ決戦、これが終われば..全てが終わる....!

ロイは封岩で力が制限されていて、こちらは万全な状態...。

完全に流れが来ている。だから!!今、ここでロイに勝つ!!

でも、唯一の不安要素はあのロボットだ。

まだ特に行動を起こしていないが...力は未知数。そしてロイの味方...。

でも、例のロボットから放たれる気配からして私と同等の強さらしい。

《 魔理沙 》

ロイがさっきまでの姿なら、空で私が囮になれば簡単に勝てたのに...

龍の姿だと上手く行かない気がする。なにせ、翼があるのだから。

でも、これがロイの能力による "幻" ならば、それは違う。

だけど、それに命を賭けるほど私は馬鹿じゃない。

検証する機会があれば確認してみよう。

《 ソラ 》

何だあの姿は...何年もフィヲ様とロイを追いかけて来たのに

知らない姿だ。やはり能力か?でも...。

いや、今はそんな事を気にする場面じゃない。

ロイに対した勝利は手の届く範囲にある!!

《 ロイ 》

霊夢たちを適当に促しながら《 CP.S 》を逃がすのが最重要作戦だ。

恐らくそろそろアイツが来るから、さっさとしないと...。

う~ん、《 CP.S 》は状態異常無効だからさっきの精霊の

毒を投げても問題はないか...。って、早くね?!アイツ...。

《 ?? 》

確かにロイは強いし、その気になれば今すぐにでも

ここ、 牙界 を血の海にできる。

だけど、それをしないのは...闘いを楽しみたいから。

要するに、ただの "戦闘狂" だ。本当に、何でこうなったんだか...。

ちなみに僕は関与していない.....と思う。

ま、誰か死にそうになったら助けに行くか...。

[斜体]「ア゛、ガ...ガハッ....グハッ......」[/斜体]

嫌な記憶が脳裏に過る、忌々しいクソみたいな記憶が...

もう、誰も死なせない。なら、今ここでロイを..?

いや、そしたらロイが....、じゃあ、巫女たちを...?..駄目だ。

でも、どちらかを選択しなければならない...。

今さら仲裁に入る訳にもいけないし...。まずは、戦況を把握しよう...

ん?誰か来た...初めて見るな。

《 フィヲ 》

[斜体]「おーい、遅くなってすまんなー!」[/斜体]

馬鹿でかい箱を引き摺りながら兎に角走る。

箱の中身は憎らしいロイを楽に倒すための超古代兵器。

それと...アレは《 CP.S 》。昔、神国で捕えられていたロボット。

結局、あれの素材ってなんなんだ?正直に言うと結構気になる...。

[太字][斜体][下線][明朝体]第65話「超古代兵器の君臨」[/明朝体][/下線][/斜体][/太字]

《 CP.S 》

? あの人は、最高神フィヲ。26000年前に我を造った者....

造った後すぐに捨てられ、腹立ったから暴れたら取り押さえられた...

完全な被害者は我、なのに我は牢に入れられ、2000年放置された。

何故か24000年前に脱出できたのに救ってくれた顔を忘れてしまった。

....我にはフィヲに対して恨みがある。

我の命に代えて、フィヲを地獄に送ってやる...!

《 フィヲ 》

色々いるが、まずはアレか...

[太字][斜体][大文字][中央寄せ][明朝体]超古代兵器〔 レベィーヅ 〕[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/斜体][/太字]

僕の人生の大半を賭けて創った対ロイ用の兵器。

これはソラ君と合同製作した兵器なので勿論、「能力」がある。

何故かって?それは...ソラ君の能力、

[太字][斜体][中央寄せ][明朝体][漢字]性能変更[/漢字][ふりがな]スキルチェンジ[/ふりがな][/明朝体][/中央寄せ][/斜体][/太字]

これは無機物に能力を付与するか、元々ある能力を変えることが可能な

能力で少しメタい話をすると視聴者目線良く分からなかったであろう

例の化物みたいな石(確か50話辺り)は

[太字][中央寄せ]〔 一面でも地面に付いていなければ質量を極端に大きくする 〕[/中央寄せ][/太字]

と、変更しただけである。

あ、そうだそうだ。今はレベィーヅだった。

レベィーヅの能力はシンプルで、

[太字][中央寄せ]〔 ロイにだけ攻撃可能でスピードを代償に攻撃面を強化する 〕[/中央寄せ][/太字]

となっている。それにしても、この回は僕のセリフが長いな。

まぁそんなメタいこと言ってる暇なんて無いんですけどね。

《 ロイ 》

アイツが来たってことは、あのレベィーヅが完成したってことか....

あの兵器は触れただけでも致命傷になりかねない...

今まで以上に警戒を心掛けよう。そして...あの人の笑顔を見るんだ...

《 霊夢 》

知らない男の子が知らない武器持ってやって来たんだけど、ドユコト?

でも、見た感じ味方っぽいから結果論...。

《 ロイ 》

アレを出されるとかなりまずい....。

今破壊するしか...でも、あれに当たったら致命傷になるらしいから

直接攻撃は無理だな、悪いけど《 CP.S 》に手伝って貰おう...。

[斜体]「悪い、CP.S 。あの兵器をぶち壊せ!命令だ!」[/斜体]

直接の命令は初めてか、命令って苦手なんだよなぁ...。

《 CP.S 》

魔王様から初めての命令...!勿論、遂行させて頂きます!!

[斜体]「はっ!承知いたしました!!

必ず魔王様のご期待に応えられるよう、尽力いたします!」[/斜体]

あの兵器で最も殺傷力がありそうなのは先端部分。

あそこを折ればこちらが有利となれる!!能力を使うんだ!!

[太字][中央寄せ][明朝体]能力「光線」[/明朝体][/中央寄せ][/太字]

自分の能力は名前の通り。光を目の前50m以内にまで放ち、

当たれば破壊可能。

当たらなくても高熱を残して消えるから炎症まで狙える。

だが....

《 ソラ 》

これは....光?目の前に飛んできたから反射的に能力を使ってしまった

取りあえず空中に生成出来なくなったけど、

問題が発生した。周りの空気にも効果が起きてしまったから

何も見えない。至近距離でもぶつかるまで分からないのだ。

《 悠凪 》

何も見えない?!!敵の能力?( 勘違い )....

[太字][斜体][下線][明朝体]第66話「四天王・集結」[/明朝体][/下線][/斜体][/太字]

《 レミリア 》

暗いのは好きだけど、流石に何も見えないのは厳しい...。

今、グングニルを持って暴れたら敵味方判断できないから両倒れか。

《 ソラ 》 

間違えたからちゃんと能力は解除しておこう...。

って、急に明るくなった!目に悪いって....

《 フィヲ 》

明るくなった、ひとまずはレベィーヅの安全確認...っと、

あらら、塗装が一部剥がれてる。

ま、塗装は特に気にしてなかったから問題なし!!

遂にこれを使える時が来た!!

[斜体]「おいロイ!!今ここでお前を殺す!!」[/斜体]

《 ロイ 》

流石にまずいか...《 フィヲ 》と俺の一騎討ちなら勝算はあるんだがな。

都合良く俺の味方してくれるやつなんて...って、いるじゃん!!

四天王が!!

本気の殺し合いだから、本当は呼び出しなんてしたくないんだけどな。

今回は《 フィヲ 》以外の足止めをして貰おう。ということで、

[太字][斜体][大文字][中央寄せ][明朝体]魔王権限〔 召集 〕[/明朝体][/中央寄せ][/大文字][/斜体][/太字]

《 祭 》

あ、あれ?私はさっきまで買い出しをしていた..はず.....。

って、魔王様か。納得...ん?魔王様が四天王に召集を掛けた?

つまり、かなり戦況が悪いってこと?!!

あんなチート級な能力を持った魔王様が!?

取りあえず加勢しよ♪

《 ??? 》

んー、うん。大体分かった。今の戦況について。

厄介なのはあの兵器か...流石に壊したらマズいか...怒られそうだし。

実際あれは有っても無くても大して問題はないのだが....ま、いっか

《 霊夢 》

あ、あれ?急に目の前に敵っぽいのが2体湧いた。

一旦、敵について確認してよう。
[水平線]

1体目・ロイ。うん、言わずもがな。

2体目・あのロボット。能力は分からないけど、私と同等の実力。

3体目・鎌持ってる子。自分の身長の倍近くの鎌を片手で持ってる。

4体目・女剣士。....少し大きいのが腹立つ...!!
[水平線]

って、あれ?4体だけ?もしかして余裕?こっちは7人よ?

4vs7なら負ける未来が見えないわ( フラグ )

じゃあ、改めて...戦いが始まるのね!!

[太字][中央寄せ][大文字][明朝体]Vs元最高神 兼 魔王《 ロイ 》[/明朝体][/大文字][/中央寄せ][/太字]

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作者メッセージ

Good evening, this is レイ.

今回で66話は終わりです!!いやー、長かった...。

あとついでに第2章も終盤に近づいております。

まぁ、2章は短いからその内気付いたら終わってると思う。

~次回予告~
第67話「レベィーヅの強さ」
第68話「四天王」
第69話「敗北!?」

ということで今回はこれで終わり。次回もお楽しみに!!

2024/08/13 00:13

レイ ID:≫ttRglK3eGlCrw
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